エンジン潤滑添加剤で有名な丸山モリブデン。
あることから、手に入らなくなるのでは? と注文が殺到して
品切れ状態が続いております。
小パニックの背景を説明する前に、丸山モリブデンとは何かについて
おさらいしておきましょう。
モリブデン系添加剤には大きく2種類ある。
・有機系モリブデン(液体)
・二硫化モリブデン(粉末固体)
詳しいことは知らないのですが、どうやら二硫化のほうが
良いらしい。※液体系は時間が経つと化学反応し劣化するらしい?
で、二硫化モリブデンの代表的ブランドが
「丸山モリブデン」と「SUMICO」
ユーチューバーさんの検証などでは、
丸山モリブデンのほうが、モリブデンが細かいらしい。
で、丸山モリブデンを改良して「京阪商会」の橋本社長が
何年も研究して京阪商会レシピなる製品を開発。
一般的な二硫化モリブデン製品よりも、モリブデン粒子が圧倒的に
細かいらしい。一般品は1μくらいで、京阪商会のものは0.01μ。(*'▽')
旧車オーナーを中心に、京阪商会品は熱狂的な支持を得ていました。
騒ぎの発端は、2022年末、橋本社長がご高齢を理由に、1か月後には
会社をたたむと、ユーチューブで宣言したことが原因です。
これで愛用していた人、その他、転売ヤーなどが大騒ぎとなっている模様です。
京阪商会から、一般個人が購入することは、まずできないようで、
どういうルートで販売されているのか、さっぱりわかりません。
入手できるルートは、丸山モリブデン株式会社から購入するか、
丸山モリブデン株式会社から仕入れている斎藤商会で
購入するしかないようです。
現在、丸山モリブデン株式会社のネットショップは注文殺到で閉鎖されており、
斎藤商会のネットショップも品切れです。
と、ざっと説明すると、こんな感じらしいです。
良い商品には違いないのですが、いかんせん高価です。
しかも、送料が北海道ですと1800円もかかります。
丸山モリブデン株式会社によりますと、
アマゾンなどの通販サイトには一切出荷しておらず、
売られているものが、本物である保証は一切ないということです。
また、正規品の本物であっても、転売価格のためにさらにお高くなっています。
普通車用の1回使用量が250mlで、1本4000円くらい。
送料を足すと6000円弱です。
オイル交換の度に、プラス6000円はとてもサスティナブルではないと、
継続使用をやめる購入者も多いようです。
小生もコスパがあまりに悪いので、
バーダル社OEMのホルツ製のモリブデン配合添加剤をチョイスしています。
こちらは1回当たり2000円ほどのコストです。
とはいえ、橋本社長の話では、京阪商会版は、旧車なら
1万キロ以上、オイル交換が不要らしいです。\(◎o◎)/!
騒動が落ち着いたらお試し購入してみようかどうか、悩むところです。
Posted at 2023/01/01 15:26:33 | |
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