半年遅れで知ることとなったのですが、
Amazonが中国の販売業者を大量に垢banしていらしい。
詳しくはこちらのニュース記事をご覧ください。
記事になっているのは、天澤信息産業という企業ですが、
他にも多数あるようです。
天澤信息産業は子会社に有裸樹科技有限公司という
販売会社(メーカーではない)を持っており、
この有裸樹科技有限公司はアマゾンだけで
カー用品からアクションカメラや家電など、
なんと1200以上のブランド展開をしていたという。
私が購入したことのあるApemanもその中の一つのブランドで、
工場やオフィスを構える、日本で一般的に想像するメーカーではないようです。
親会社の天澤信息産業は2020年末から、ネガティブ・ニュースがいくつか
出ていたようで、幹部は半分退社し、従業員も大量に退社しています。
株価も急落しました。

天澤信息産業の株価
ちなみに天澤信息産業をぐぐっても、会社のHPがありませんw
有裸樹科技有限公司をグーグルマップで見ると、
団地のようなところにマークが出ますw
Amazonのユーザー目線に立った制裁は日本だけではなく、
米国Amazonでも行われたようです。
さらに世界中のアマゾンで行われている雰囲気です。
垢BANされた中国業者の売り上げは、
米アマゾンだけで年間1100億円以上だったと言われています。
わたしの購入したドライブレコーダーは
「バッテリーに不具合が見つかったので、交換・もしくは返金します」と
販売会社から連絡が来ました。
もちろん、販売会社のアカウントが削除された件は知りませんでした。
その時は、良心的な会社だな~と感じましたw
アカウント削除は世界規模で行われているので、
どうやら交換・返金の本当の理由はバッテリー不具合ではないような
雰囲気もしていますが、販売会社からもアマゾンからも
詳しいアナウンスはありません。
販売業者が改心して、交換を申し出たのか、はたまた、
アマゾンから強烈なプレッシャーを受けて、渋々対応したのかは不明です。
※規約違反の販売業者の商品が、大量にアマゾン倉庫で
差し押さえられているという記事もありました。
真相は不明ですが、
米国の一連の中国制裁が発動しているのかも知れません。
現在、問題があったブランドはアマゾンにアカウントがないので
新に購入してしまう心配はありませんが、
既に購入してしまい、品物に問題が発生している場合は、
中国の販売会社と連絡がとれないことも想定されます。
Apemanの場合は良心的な対応でしたが、
今後、越境ECでの買い物は、特に注意が必要になるでしょう。
Posted at 2021/12/05 00:04:29 | |
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