山杜一平のブログ一覧

　実家でくたびれ果てたウインダムの後釜にプリウスが納車されたので見に行って参りました。おおー，シルエットはＣＲ－Ｘかインサイトか（笑）ストリームにも見えなくないなあ・・・。

　で，早速試乗。エンジンのかけ方わかりましぇん（笑）。ずいぶん前に初代プリウスに試乗したことはあるが，その時とまた微妙に違うぞ・・・。何じゃこのちっちゃいシフトレバーは。初めて見る形だ。マニュアルを読んで四苦八苦しながらようやくエンジン始動・・・かかんねえよ（笑）プリウス独特のモーター始動。バックで車庫から出し，さあ走るぞと思ったあたりでエンジン始動。うーむ。初代プリウスの時にも感じたが凄い違和感です。

　しかし，走り出したら意外や意外。ガソリン車との違いが全く分からないほどです。初代プリウスとうってかわって力強い力強い。長い登り勾配もぐんぐん登ります。カタログスペックが信じられません。モーターのトルクは化け物並みなんですが，上り坂はエンジンを使用しているはずなので，とてもあの馬力，トルクとは思えません。８０ｋｍ／ｈ以上の巡航もとてもスムース。更に驚いたのがコーナリング。ふにゃっとした感覚を予想していたんですが，かなりシャープ。タイヤをよく見てみたら５５偏平でした。おいおい。いくら特別仕様車だからってエコカーに５５偏平履かせますか（笑）。まあ，タイヤの剛性だけでなく，トヨタにしては珍しく足回りも結構しまってる感じでした。これならワインディングも結構攻められるのでは？まあ，プリウスでそんなことやったら，折角のハイブリッドカーの意味合いが粉みじんではありますが（笑）。

　「初代プリウスのネガを全てつぶしました」とトヨタが豪語するだけはあるすばらしい仕上がりだと思いました。しかし，エンジンルームを見るとちんぷんかんぷんですね。自分で整備は難しそうでした。まあもっとも，このプリウスの持ち主は今までも全てディーラー任せだったので問題なさそうですが。さらに，今回は時間もなかったので走るだけで，ステアリングまわりについていたスイッチをひとつもいじらなかったですし，Ｇ－ＢＯＯＫも試してみませんでした。今度じっくりそのあたりも操作してみようかとは思います。

（追記：怖いぞプリウス！コーナー）
　プリウスの怖いところ発見！信号待ちやちょっとした停車で必ずアイドリングストップをするプリウスですが，走り出すと低速中はしばらくモーター駆動です。商店街の人混みの中，プリウスでちょっとした移動をすると，モーターですからエンジン音がないですよね？音もなく歩行者の背後に忍び寄るプリウス！歩行者がふと振り向いてみたらいつの間にかそばまで来ているプリウス！結構怖いんでない？？