アベンちゃんのブログ一覧

旧車レストア番組を見ていて不思議に思うことがあります。
Youtubeの配信動画もです。

それは何か？　

「誰もショックアブソーバーを交換してない」　です。

20年、30年、40年前の旧車のエンジンや外装、内装は一生懸命に
レストアするのですが、誰もショックアブソーバーを交換しませんし、
再生修理している所を見たことがありません。

レストアが完成して「素晴らしい乗り心地が蘇った！」とか、
言うてますが、そんなことあるかいな！　でございます。
古い車のショックは完全に抜けているはずで、
まっすぐ走らない、曲がらない、止まらない、
いつもぴょんぴょん跳ねるはずです。

しかし、番組でも動画でも、そんなことはひとことも言いません。
ショック・アブソーバーの新品交換部品はとっくにないはずです。
ならば、ショックアブソーバーを修理しなければ、
まともに走らないはずですが・・・・・

フロント・ショックの部品が、5月に注文して、やっとすべて揃いました！
ほんとは4月に注文していたのですが、ディーラーさんが、
面倒な仕事を嫌がるトヨタ・モビリティパーツに言いくるめられて、
バックオーダーになるパーツを注文していなかったのです。
わたしに無断で・・・・

まあ、いろいろありましたが、やっと揃いました。
スプリング以外のこちらがすべてです！



デカい箱はドイツから個人輸入しました。

Dさんの工場がお盆前になんと空きがあるということで、
数日後に急遽、フロントショック交換となりました！

しかし、その前にやることがあります。
ショックアブソーバーの防錆です。
北海道はこれをしないと、塩カルであっというまに錆び錆です。


防錆処理をしなかったリアショック。
冬に1000kmしか乗らなくても、新品から4年でこうなります。



地面から巻き上げられた塩カルが付着する部分から錆びます。
夏場に小石や砂が当たり、塗装が傷ついた部分にも塩カルがついて錆びます。

まずは、地面から近い部分をチッピングで塗装。



そして鉄板の合わせ目に隙間があり、塩カルが溜まってすぐに錆そうなので、
1本はパテで、1本は蝋で隙間を埋めました。
どっちが良いのかわからないので、別々にしましたｗ
作業はパテのほうが楽です。


こんな感じで。



完成品です。