
最近何かと忙しくて半年ほどツーリングに行けずバイクに乗りたい欲が爆発寸前です。
寒い季節のツーリングの目的地として私のお気に入りは足湯の有る所です。お勧めは兵庫県の武田尾温泉の足湯(無料)と奈良県の歓喜の湯(無料)の二つが超お勧めです。二つともに足湯自体が無料で開放されている上に無料の駐車場まで解放されています。しかもその無料の駐車場が足湯のすぐ目の前にあるのでバイクを眺めながら足湯に浸かることができます。両方とも立地がすごく自然に囲まれてて、景色が良い最高の足湯なのに人も少なくてのんびりできて超お気に入りです
そんな冬のツーリングの冷え切った体を暖めてくれる足湯なんですが、足湯ってそんなに沢山あるわけではないので目的地としての選択肢が少ないのが残念な所です。
ツーリングに行って足湯に入りたいなぁ~出来れば山の頂上辺りで!なんて妄想して楽しんでたんですが、足湯が無いなら作って持って行ったらええやん!って思いつきまして、バイクに積めるぐらいコンパクトで車載可能な足湯セットが有れば山の上でもどこでも足湯で温まってほっこりして帰って来れるのでないかと思い試しにツーリング用のコンパクトな足湯を作ってみました。
携帯式の足湯が有れば、ツーリング用だけでなく災害用の備えとしても有益かなと思います。特に私の住む大阪は南海トラフ地震の発生確率が30年以内に80%となっています。災害用備蓄品として役に立ちそうです。
もし地震の発生が真冬だったとしたら、、、、
あまり考えたくないですが、阪神淡路大震災は1月、能登半島地震も1月、東日本大震災は3月でどれも寒い時期に発生しています。寒い時期に災害が発生したらインフラは壊滅して、当然の如くお風呂も入れなくなると思います、そんな時に携帯型の足湯だけでも有るのと無いのとでは雲泥の差があると思います。

携帯できる足湯といっても造りは極めて簡素です。醤油の一斗缶を切って曲げて下からキャンプ用のバーナーで加熱するだけの簡単な作りの足湯です

横から見るとこんな感じですバーナーの上に折り曲げた一斗缶を置くので高さがあるのでちょっとだけ不安定なのと、不安定な所に足を浸けるので完全に脱力することができないのが欠点です。
ですがとりあえずの試作なんで今回は良しとします
今後改良するつもりです
簡単に作り方を説明させて頂きます

倉庫に転がってたキッコーマン濃口醤油が入ってた一斗缶です。
この一斗缶を切って折り曲げて足を入れる浴槽として使います。
この浴槽に何の材質を使うかで結構悩みました。プラスティック・木材など有りますが、今回は下からバーナーの直火で加熱するので金属製しか選択肢は有りませんでした、両足の足首が入る丁度いい大きさの金属の箱って何があるかなぁ~~って考えてみて、お菓子のカンカンとか煎餅が入ってるブリキのカンカンが良いかとか色々考えた結果一斗缶を使いました。
一斗缶を選んだ理由は、まず倉庫に転がってたんで費用が掛からない事と一斗缶は金属製なのが決め手です。
しかも元々一斗缶って液体の醤油を入れる為のものなので最初からシール加工が施されているので使い易い、水漏れ対策せずに切って曲げるだけで浴槽が完成できるという理由で一斗缶を使いました

グラインダーで下から三分の一くらいの所で切ってから切断面で怪我をしないように二回折り曲げてこんな箱型にしました。この箱が出来た時点でほぼ完成としたようなもんです

折り曲げ後の浴槽の高さは11㎝です。11㎝にした理由はギリギリくろぶしまでつかるか浸からないかの高さが11㎝でした。バイクに車載するのでできるだけ小さい方がいいのです

下から直火で加熱するのでそのままだと熱すぎるので、倉庫に転がってたヒノキの端材で簡単に【すのこ】を作りました。丁度ヒノキの端材だったのでお湯に入れるとちょっといい匂いがすると思います

すのこを入れるとこんな感じでジャストサイズです
めっちゃ簡単ですが一応完成しました

バーナーの上に乗せて着火します
水の量は大体3リットルくらいです

この日の気温は大寒波の襲来で7度で水温も7度でした

ちなみにバーナーは昔から使ってるトリプルバーナーでめっちゃ高火力のバーナーです

水温7度の3リットルの水が約5分で40度まで温度が上昇しました。

写真では分かりづらいですが肉眼では湯気がもくもくと上がって良い感じです、ヒノキの良い香りもします

さっそく足を入れてみました。汚いおっさんの足ですいません
箱が浅いのでくろぶしがギリギリお湯に浸かるか浸からないかの湯量しか有りませんが、足の甲は十分に浸かるので足湯としては十分に機能してくれていて足全体が暖かくなります

思い付きで作った足湯にしては大体上手く作れたのですが、バーナーの上に一斗缶の浴槽を載せてるの高さが20㎝ほどあるのでちょっと安定性が悪いのがたまに傷ですが後日改良をしたいと思います。
簡単ですがツーリング用の足湯を作ってみました。冬だけでなくてもいつでもどこでも足湯ができるのって最高だなと思います。はやくこの足湯をもってどこか景色の良い山の上までツーリングにでかけて足湯をするのが楽しみです
第二段の足湯の制作の様子はこちらです
https://minkara.carview.co.jp/userid/3262754/blog/48298260/
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2025/02/21 02:57:34