
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「喝 風太郎!!」と言う、
漫画家の本宮ひろ志の同名漫画を原作にして実写化された映画。
2019年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
本宮ひろ志のコミックを市原隼人主演で映画化。山寺での修行を終え、街に現れた僧・風太郎は、常識外れだが自由な振る舞いで、出会った人々の心を開放してゆく。そんな中、風太郎はホームレスのために炊き出しのボランティアを行う女性・麻季と出会うが……。共演は『仮面ライダーアマゾンズ』の藤田富、「HiGH&LOW THE MOVIE 」の工藤綾乃。監督は、短編「ひとまずすすめ」が第8回田辺・弁慶映画祭でグランプリなど4冠に輝いた新鋭・柴田啓佑。
ストーリー:関連サイトより
山奥の寺で長年の修行を終えた僧・風太郎(市原隼人)は、みすぼらしい袈裟に身を包み、町へやってくる。大酒飲みで女好き、自由気ままで常識外れな風太郎は、そこで様々な人々と出会う。カモを見つけては、幸運のお守りを売りつける詐欺まがいの行為を働く健司(藤田富)は、風太郎に取り入って金儲けしようとする。家庭でも会社でも虐げられ、居場所を失くした社畜サラリーマンの末吉(近藤芳正)は、家族と上司に復讐するため、風太郎に将来の密かな計画を聞いてもらう。ネット依存症の自称インフルエンサー、詩織(工藤綾乃)は、風太郎の周りで起こる揉め事を撮影し、再生回数を稼いで自分の存在価値を高めようとする。初めはそれぞれの事情から風太郎を利用しようとする3人だが、思いのままに生きる彼と過ごすうち、心が解きほぐされていく。そんな中、風太郎たちは、ホームレスのために炊き出しのボランティア活動を行う美しい女性・麻季(鶴田真由)と出会う。だが、麻季には裏の顔があり、風太郎たちは思わぬ事態に巻き込まれていく……。
ストーリー補足&私見:
赤ん坊の時に山寺へ捨てられた風太郎(市原隼人)は、30年の歳月を山寺で過ごし僧侶になりました。
しかし、悟りを開くには至らずに、高僧から修行の一環で市井へ行って生活してみる事を勧められます。
風太郎は浮世離れした行動で、関わった人々に良くも悪くも影響を与えます。
風太郎に関わる霊感商法紛いの商売人の健司(藤田富)、うだつの上がらないサラリーマンの末吉(近藤芳正)、自称インフルエンサーの詩織(工藤綾乃)等の人々の群像劇です。
彼らは囚われていた過去もしくは現在の状況から解放され、新たな人生に向かって歩き出します。
本編の冒頭に
「生とは:生まれる者はかならず死ぬ也 釈迦も達磨も猫も杓子も 極楽も地獄も世の中にあり
世法とは:食って寝て起きる自然の中也
仏法とは:道徳の道具にあらず 人すべて生まれついて仏也 さすればそれを信じ一切悩むことあらず 色即是空」
と説明されていました。
如何にも、僧侶が主人公の映画です。
Posted at 2022/11/17 09:57:07 | |
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