脱着の素人(ファンシュラウド補修)1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
これからの事も考え(いったい何を:笑)、1月に破損させていたファンシュラウドの枠フレームも補修することにしました。
ついでに備忘録的に脱着の様子をアップしようと思います。
素人DIYですので、ちょくろくさん、ストーミーブルーマイカさんなど偉大な諸先輩方の整備手帳なども併せてご覧いただくと参考になるかもしれません。偉大な先人達の記録に感謝いたします。
まずボンネットを開けて目に飛び込んでくる空気ダクトは3か所のリベットファスナーを抜くと外れます。
下の大きな丸のところに1つ置いてありますが、真ん中の棒を差し込むと根元の3本フックが開くタイプのファスナーです。
専用工具や内装剥がしツールでなくとも細いプライヤーで抜いたほうが簡単です。
2
次にエアフィルターをボックスごと外します。上部の蓋だけでも良いのですが、フッククリップを壊した経験があるので(笑
センサ配線はM型の針金を押せば外れます。(最初判らなくて壊し、針金を1本失った事はココだけの話です:笑)
エアマスセンサのパイプバンドはマイナス(-)ネジを緩めれば抜けます。
【注意】
経験上エアマスセンサと空気導入パイプが緩んでいるとエンジンがハンチングしやすくなります。取付時はこのバンドを隙間なく少しキツめに締めてください。
3
エアフィルターを留めているのは右に見えるM10ボルト2本です。
ボルトを抜いたらボックス全体をゆっくり上、そして手前に回転させて引き出すようにすると外れます。奥にハーネスを留めているゴムフックがあるので、抜き出す前に外しておきましょう。
4
これでスペースが空いて、作業がしやすくなりました。四角枠の上に見えているのがゴムフックです。
以上の手順は、必ずお世話になるオイルエレメントケース(フィルターハウジング)のパッキン交換やオルタネーターの交換も同様となります。
私は1年半前に行いました(笑
5
シュラウドの左脇にあるハーネスを外します。
カプラー(上下に爪)をつまんで抜くだけです。少し固いかもしれません。続いて配線の下に繋がっている電源分配ボックスの左右爪つかんで上に引き抜きます(シュラウド枠に差し込んであるだけ)。これも初めて作業する場合は固いかもしれません。
あとはこのハーネスに隠れていた位置にT25のトルクスネジ(半楕円のプラ座板付き)、右側上部のリベットファスナーを1本抜けば枠が引き出し可能になります。次写真のファンを外し終えてから一緒に引き出してください。くれぐれも落とさないように(笑
6
シュラウドのファンを外すにはこんな道具(SST)が必須です。
※レンチが安物なのでトルクをかける方の握り部分にゴムを巻いています
たしかフォードと同じだったと思いますが、片方のレンチの穴と凹みをエンジン側のネジ山に引っ掛け、もう片方(ゴム巻の方)でファンの根元にある6角ボルト(逆ネジ:32M)を右回しにしすると外れます。
トルクは10kgfだったかですので、取付時は逆ネジを手で回して締めこんで、最後にほんの少しレンチで留めてあげる位で大丈夫です。
その昔、従弟(整備士)が勝手がわからずギュッと締めたら、次に外す時は全身の力が必要でした、ご注意ください(笑
2020.0614追記)
ファンブレードの32Mの締付トルクを確認したら40Nmでした。(約4kgf)
確認不足でスイマセン。
7
ここでシュラウドを外すシーンやシュラウド自体の写真がなかった事に気づきました(汗
左に立てかけてあるのがそれで、奥にファンが見えます。
8
こんな感じで、使った工具やクリップ、ボルトをまとめておくと取付時に順序良く作業できます。
複数のレンチやソケットを使う場合はトレイを別に用意して行っています。
誌面の都合上次に続きます
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