朝3時 予定より30分早く発車
天候はあいにくの雨 けっこう本降り
タイヤも空力もオイルもエアコンも万全の整備!
まあ、たまには雨のドライブもいいかなと自分を納得させてGO.
初日の走行距離は約860kmくらい。
旭川まではまっくらな高速道路を疾走いたしました。
蝦夷の高速道路は
東名高速や中央高速のような
走行車線を照らす照明がありませんw
自動車のライトと路肩の反射板だけが頼りです
しかも雨なので路面が真っ暗け。
第一通行帯はけっこうな轍ができていまして
路面整備の予算も少なく、雨が轍にたまって
けっこう危険な状態です。
それでも速度規制などは行われておりませんでした。
岩見沢あたりまでは横風風速8mの個所もあり、
これで規制なし?
マジかよ?と感じました。
横風+轍+水たまりは、結構車体が不安定になります。
しんどいのぉ~と思っておりましたら、
お仕事のトラックが追い越し車線を120km/hくらいで
かっとんでいきます。
トラックは80km/h以上出してはいけませんので
明らかに速度違反です。
「おかしいなあ~~? なんでトラックに追い越されるんだろう?」
と疑問に思っていたのですが、あとで理由がわかりました。
追い越し車線は走行車両が少ないので、路面が痛んでおらず、
轍がなく、そのため雨もたまらず、楽に安定走行ができるのでした。
そんなかんやで走った初日に走った工程が
下図のような感じでございます。
空は白く煙り、山の頂も見えず、
写真を撮るべきような光景もありませんでした。
どしゃぶりなので、車外に出て煙草を吸うような場所もなく、
高速道路のPAさえ、喫煙ルームまで屋根がなくて濡れてしまいます。
私は気づきました。
蝦夷地はオートバイのライダーや自転車旅の方々、
そして喫煙家の方々には雨がしのげる屋根のある、
無料で自由に使える施設や建物がほとんどなくて、
公園で雨宿りができる東屋もないのです
そして、車中泊マニアの方にも
厳しい土地です。
屋根のある駐車場は皆無なので、
小型車で車中泊する方は、
雨に濡れないように
すべて車内で荷物整理や
着替えなどを行わねばならず、
車内が狭いと絶望的です。
高速を降りて、唯一、無料駐車場と野外通路に屋根がある場所を見つけました。
トイレもコンビニもあります。
女満別空港万歳!
この後、知床横断道路展望台まで行ったのですが・・・・
強風と雨で峠道は真っ白!
視界は10mしかありませんでした!
お目当ての野生のヒグマには遭遇できませんでしたが
こんな悪天候の知床は滅多に体験できない!と
テンションを上げつつ、楽しい気分キープで屈斜路湖のホテルへ。
ホテルに着いた頃には雨も小降りになっておりました。
緊急事態宣言最後の日でしたので、
宿泊客も少なく、静かで趣のある温泉を堪能できました。
こちらのホテルの露天風呂は、意図的に照明を落としてありまして、
ほんのりぼんやりな明るさであります。
小規模な宿の露天風呂のように、照明に虫が集まってきて、
湯舟に浮かんだ虫だらけ! 蚊やブヨが入浴中に襲ってくる
ということがありません。
中庭の離れた所にメインの照明を設置して、虫がそちらへ集まるように
設計されており、よく考えられているなあと感心しました。
宿の関係者のお話によりますと、
宣言が開ける10月1日からは、団体客の予約が殺到しており、ほぼ満室。
臨時のパートさんも動員して、ハイシーズン、ピークシーズン体制だそうです。
静かなのは今日までで、良いタイミングでいらっしゃいました。
ということでした。
この日でさえ、日本人団体ツアーのバスが2台ほど来ていましたので、
もう日本の観光地はダメかも知れませんね。
また、あの大陸人や半島人が殺到する
騒がしい外国人に占領された観光地に逆戻りです。
露天風呂でお話した他のお客さんもまったく同じ意見でしたが、
「大きな声じゃいえないけど・・・・」と
変にポリティカル・コレクトネスに気を遣って
お互い腹の探り合いをしながら本音を話すという・・・・
日本は窮屈なおかしな空気になってしまったものです。

雨上がりの朝陽を浴びる屈斜路湖の森

屈斜路湖の朝陽と秋の湖畔

朝陽とコーヒー

テーブルもあります

北海道では貴重な人造ダム湖ではない自然湖

今秋からマリンジェット等が禁止になり静か~~♪

あっという間で紅葉シーズンも今週で終わりです

帰りにまた知床チャレンジw 峠はまだ真っ白

日に日に紅葉が進みます

1日たつだけでまったく色がかわってきます

麓に降りてきて、網走管内の名もない農道
静かで趣のある日本の観光地は束の間で
また大量に外国人がやってきて占領されてしまうでしょう
今回も中国語を話す団体に遭遇しました
糸冬 了
Posted at 2021/10/02 10:11:02 | |
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