
いや~。本来今日は仕事だったんですよね。ところが,急遽その仕事が無くなったんです。計画では,仕事終了後,夕方にホンダに回って12ヶ月点検の日程調整の打ち合わせをして,明日日曜日は完全にオフ。寝て曜日にするか近場に出かけるか…というところだったんです。
しかし,土曜がぽっかり空いたとなると,土曜に遠出してくたびれて帰ってきても,日曜にゆっくり休むことができると。ホンダも近場ですから,日曜に行っても良いなあと。そんな流れになりました。
今朝起きてしばし思考。どうしよう…元来出不精である山杜は遠出してもいいなあとなってもなかなか踏ん切りが付かないんですね。そんなこんなでウダウダと時間が経過。
そしてふと思い立ったのが,「大きい」「品揃えが豊富」と評判のSAB東雲を見に行ってみよう,というものでした。しかしここでも問題がひとつ。山杜は首都圏の運転が怖くてできないんです(笑)。あんなに交通量多くてあちこちにつながっている首都高はおっかない(笑)ナビ付いてないし。そんなわけで,前代未聞の「列車でSABへ行く」という何じゃこりゃな状況ができあがったわけです。
そんなわけで新幹線と在来線等々を乗り継ぎ東雲へ。おー!流石に地元のSABとは規模が違う。一番感動したのは,スポーツシートに座っても良いこと。地元のSABでは「ご遠慮下さい」ですからねえ。レカロSR-7とSR-7Fを座り比べ。結論。やっぱりヒップサポートはあった方が良い~~~。でも,将来ファミリーカーになったとしたら,運転席乗りにくくて嫁さんに文句言われそう(結婚の予定はないが)。所詮,旦那って弱い存在だからねえ。SR-7Fなら許してくれそうだが,ホールド感が物足りないよなあ…。
などと見物して終了。自分のクルマで行ってないので,買い物無し。何のために行ったんだか。時として訳の分からない行動に出るのが山杜です。どうしてこうなった?しかし,地元のカーショップと違って,駐車場がゲート付きとは…流石東京。都会は無関係なクルマの駐車にうるさいですからねえ。
さて,折角東京にきたのにこれで終わりかよ…とはならない山杜。東雲からだとディファ有明が近い。なにか格闘技興行やってるかもしれないなあ…と考えながら徒歩移動。
うぉ~!なんという大ビンゴ!何も調べないで来たのに,まさかの大当たり~!!
なんというドンピシャリ!プロレスリングノア選手会興行が始まる30分ほど前にディファ有明に着く。幸い,B席ながら当日券が残っていました。初めてのディファ興行観戦。B席ですが,会場が小さいためリングが遠い気がしない。
選手会興行は,若手選手中心に,当日お客さんに引いてもらったくじでカードが決定するお祭り興行です。山杜が入場したとき,丁度カードが発表になったところでした。メイン級の試合が先に来ていたり,普段見られないようなシングルマッチだったりで結構面白かったです。
では簡単に結果報告。
第1試合 タッグマッチ
森嶋猛 ●井上雅央(14'04 足首固め)Rマルビン 杉浦貴○

レフェリーがパンチ志賀アニキというコミカルな試合。GHC王者杉浦も楽しそうでした。しかし,このメンバーだと森嶋が1人だけ反則のような体格でした。
第2試合 シングルマッチ
○小川良成(11'25 押さえ込み)谷口周平●

流石に老獪な小川。スリーパーホールドをコーナーポストを使って不知火風に切り返して押さえ込み3カウント。なお,特別リングアナとして欠場中の力皇登場。
第3試合 シングルマッチ
○佐野巧真(2'41 顔面ソバット)KENTA●

KENTAが奇襲から速攻。タイガースープレックス,ブサイクへの膝蹴りとたたみ込む。G2Sが不発に終わって佐野反撃。こちらも早々にNLボムを出し,KENTAが上半身起こしたところ,顔面にローリングソバットがクリーンヒット。そのままピン。しゃれにならない音がしました。
第4試合 シングルマッチ
○潮崎豪(22'50 ゴーフラッシャー)鈴木鼓太郎●

鼓太郎はお子様に大人気。名前が鬼太郎みたいで呼びやすいからのようです。最もプロレスらしい攻防の試合。三沢(鼓太郎)VS小橋(潮崎)のオマージュのような攻防でした。鼓太郎がエルボー連打から継承タイガードライバーを狙うも不発。逆に潮崎が豪腕ラリアットからゴーフラッシャーでピン。流石元GHC王者。
第5試合 シングルマッチ
●モハメド・ヨネ(15'01 デスブランド)齋藤彰俊○

序盤はキックなどの我慢合戦。中盤以降試合が動く。最後はヨネのキン肉バスターを踏ん張った彰俊が,逆にブレーンバスターの体勢に持ち上げ,そのままデスブランドでピン。試合後,父親死去のためキースが来日できずGHCタッグ返上したバイソンに向かって彰俊がコンビ復活を呼びかけ,バイソンが了承。大阪大会はバイソン・彰俊VS高山・佐野のGHCタッグ王者決定戦が濃厚。
第6試合 シングルマッチ
○金丸義信(11'48 首固め)石森太二●

金丸はホント試合運びが上手。流石GHCジュニア王者。ディープインパクトもきっちり決めて,最後は技の掛け合いをうまくいなして首固め。石森のSSエルボーや450スプラッシュが見られずちょっと残念。
第7試合 シングルマッチ
●平柳玄藩(16'44 腕ひしぎ逆十字固め)青木篤志○

このカードがメインになるとは選手会興行ならでは。ザ・リーブ杯がかけられたのだが,玄藩が「勝ったらゲストのゴランジェリーズのお姉ちゃんをお持ち帰りする」とエロ発言。「赤いコスの子が良い」という玄藩に,まじめな青木が「何いってんだ」と反論するも「俺も同じだよ」と同調し会場爆笑。その流れでコミカルな試合に。玄藩は悪人面とピンチになるとすぐエスケープする試合運びでちびっ子からの声援を一手に受ける。しかし最後は青木の腕十字に捕まりタップ。結局青木はリーブ杯だけ持って帰りました。そりゃそうだ。
久々に生観戦したノアは楽しかったです。でも,四天王プロレスの頃の全日本武道館大会のような熱気は,今のノアには厳しいんだろうなあ。こういう小さな会場での興行は面白いんですが。
以上。簡単ではございますが,成り行きで観てきたノア選手会興行のレポートでした。
Posted at 2010/09/11 23:57:24 | |
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