
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ManHuntマンハント」と言う、作家の西村寿行の小説「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉れ」を原作にした中国、香港、日本の合作映画。
1976年に高倉健が主演した日本映画「君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ」のリメイク版で、日本では2018年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
伝説のサスペンス・アクションの名作が、アジアを代表するスタッフ・キャストにより、スケールアップして再映画化! いよいよ日本逆輸入!
無実の罪を着せられた弁護士と、彼を執拗に追う孤高の刑事。運命を激しく交錯させる男たちの事件の裏に見え隠れする真実とは? すべての鍵を握るのは、謎の美女――。
2018年2月、『男たちの挽歌』『M:I-2』で世界にその名を轟かせたアクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督がスクリーンに帰ってくる!
原作は1974年に刊行された、西村寿行原作のサスペンス小説「君よ憤怒の河を渉れ」(徳間書店)。76年に公開された高倉健主演による映画版は、中国では79年に『追捕』のタイトルで、文化大革命後初の外国映画として公開。観客動員8億人を超えるメガヒットを記録するまでの社会現象となり、今もなお、多くの人々の心に強く刻まれている。
そんな“伝説の映画”のファンであり、高倉健のファンでもあるウー監督が、念願のリメイクに果敢に挑んだ本作。タランティーノ監督作や『マトリックス』などに多大な影響を与えた『男たちの挽歌』に代表される二丁拳銃による銃撃戦を始め、『レッドクリフ』にも登場した白い鳩、スローモーションを多用した斬新なカット割りなど、自身のアクション・スタイルをマッチさせるべく、オリジナルを大胆アレンジ。世界の映画ファンを熱狂させてきた彼のアクション流儀の原点回帰であると同時に、さらなる進化を遂げるハイブリッド・アクションを目の当たりにするだろう。
まさに全世界注目のリメイク・プロジェクトだけに、中・日を代表する国民的スターによるW主演が実現!逃亡者となる弁護士ドゥ・チウには『戦場のレクイエム』『孫文の義士団』のチャン・ハンユー。彼を追跡する矢村刑事には、TVドラマでのアジアにおける圧倒的人気に加え、『そして父になる』『三度目の殺人』など、その確かな演技力で欧米での評価も高い福山雅治。ウー監督の『狼/男たちの挽歌・最終章』を超えるドラマティックな男対決に火花を散らす2人に華を添えるのは、謎のヒロイン・真由美に大抜擢された歌姫チー・ウェイのほか、『第7鉱区』『デュエリスト』のハ・ジウォンなどの中国・韓国の女優陣。さらに、『ハードボイルド/新・男たちの挽歌』以来、25年ぶりのウー作品出演となる國村隼をはじめ、竹中直人、倉田保昭、斎藤工、桜庭ななみ、池内博之、TAO、田中圭といった、日本が誇る実力派俳優が顔を揃えているのも見逃せない。
一方、中国・香港映画界が誇る一流スタッフ陣に加えて、撮影監督に『るろうに剣心』シリーズの石坂拓郎、美術監督に『ヘイトフル・エイト』の種田陽平、音楽に『レッドクリフ』の岩代太郎、アクション振付に『GANTZ』の國村健介、衣装デザインに『キル・ビル』の小川久美子といった、国内外で活躍する日本人スタッフも参加し、独特かつ大胆なまでの世界観を作り上げている。
そして、オリジナルをリスペクトし、オリジナルを超えるスケール感を出すため、ウー監督の切望により、前代未聞ともいえるオール日本ロケを敢行。大阪の市街地を中心に、のべ3ヶ月以上に及ぶ撮影によって、堂島川を疾走するジェットスキー・チェイスや、上本町駅内で展開される逃亡劇など、日本映画では不可能ともいえる、観る者のド肝を抜く数々のダイナミックなシーンが実現した。
ジョン・ウー監督の新たな観点とアジア映画界が誇るドリームチームにより、日本が生んだ伝説の名作が40年の時を経て、さらなる進化を遂げた『マンハント』。全世界待望の衝撃と圧巻のサスペンス・アクション超大作が、いよいよ日本に逆輸入される!
ストーリー:公式サイトより
真実を、狩れ。運命を、撃て。
酒井社長(國村隼)率いる天神製薬の顧問弁護士であるドゥ・チウ(チャン・ハンユー)がパーティの翌朝、ベッドで目を覚ますと、社長秘書・希子の死体が横たわっていた。現場には自身の指紋が付いたナイフが置かれるなど、突如として殺人事件の被疑者となった彼は、何者かにハメられたことに気づき、その場から逃走。そんなドゥ・チウを大阪府警の敏腕刑事・矢村(福山雅治)は、新人の部下・里香とともに独自の捜査で追っていく。
カギとなるのは、天神製薬研究員だった婚約者を3年前に失った謎の美女・真由美(チー・ウェイ)。次々と警察の包囲網を潜り抜けていく被疑者に近づくほどに、この事件に違和感を覚え始め、次第に見解を変えていく矢村だったが、ついに真由美の実家である牧場にいるドゥ・チウを捕らえることに成功。だが、手錠をかけた彼とともに、女殺し屋・レイン(ハ・ジウォン)たちからの襲撃に立ち向かった矢村は、彼の無実を確信する。何者かによって捜査が妨害されるなか、身分や国籍を超えた“強く熱い絆”が芽生えた2人はともに手を組み、事件の真相に立ち向かうことを決意する。だが、そこには恐ろしくも、巨大な陰謀が待ち受けていた――。
私見:
ジョン・ウー監督作品ですから、外れ作品ではないだろうと思い観ましたが、外れどころか面白かったですよ。
オール日本ロケらしいのですが、海外の映画監督が撮ると日本の映画監督とは構図が違うのか、日本の風景の良さが引き立っていました。
唯、気になったのは、多国籍な出演者の為か?アフレコが多く、俳優本人がアフレコしていても映像と台詞が合っていないシーンが散見されました。
日本映画「君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ」をリスペクトしたリメイク版と言う触れ込みですが、時代の変遷を反映して物語や登場人物の設定が多少変更されています。
日本の俳優さん、女優さんが大勢出演されていますので、邦画を観ている様な気がしてしまうかも!?
個人的に、この映画を観て嬉しかったのは“和製ドラゴン”のアクション俳優“倉田保昭さん”を見られた事。
もう齢は後期高齢者の倉田さんだと思いますが、鍛錬されている事が判る身体で(アクションを含む)演技を披露していました。
いつ迄も元気なカッコ好い姿をスクリーンで見せて(魅せて)欲しい俳優さんです。
Posted at 2022/03/25 10:03:10 | |
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