自動車という工業製品はとても不思議な商品で、いったんメーカー工場から出荷されて、販売店に並ぶと、リコール以外、メーカーはほとんど面倒をみてくれません。
お客様ダイヤルに電話しても、販売店に聞いてくれの一点張り。
三菱はまだ話を聞いてくれるが、トヨタは酷いw
しかし、現在はトヨタに乗っているのだが・・・(+_+)
トヨタの電話に出る社員には、車への愛など微塵も感じられないですね。
販売店も口調は丁寧ですが、故障で持っていくと、いい加、新車に買い替えろ的なオーラが出まくりです。
車を生業にしているのに、車のこと好きじゃないんですね。
車好きなんて、メーカーの開発部門にしかいなのかも知れません。
旧車乗りさんは、もう悟っていますから、自分でメンテするか、車好きの整備士さんがいて、融通の利く整備工場を見つけるんですね。
自動車は長く乗れば乗るほど、思い出も増え、降り積もる雪のように、
愛着が増していきますよね。
わたしは、三菱の軽自動車パジェロミニの最上級グレードを新車で購入して19年乗りました。アイスバーンの北海道で頑張ってくれました。
ディーラーさんから聞いたのですが、新車からずっと乗っているランキングで、道内(県内)ではなんと五本指に入っていました((´∀`))
こういう場合、パナソニックとか家電メーカーなら
「長年のご愛顧ありがとうございます」って言ってくれるのですが、
自動車業界の人はまず言いませんね。また、パナソニックを買おうと思いますが
自動車でそう感じたことはないですね。
もう二度と買うかと思ったことは多々ありますw
車の寿命はゴムの寿命と言われますがその通りで、
愛着があったパジェロミニはステムシールが経年劣化で死んでしまい、
部品代は3000円くらいでしたが、工賃が20万円と言われ、ついに諦めました。
でも、ステムシールが逝った原因は、ディーラーでのスロットル・バルブの
ケミカル洗浄がきっかけでしたね。弱っていたゴムがケミカルでトドメを刺されたと思っていますが、争っても水かけ論になるので諦めました。
ボディもだいぶ腐食していましたし、ディーラーのサイドスリップ調整で
超トーインにされ、高価なブリザックが丸坊主になるなど、いろいろあり、
弁償もされず、謝罪もされず・・・もう踏んだり蹴ったりでした。
もう二度とこことはかかわりたくない。そう感じました。
パジェロミニ自体はとても好きな車でしたが・・・
悔しいから、それから、自動車のこと、整備のこと、勉強しましたよ。
もう絶対に、ディーラーや整備工場を頭から信用することはやめました。
こうやって自動車という不思議な商品は、
オーナーの車への愛着とは反比例して、メーカーからも見放され、
ディーラーからもぞんざいに扱われます。
現在、保有しているアベンシスは車齢15年です。
わたしで3人目のオーナーです。縁があって私の家へ来ました。
だいぶお金をかけたので、新車のような状態です。
購入3年目になり、思い出も増え、愛着も増してきました。
3年、5年で新車に乗り換えるのもアリなんでしょうけど、
1台を永く乗ると故障や劣化に見舞われるので、自動車に詳しくなりますw
そういうカーライフも世間の皆さまに許容して頂けたらなあと思います。
※写真は実家の父が初めて買った車、トヨタ パブリカです。
Posted at 2022/07/18 21:27:13 | |
トラックバック(0) | 日記