追突もらい事故、昨年中に示談成立し、修理も終了。
さっぱりして年明けしたのですが、
今日突然、相手の保険会社から電話。
「お相手がやっぱり保険を使わず、自費で支払いたいと言っているので、
振込口座を相手に教えていいですか?」
へ? はあ? ほ?
一旦は教えていいよと言いましたが、嫌な予感がして、すぐに取り消し。
それはできないと伝えました。
そもそも民法では示談成立後の取り消しや変更は、原則認められていません。
保険を使うことで、保険会社が代理人となり被害者の私と交渉、
保険会社の了承の元、整備工場へ入庫して修理をしました。
修理工場への支払い義務は保険会社にあります。
その間、修理規模、見積もり、代車の種類選定など、
すべて保険会社のチェックが入り、了承を得た後で実行しています。
事故から3週間、修理完了から2週間も経過しています。
仮に現金支払いがされなかった場合、
修理工場からの請求書が被害者のわたしにきます。
民法、商法とはそういうものです。
もうこれは罠の臭いがプンプンします。
落とし穴です。
わたしは加害者の方がどんな方か、まったく知りません。
運転手と車検証の名義も違いました。
運転していたのは奥さんで、旦那の名義らしいです。
運転者の住所と電話番号しか知りません。
職業や社会信用度もわかりません。
ナンバーも札幌ではなく、旭川でした。
「もし、支払いが滞ったら、どうするの?」
「わたしに請求書がくるでしょ?」
と保険会社の電話口の方に言いました。
事故担当者が正月休みで、代打らしいです。
「お相手に督促のお電話をします」
「それだけでしょ? 結局わたしに支払い義務が発生するんでしょ?
民法ではそうなるよね? 大人の世界の常識だよね?」
「わたくし、いきさつを存じ上げないので、ゴニョゴニョ・・・」
「え? なに? そうなりますよね?」
「担当に確認しまして、週明けにご連絡します」
世の中、油断も隙もあったもんではありません。
交通事故で、性善説は捨てましょう。
推測するしかないですが、相手の心がわりは、
1 案外安価に収まったので、計算したら自費払いのほうが得だった。
※総額は25万円前後なんですが、どんな保険等級なら
自費払いのほうが得になるのかな?
世間一般では5~6万円がラインだと思いますけど?
2 正月に親族・知人が集まり、邪悪な入れ知恵をする者がいた。
※「そんなん、こうやって、ああやって、踏み倒すんだぜ」的な?
3 夫婦喧嘩をして旦那が「俺の保険を使うな、お前が払え」と妻に言った。
この3つのうちのどれかだと思います。
それにしても、日本トップの損害保険会社が、
担当が休みで、代打が変な電話してきて、びっくりです。
普通なら損保が加害者に「示談成立後なので無理です」と
断るべきではないでしょうかね?
Posted at 2024/01/05 19:58:38 | |
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