ボンネットのエマージェンシーワイヤーを0円で修理。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
キーのボタンや車のスイッチからONしてもフロントボンネットが開かなくなりました。エマージェンシーワイヤーをタイヤハウスから探しても見つからず、途方に暮れていました。
何日かたって「アークチュエイターが古くなると炎天下に放置しておくと作業不良になる。」という記事をネットで見つけ、夜中に飛び起きて、キーのスイッチでオープンさせるとカチッと気持ちよい音がして、見事に開きました。
そこで、すぐに、ポルシェ小僧に部品を注文してアークチュエイターを交換しました。写真は古い物です。交換は、簡単でした。
2
次にエマージェンシーワイヤーの点検もしたところ、ワイヤーを引っかけるところの樹脂が劣化して、穴からはずれていました。これでは、この全く役に立ちませんね。
3
そこで、ネットでこの部品を探したところ、やっと海外のサイトで見つけたのですが、部品と送料を含めて7000円もします。そこで、丈夫なロープで金具に縛って、とりあえず、引くことができるようにしました。赤丸の部分に細いロープをくくりつけています。
ところが、これだと、ロープを引いたときに、ロープがひっかかり、今度は、ボンネットがロックできなくなりました。
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そこで、純正部品に代用できるワイヤーを探していたところ、古い自転車のリヤブレーキのワイヤーボルトとワイヤーが使えるのではと思いました。写真のボルトの部分(黄色い枠)を取り付けるために、写真の赤い部分で切断することにしました。
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早速、ボルトとワイヤーを外して、ボルトの部分をカットします。左側はワイヤウケの部分は既に半分に切断しています。右のように万力ではさんで、ネジの部分を切断します。
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左から、ブレーキレバーに取り付ける側のタイコの部分、ゴムワッシャ、M3平ワッシャ、スプリングワッシャ、ナットです。
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これを、写真のように取り付けます。
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取り付けて、実際にワイヤーを引いてみました。良い感じです。
最初に取り付けてあったのは、このようにワイヤーを引くようになっています。しかし、何回か試しているうちに、ワイヤーがボディーの何処かに挟まって引けなくなることがわかりました。きっと右ヘッドライトの下のどこかです。
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そこで、ワイヤーにアウターワイヤーを通して、そのアウターワイヤーをボディーに固定してやると、何度やってもスムーズにワイヤーを引くことができました。新品ワイヤー(長さが65cmのフロント用)は、DIYショップ、アマゾン、サイクルショップで購入できます。たいへん安上がりでしかも確実に作動します。
ワイヤーの端末処理(わっかをつくって引くようにする)には、専用の圧着ペンチが必要ですが、単純にワイヤーを手で持って引いてもOKですので、そのままでも大丈夫です。私は、古い自転車のワイヤーで試してから新品のワイヤーを購入しようと思っていましたが、今は、古い自転車のものをそのまま利用しています。
エマージェンシーワイヤーの修理費用は0円。
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