タブレット・ホルダー（天井）の自作

当車内で使用するタブレットは、運転席ヘッドレスト支柱に固定ホルダーを取り付けて運用していたところ、家族からより見やすい場所に移設して欲しいという要望を受け、天井ルームライト周辺に移設しましたので、その変更過程をお知らせしますね。

長距離ドライブ中の同乗者の映画鑑賞には、ナビのDVDや動画再生機能を使っていますが、動画再生には、事前のナビ規格動画への変換に手間がかかることから、動画再生は手軽に視聴できるタブレットを使っていました。

まず、移設に先立ち天井周辺に取り付けられるタブレット・ホルダーを探してみましたが、条件に合致する製品が見つからず、既存の製品のみで天井への固定は困難との結論に達しました。

で、天井に支柱を固定できれば、バー固定式のタブレット・ホルダーが使えることに気づき、天井内部に支柱を固定するためのステイを作り、ルームライト内部の固定ビス2本を使い共締めする方式としました。

また、本ホルダーは、バー固定部とタブレット固定部が離れており、重量のあるタブレットをバー固定部のみでは、十分に支えきれず走行中に大きく振動することから、ルームライト本体にアイボルトを固定し、タブレット・ホルダー先端部にも同じくアイボルトを固定し、相互を繋ぐことで、免振補強しておきました。

音声信号はBluetoothでナビと接続し、車内スピーカーで再生する設定としておきました。

これで、後席からより見やすい角度で動画を楽しむことができるようになり快適にドライブに集中できそうです。欠点は、前席から操作できないことでしょうか。

支柱取付用のステイは、分解した部材で、ハンマーと金ノコで整形してルームミラーの固定ネジ2個で共締めして強度を出しました。

前記ステイを介して木製支柱を天井から生やした状況。
赤黒のケーブルは、アクセサリー電源から分岐した12V電源ケーブル 。

タブレットに必須の5V電源は、前記12V電源を5Vへの減圧回路を使い、USBケーブルを天井から吊るしておきました。

走行中の本体のブレ防止と自重でタブレットが傾くのを防止するため、アイボルトをルームランプ側とタブレットホルダー側にそれぞれ取り付け、相互をからませる仕様としました。

駐車中には、タブレットを外しておいたほうが防犯上もよいかと思われます。
USBケーブルの収納場所は継続検討中。
今回のホルダー設置により、ルームライトが半ば覆われて、照明器具としての能力ダウンが発生しますが、許容範囲内と許してください。