滝野すずらん丘陵公園　（国営）

滝野すずらん丘陵公園は札幌市南区にある北海道唯一の国営公園です。
札幌市の南の原生林の中にあるこの周辺の山林は、
明治21年に木材の伐採目的で開発されたり、農地開墾で入植する人がいましたが、
冷害と交通の便も悪く、原野に戻っていました。
その後、米軍駐留軍の演習場になったり、変遷を経て、
1976年に札幌市が「ドンガバチョ村」というキャンプ場を作ったりしました。
その後、札幌市と道、国が国営公園計画を進め、
2010年に国営公園として開園しました。



このような森の中を進んでいきます



公園で紅葉狩りをして車に戻ってきますと、
もう冬が間近なので暖かい車の中に入ろうと
かめ虫やら、蚊やら、ダニ？やら、得体の知れない虫が
10匹ほど、クルマに群がっていました。
ドアとボディの境目や、ウエザーストリップの溝に入っています。
なんと虫は頭がいいのでしょう。てか、怖いしｗ
服にもついていて、クルマの中に侵入するチャンスを狙っています



公園の真ん中には大きな橋がかかっていまして
ここを通過する時は、ヨーロッパに来たような異国情緒を一瞬味わえます



橋の下には小川が流れています



さすが国営です。芝生の手入れや、園内の清掃が行き届いていて、
道営や市営とは一線を画してします



しかし国家に逆らう者は吊るし首にする準備もできています　
（妄想です）



小川の水は飲めんではいけません

しばし紅葉をお楽しみください




赤いもみじが美しいですが、実際は少ししかありません＞＜

公園の反対側は、森になっています。広すぎて歩いてはいけません。
いったんクルマで園外へ出て、数キロ先の別の入り口から入ります。



歩きます



風なく、気温も16℃なので、気持ちいいです

イモリに会ったりします



たぬきが出ます。狐も出ます。リスもいます。



無人監視カメラに映ったたぬき



熊の糞が見つかったり、熊の目撃談が出ると
問答無用で公園は閉鎖されます

森見の塔　



ここに住みたいと本気で思いました
塔の上からの眺め




この日、この公園で雪虫を何匹も見ました。



雪虫とは、雪のような白い綿みたいなものをつけた虫でふわふわ飛びます
雪虫が出ると、1週間後に雪が降ると言われています

告知
10月31日か11月1日　
札幌周辺の平野部で雪がふります