2020年5月に
オイル新規格 API SP/ILSAC GF-6が始まり、
オイル添加剤も対応を迫られました。
1年後の
2021年6月 米国ダーバル社はオイル添加剤をリニューアル。
オイル新規格に対応しました。日本では武蔵ホルトがOEM販売しています。
日本における輸入正規代理店は、武蔵ホルトとは別にありまして、
バーダルA&L株式会社なのですが、リニューアル前の製品を
まだ日本で販売しているようです。
価格も武蔵ホルトのOEM品のほうが安いです

こちらが旧・製品 各所で在庫整理セール中

こちらが新製品 価格はほぼ据え置き
ダーバルのオイル漏れ防止剤の良い点は、
他社に多いオイル粘度を挙げて漏れをストップするのではなく、
ゴムシール、パッキンを柔らかくして膨張させる方法である点。
バーダルはオイル下がりとパッキン、シール劣化向き、
粘度を上げるタイプはオイル上がり向きです。
さらに、バーダルの製品は一度投入して1500kmほど走行すると、
それ以後のオイル交換時に新しい漏れ防止剤を投入しなくても良い点。
これはとても経済的です。
原理的にゴム、シールが十分膨張するために、
それ以上の投入を不要としているのです。
2万キロ走行まで追加しなくて良いとありますので、
車検毎の投入で済みます。
ということで、何が言いたいかと言うと、
リニューアル前の品を安さにつられて注文してしまいましたが、
エンジンオイルがAPI SP/ILSAC GF-6なので
新製品を実店舗で買いなおすというバカをやったという報告ですw
バーダルのオイル漏れ対策品をここまで推奨する理由は
以前、保有していた三菱パジェロミニのオイル滲みで
いろんな製品を実際に試してみた経験から
バーダルがいちばん良かったということです
ゴムパッキンが劣化してオイルが滲んできたら
この製品一択です。
オイル漏れレベルでポタポタ垂れている状態は
パッキンがすでに切れていますので手遅れです
外科手術でパッキン交換しましょう
ステムバルブシールの劣化によるオイル下がりにも有効です
ピストンリングの摩耗によるオイル上がりには効果がありません。
この場合はオイル粘度を上げると解消します。
高価な添加剤は必要ありません。
ただのぼったくりです。●コースとか。
人柱となった故・パジェロミニ君の冥福を祈ります
合掌(ー人ー)
※新車しか乗らない方、新車を5年~7年で買い替える方には
この手の商品は無縁でございます。必要ありません。
ゴムの寿命よりも買い替えサイクルのほうが短いからです。
新車を長く乗りたい方、中古車を購入した方には
オイル滲み予防策としておすすめです。
Posted at 2021/07/08 07:38:42 | |
トラックバック(0) | 日記