
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「アヒルと鴨のコインロッカー」と言う、伊坂幸太郎の同名小説を原作にした邦画。
青春ミステリー物語。
2007年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
隣人の奇妙な計画に巻き込まれた青年が、事の真意を知るまでを描いた青春ミステリー。原作は伊坂幸太郎の同名小説。出演は「シュガー&スパイス 風味絶佳」の濱田岳、「どろろ」の瑛太、「ハチミツとクローバー」の関めぐみ。監督は「ルート225」の中村義洋。2007年5月12日より、宮城県仙台市内先行公開。
ストーリー:関連サイトより
大学入学のため仙台に越してきた椎名(濱田岳)が、引っ越しの片付けをしながらボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさんでいると、隣人の河崎(瑛太)に声を掛けられる。どこかミステリアスな雰囲気を持つ河崎は、一緒に本屋を襲おうという、おかしな計画を椎名に突然持ちかけた。同じアパートに住む孤独なブータン人留学生のドルジ(田村圭生)に広辞苑を贈りたいというのだ。気乗りしない椎名だが、翌日、河崎に言われるままにモデルガン片手に本屋を襲撃する。だが、彼らが奪ってきたのは広辞苑ではなく広辞林だった。しかし実は、その計画の裏には、河崎とドルジ、そして琴美(関めぐみ)という女性の物語が隠されていた。状況が呑み込めない椎名は、二年前に琴美が働いていたペットショップの店長である麗子(大塚寧々)から、河崎はすでにこの世にいないことを聞かされる。実は椎名が河崎だと思っていた男の正体はドルジで、本物の河崎(松田龍平)はHIVに感染して死亡していたのだ。かつて河崎とドルジと琴美は、奇妙な友情で結ばれていた。しかしある時、動物を虐待している男女グループの車にはねられて、琴美が事故死してしまう。その犯人、江尻(関暁夫)が本屋の店員だと知った河崎とドルジは復讐を誓うが、その途中で河崎が病に倒れてしまう。やがてドルジは河崎に成り済まし、江尻に復讐を果たした。すべてを知った椎名だが、まもなく家庭の事情で故郷に帰ることになる。麗子は椎名とドルジを仙台駅まで見送り、ドルジに自首を勧める。そして椎名とドルジは、それぞれの道に向かって歩き出すのだった。
私見:
映画タイトルの「アヒルと鴨のコインロッカー」について考察。
本編中で「アヒルと鴨の違いは?」と訊かれた琴美(関めぐみ)は「アヒルは外来種で、鴨は日本古来から居るのでは?」と答えていました。(実際には、鴨も渡り鳥でしょ⁉)
よって、「アヒル」は外国人であるドルジを、「鴨」は日本人である椎名を指している様です。
クライマックスで明かされますが、本物のドルジは永山瑛太さんの演じていた男性でした。
ドルジは、琴美を車で轢き殺した動物虐待犯人の江尻(関暁夫)に復讐します。
ペットショップ店長の麗子(大塚寧々)とドルジの友人となった大学生の椎名(濱田岳)は、ドルジが事件を犯してしまった事を知ってしまいます。
麗子はドルジに自首する事を勧めて、車で走り去って行きました。
椎名とドルジは神様と敬愛するボブディランのCDを入れたポータブルCDラジカセを「コインロッカー」に仕舞って、ドルジの蛮行を神様に見て見ぬふりをして貰おう思っている様です。
独り言「小説としての物語は良くても、映画にするとスポイルされてしまう事ってあるんだなぁ。と気付かされた作品」

Posted at 2023/12/20 10:01:10 | |
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