山杜一平のブログ一覧

　１０月は稲の収穫の時期です。今年も美味しい新米が食べられる！農家の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

　しかし、この時期、会津盆地の空気はとても濁ります。市街地より郊外の方が、空気がいつも霞み、煙たい臭いが立ちこめます。

　そう、稲刈りの後の「野焼き」が、平日・休日を問わず行われるためです。

　収穫・脱穀後の稲藁、精米後の籾殻の処理方法として、野焼きは昔から行われていました。大気汚染・有毒ガス発生の問題が大きくなり、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」が可決された後も、この処理方法は続いています。それは、下記のような「例外」が認められているからです。ただ、周辺住民から苦情が寄せられるような場合は、指導の対象となるようです。


【廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(抜粋)※焼却禁止の例外】
　第十四条　法第十六条の二第三号の政令で定める廃棄物の焼却は、次のとおりとする。
　　四　農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却

　法律上認められてはいますが、毎年トラブルは絶えないようですね。先日、郊外で火災の通報がありましたが、結局は「籾殻の焼却」だったようですし。

　山杜がお世話になっている農家さんは、稲藁・籾殻の野焼きをせず、田圃への「すき込み」を行っています。田圃に細かくしてばらまき、耕耘して土に練り込み、次の年の肥料とする方法ですね。ただ、野焼きより費用も手間もかかるそうで…難しいですね。我々消費者としては何とも言えません。

　レヴォーグに乗り換えてから初の収穫シーズン。例年よりも野焼きの臭いを車内で感じました。先代・先々代車「ホンダストリーム」は、純正のエアコンフィルターの性能がとても良く、外気導入にしておいても、車内に臭いが入ってくることはありませんでした。汎用品への交換の際も、消臭能力が劣らないフィルターを選びました。スバルの純正フィルターは、消臭能力がやや低い気がします。

　そこでまだ納車半年ですが、社外品へフィルター交換に至りました。今度は臭わなくなりましたよ。野焼きの臭いでエアコンフィルター性能が分かる…米処ならではといった所でしょうか？

　１０／１にツイッターには書いたんですが改めて。

　山杜は昭和～平成中期にかけてプロレス大好きでした。どちらかと言えば全日派でしたが、新日もよく見てました。

　G・馬場さんの逝去から２０年余…ついに猪木さんもあちらに逝かれました。

　学生の頃、山杜は地方のローカルイベントでステージに立つこともあったのですが、やっぱり会場を盛り上げやすかったプロレスネタは「元気ですかー」「１・２・３ダー」でしたね。それだけ、プロレスファンでない方々にも浸透していた、影響力の大きい方だったと思います。

　改めまして、謹んでアントニオ猪木氏のご逝去をお悔やみ申し上げます。