
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「瞬 またたき」と言う、河原れんの同名小説を原作にした邦画。
2010年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
「花のあと」の北川景子、「アマルフィ 女神の報酬」の大塚寧々、「重力ピエロ」の岡田将生共演のラブストーリー。恋人と共に交通事故に遭い、1人だけ生き残った女性が、苦しみながらも失った事故の記憶を取り戻そうとする姿を描く。原作は「余命」の脚本を手掛けた河原れんの同名小説。監督は「解夏」の磯村一路。
ストーリー:関連サイトより
花屋で働く泉美(北川景子)はある日、配達に訪れたショッピングモールで、美大生の淳一(岡田将生)と出会う。予想外のトラブルに見舞われた微笑ましい出会いだったが、互いに惹かれあい、交際が始まる。デートと喧嘩を繰り返し、時間と共に深まってゆく2人の絆。幸福な日々は、このままずっと続くと信じていた。だがある春の日、バイクで出掛けた2人を突然、交通事故という悲劇が襲う。病院のベッドで目覚める泉美。だがその横に淳一の姿はなかった……。1人生き残った泉美は、2人でいた最期の記憶を失っていることに気付き、呆然とする。事故後、メンタルクリニックに通うようになる泉美。父、登(史朗)や兄ツカサ(深水元基)の心配を知りながらも、以前のような笑顔を見せることはなくなっていた。淳一とのかけがえのない思い出を全て残しておくために、最期の記憶を何としても取り戻したいと願う泉美。だが医師の小木(田口トモロヲ)は、無理をしないようにと静かに諭すのだった。そんなある日、泉美はクリニックに通う弁護士の真希子(大塚寧々)と出会う。彼女の協力を得て、失われた記憶を辿る泉美。だが、そこで浮き彫りになるのは事故現場の凄惨さや淳一の生々しい傷跡……。泉美の神経は限界まで追い詰められ、何度も逃げ出しそうになる。そんな泉美を、真希子は厳しい言葉で叱咤激励する。真希子もまた、過去の苦い思い出を胸に秘めていた。故郷に残してきた妹に、どことなく面影の似た泉美を放っておけなかったのだ。あの日、あの一瞬に何が起きたのか?真実を知る恐怖と葛藤しながらも、封じ込められた記憶を辿っていくと、そこには彼が最期の一瞬に込めた愛の軌跡が隠されていた……。
ストーリー補足&私見:
映画のキャッチコピーは「あなたは,一瞬で、愛する人を守れますか?」だそうです。
ある日、主人公の園田泉美(北川景子)は彼氏の河野淳一(岡田将生)の運転するヤマハSR400にタンデムで花見に出掛けます。
ところが、その道中に居眠り運転のトラックによる衝突事故に遭い淳一は帰れぬ人となります。
事故る一瞬に淳一は振り向き泉美を抱き抱えて、衝突するトラックとの緩衝になりましたが、淳一は脊椎損傷と腕からの出血多量の怪我を負いました。
気絶している泉美に淳一は「泉美は生きている?泉美は生きている?…」と呟きながら、絶命してしまいました。
その事故の様子が、泉美には相当のショックで交通事故の記憶を喪失してしまいました。
メンタルクリニックで知り合った弁護士の桐野真希子(大塚寧々)の協力も得て、失われた記憶を取り戻して行くと…。
サブストーリーの弁護士の桐野真希子と妹の桐野涼子(千崎若菜)の姉妹愛の話には感動しました。
この映画は女優の菅井きんさんの引退作品だそうです。
クライマックス、公園で老婦人(菅井きん)が若い頃に結婚したばかりの夫が出兵して戦死した話や伊賦夜坂(:いふやさか=日本神話に於ける現世と黄泉の境界)の話を泉美へします。
泉美は伊賦夜坂の場所を聞いて行ってみると、風の音に乗って淳一の声が聞こえて来ました。

Posted at 2023/10/30 09:59:46 | |
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