
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ラスト・パニッシャー」と言う、クライムサスペンス映画。
日本では2020年に劇場公開されたカナダ&米国の合作映画です。
イントロダクション:公式サイトより
■ニコラス・ケイジが挑む処刑人!
本作の主演を務めるのは言わずと知れたハリウッドのトップスター、ニコラス・ケイジ!『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立すると同時に、『ナショナル・トレジャー』『ゴーストライダー』シリーズなど、数々のアクション大作にも出演し、日本での人気も非常に高い彼が今回挑むのは私怨をその手で晴らすべく、裏切り者たちを成敗する処刑人。体を張ったアクションと悲哀を帯びたいぶし銀の熱演を披露し、堂々たる存在感を示している!
■気鋭の若手監督が手掛ける壮絶な復讐劇!
監督を手掛けたショーン・クーは、2010年の『ビューティフル・ボーイ』にて息子が銃乱射事件の加害者となった夫婦の苦しみと再生を描き、イタリアのジッフォーニ映画祭で作品賞を受賞するなど高い評価を得た。本作では9年ぶりの劇場映画の監督を務めており、失われた時間を取り戻す父と息子の物語として、そして苦悩しながらも裏切り者たちを制裁していく男の物語として、普遍的な復讐アクションのジャンルに見事な深みを加えて結実させた。
ストーリー:公式サイトより
目には目を 裏切り者には死の制裁を
かつて、ボスの身代わりとなって殺人の罪で服役し、19年ぶりに釈放されたフランク(ニコラス・ケイジ)。彼はひとり息子のジョーイと、これまで過ごせなかった家族の時間を埋め合わせるべく穏やかで幸せな日々を過ごす。だが、彼は致死性の不眠症を患っており、余命僅かと診断されていた。彼は銃器を手に取り己に誓う。この命が尽きるまでに、服役中に大切な人の命を奪った裏切り者たちをこの手で制裁すると…。そして血で血を洗う壮絶な復讐劇が幕を開ける。
ストーリー補足&私見:
ギャングのボスが裏切り者への制裁を加え、逆上して撲殺してしまいました。
子分のフランクは、ボスから6年程度の服役で済むからと言われ、ボスの罪を被って身代わりに服役しました。
しかし、フランクの刑期は19年で、その間に妻は亡くなっていました。
釈放されたフランク(ニコラス・ケイジ)を迎えに来た一人息子のジョーイ(ノア・ル・グロ)と共にフランクは、ボスの身代わりになった事で得た大金で、高級ホテルに泊まり、シボレーコルベットC8コンバーチブルを衝動買いし、高級スーツを誂えます。
フランクは19年の間の面倒を見る事が出来なかったジョーイに対するせめてもの償いとして、贅沢する事で埋め合わせしようとしていました。
ジョーイは母親の口癖“今日こそ、再出発の日”と唱えて生き方を改めれば、人生やり直せるとフランクに言います。
フランクの刑期が19年に減刑されたのは、彼が致死性不眠症という不治の病を患っていて余命僅かと診断されたからでした。
フランクが実は既に亡くなっているジョーイの幻視を見るのは、致死性不眠症の所為でした。
フランクが妻の墓参りに行くと、その隣にはジョーイの墓があり、彼は一人息子が死んだ事を認識します。
フランクはジョーイを殺したギャングのボスや手下である昔の仲間達に復讐する事を決意しますが…。
クライマックスで、フランクは影のボスだったクエンティン(ベンジャミン・ブラット)にジョーイの仇を討とうとしましたが、ジョーイには殺害される理由があった事を知ります。
クエンティンには結婚を控えた娘がいた事もフランクの仕返しを思い止まらせ、“今日こそ、再出発の日”と言ってクエンティンを許します。
しかし、駆け付けた警官達に取り囲まれたフランクは妻と息子の写った写真をポケットから取り出そうとして射殺されてしまいました。
映画タイトルの「ラスト・パニッシャー」とは?「最後の断罪者」と言う意味ですかね!?
自分も罪人で、自分自身の命を持って断罪してしまうと言うラストシーンだと思います。
私が観たニコラス・ケイジの映画の中では、1番好きかも知れない程の良い作品です。
Posted at 2022/03/29 09:59:36 | |
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