
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「大名倒産」と言う、浅田次郎の同名時代小説を原作にした映画。
2023年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)。2019年に上下巻で単行本が出版されると「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった作品が、ついに実写映画化。
監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、立て続けにヒット作を生み出し続ける前田哲。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」「下町ロケット」の稲葉一広の共同脚本。
主人公・松平小四郎役には、2023年4月から放送開始する連続テレビ小説「らんまん」(NHK)主演も決定、芸歴27年のキャリアと確かな実力を持ち、今もなお注目を集め続ける国民的俳優・神木隆之介。いきなり若殿(プリンス)になったと思ったら100億もの借金を背負わされるという、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じます。
また、小四郎の幼馴染・さよ役に杉咲花、うつけ者だが心優しい小四郎の兄・新次郎役に松山ケンイチ、丹生山藩の勘定奉行・橋爪佐平次役に小手伸也。病弱だが聡明な兄・喜三郎役に桜田通。小四郎の育ての父・間垣作兵衛役に小日向文世、母・なつ役に宮﨑あおい。小四郎の教育係・磯貝平八郎役に浅野忠信。
そして、小四郎を藩主に任命する実の父、一狐斎役に佐藤浩市と、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。
人生最大のトラブルに巻き込まれた小四郎に、果たして彼らがどう関わって来るのか?
いつの時代も人々の生活に縁深い“お金”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちが贈る
愉快痛快!人生逆転エンターテインメント!
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
越後・丹生山にぶやま藩の鮭売り・小四郎(神木隆之介)はある日突然、父(小日向文世)から衝撃の事実を告げられる。なんと自分は、〈松平〉小四郎― 徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!
庶民から一国の殿様へと、華麗なる転身…と思ったのもつかの間、実は借金100億円を抱えるワケありビンボー藩だった!?
先代藩主・一狐斎(佐藤浩市)は藩を救う策として「大名倒産」つまり藩の計画倒産を小四郎に命じるが、実は全ての責任を押し付け、小四郎を切腹させようとしていた…!残された道は、100億返済か切腹のみ!
小四郎は幼馴染のさよ(杉咲花)や、兄の新次郎(松山ケンイチ)・喜三郎(桜田通)、家臣の平八郎(浅野忠信)らと共に節約プロジェクトを始めるが、江戸幕府に倒産を疑われ大ピンチ!
果たして小四郎は100億を完済し、自らの命と、藩を救うことが出来るのか!?
ストーリー補足&私見:
育ての父親の間垣作兵衛(小日向文世)から小四郎(神木隆之介)は、越後丹生山藩の第13代当主の松平小四郎である事を明かされます。
越後丹生山藩は石高3万石ですが、実に借金が25万両(現在の約100億円相当)ありました。
借金を免れる為に先代藩主の一狐斎(佐藤浩市)は“大名倒産”を画策し、借金を幕府に肩代わりさせようと企みました。
しかし、越後丹生山藩の計画倒産は幕府に知れ、藩の借金25万両を8か月以内に完済しなければ、越後丹生山藩お家お取り潰し&藩主の小四郎の切腹になる事は火を見るより明らか。
小四郎は家臣の磯貝平八郎(浅野忠信)や橋爪佐平次(小手伸也)、それに幼馴染みのさよ(杉咲花)の協力を仰ぎ倹約、節約しながら借金を返済しました。
幕府の板倉周防守(勝村政信)は「越後丹生山藩の借金が無くなったから良いではなく、藩が持続して行く為の収入源が必要では?」と問います。
小四郎は育ての父親である作兵衛の作る塩引き鮭を江戸で大量に売る事を計画していると答えました。
本編で紹介されていた「藩主の心得」は「政治家の心得」に通じるものがあると思いました。
詳しくは、映画を鑑賞して確認してみて下さい。

Posted at 2024/09/05 10:00:05 | |
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