CPCペイントシーラント施工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
初めて投稿になります。
前にこのCPCペイントシーラントの製造元の会社で勤めていたこともあり、ネットで安く購入したペイントシーラントを施行してみました。本当はこれ一般販売してないものなので、ヤフオクで出品されてる方、横流しはダメですよ…。分かってて買う方も買う方なのですが…笑
いわゆるポリマー系コーティングというもので、巷で流行してるガラス系のものではありません。ただ、ガラスコーティング含め、何台もコーティングを施工してきた経験から言わせてもらうと、正直、コスパで選ぶならペイントシーラントはかなり良い選択だと思います。その理由は4つ。
1.撥水は弱めで、イオンデポジットやウォータースポットが付着するリスクが低い。ただ、絶対につかない訳では無いですし、定期的な洗車は必要。
2.フッ素が主成分ですので、汚れのつきにくさは確かに確認できました。だいたいは水洗いでも落ちます。ただ洗車するなら、カーシャンプーは使うと、なお良いです。それもシリコンは含まないものが良いでしょう。
3.メンテナンスクリーナーの性能がいい。これはメンテナンスクリーナーに珪藻土が含まれており(コンパウンドと同じ)、汚れ落としとしては抜群。尚且つ、塗ってすぐ拭き取るだけなので、とても簡単。
ここで、ん?と思った方もいると思います。
普通コーティングにコンパウンドはご法度です。なぜならコンパウンドは研磨剤なので、コーティングの被膜を剥がしてしまうからです。
ところがそれが含まれてるということは、珪藻土で汚れを落しながら、同時にフッ素を含んだ成分でコーティング被膜を復元しているからメンテナンスとして成り立っている訳です。つまり、自分で簡単に再施工ができてしまうものなのです。
ただ、メンクリの成分にはフッ素化合物は含まれている記述はありません。…が、それもメーカーとしては、再施工不要の5年保証をウリにしてる以上、メンクリにフッ素化合物が含まれているとは書けなかったのだと思われます。まぁ私の推測ですが、ほぼ間違いなくフッ素は含まれてます…笑
ユーザー側で簡単に再施工ができる5年保証モノのコーティングだと思えばお得だと私は思います。
実際にメンクリ掛けた後は施工したてのツヤ感や、汚れを付きにくくするコーティングの性能は復元されますので。
4.施工がとても簡単。ガラス系コーティングと違って、2液、3液と塗り重ねる必要もなく、比較的暑い場所で施工してもムラになりにくいです。ガードコスメやダブルG、トヨタが出してるQMIシリーズやホンダの純正コーティングのハイドロフォビックやウルトラグラスコーティングといったガラス系のコーティングは素人が簡単に手を出せる物ではありません。きちんと施工に手順があって、道具と環境も整わなければ、正しく施工はできません。
CPCペイントシーラントの施工に必要なのは、この原液と、メンテナンスキットに付属するスポンジと、拭き取りクロスだけでOK。
アルファードなので、サクッと塗って、サクッと吹き上げれば、施工は1.5時間程度で行けます。
ちなみにアルファードのサイズで、ボトル2.5本ほど使いました。結構塗ったくりましたね。笑
本当は2本くらいで良かったのかも。
2
1度綺麗に水洗い洗車した後、これでイオンデポジットを一網打尽。自分が使ってみた中では1番効果がありました。
納車後1か月が過ぎましたが、仕事と家族サービスで忙しく、洗車もなかなか行けず…。
気付いたらボディ全体がイオンデポジットだらけ……。コーティングは下地が命なので、ここは妥協せずしっかり落とします。
強酸性のものなので、手袋は絶対に着用!濡れたボディにWSCを含ませたスポンジで、さーっと液を慣らし、30秒ほど反応させた後、水でジャブジャブ濯ぎます。窓やモールへの付着は避けた方がいいと思います。着いたら素早く拭き取りましょう。
ほんとビックリするくらい落ちますよ。
3
下地が整って後は脱脂。
シリコンオフをタップリ含ませた不織布でボディ全体を吹き上げます。ほっといても勝手に気化しますが、ムラにならないよう、マイクロファイバーのクロスで塗ってすぐ乾拭きします。
4
いよいよ、CPCペイントシーラントの施工ですが本当に簡単。スポンジに液をタップリ付けたら、それを縦横に塗り伸ばしボディ全体に施工。
10分〜15分くらい乾燥させた後で、専用のクロス(ちょっとザラザラしたの)で乾拭きします。これだけ!
拭き取ったあとは粉吹いたような感じになりますが、自然と風で落ちていきます。拭き残しがないよう綺麗に拭き取ったら作業完了。
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