ボンネットダンパーの取付

いつもどおりの完成写真です。

ダンパー１本だとボンネットの重量に耐え切れずに閉まってしまいますので、やはり２本つけるべきでしょうね。

ちなみに、ダンパーで開けると、つっかえ棒のときよりも大きい角度で開きます。

構成部品は思ったよりも少なく、ダンパー本体とブラケット、通常ワッシャーとギザギザワッシャーぐらいですね。

今回使用したボンネットダンパーは autobahn88 のEJ20(DAMP056)で、インプレッサGDA, GDB用として販売されているものです（ダンパー本体は共通で、ブラケットで微調整しているんだと思います）

GDAとは寸法的には何ら違いはないだろう、といい風に解釈しました＾＾

この２箇所のネジを利用します。

付属の取付説明書はあくまで共通マニュアルなので、個別の対応方法は記載されていません。なので、うまくいけばいいのですが、試行錯誤という非効率的な方法をとらざるを得ません。

まずは車体側。
これは簡単、既存のボルトと交換するだけ。


既存のボルトはM10でしたが、このボールジョイント付きボルトは、ボールが邪魔でラチェットレンチが使えませんでした。
手でつまんで回しますが、しっかり固定できただろうか？

次に車体側にブラケットをかませます。
ギザワッシャーがあるので、しっかり締めるとブラケットは動かないハズです。

＊ボンネットとブラケットの間にギザワッシャーがあるので、この写真では見えない


ちなみに、ブラケットの裏側に右用と左用を区別するシールが貼ってありました。

何だ、余裕じゃないか＾＾と思ってダンパーを差し込むと、、、、、、届きませんでした。

これはボールジョイントの可動角度が問題で、要するにブラケット（ボンネット側）の取り付け角度がマズかったということのようです。

ダンパーがエンジンルームの溝ぎりぎりのところに格納されるようにブラケットを付け変えます。（外側すぎると逆に収まらない）

ブラケットを180度回転させ、再度取り付け。

あとはボールジョイントのロックピンを付ければ出来上がり。

車体側も同じです。

あとはボンネットの可動に支障がないかを確認しながら微調整をすれば出来上がりです。



整備手帳では写真が８枚しか掲載できないので途中の苦労部分は割愛していますが、実はこのロックピンの取り付けがめんどくさかったです。


左側は要領を把握してきたのですぐにできましたが、右側はちょっとてこずりました。結局、ボールジョイント付きボルトを車体から外して、全部組んだ上で、再度車体に取り付けというややこしい手順をとらざるを得ませんでした。