キーレスのシェル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ボタンのゴム部が痛んでしまい、ロック解除できなくなりました。
ロックボタンも実はヒビが入っていて、今回はキーシェルを新しい物に交換します。
2
マイナスドライバーを溝に差し込んで、テコの要領でグイッと持ち上げるとパコッと隙間が空きます。
隙間にギターのピックや不要になったクレジットカードなどを使って差し込んでいくと、スマートに作業できるのでオススメです。
3
Amazonで買ったのは同じボタンデザインのキーシェル。
1980円でした。
困った事にロック解除ボタンの感触が悪い。
押してもグニュとして基盤のスイッチにボタンが届いていない感じ。
基盤を固定するシェルには、爪2箇所で固定するのですが、片側の爪が上手く作られていない。
シェル自体も精度が悪くて、合わせ目が僅かに浮いてしまう。
某国の不良品に当たったようです。
4
気を取り直して、別の形のボタンの物を入手。
基盤を固定する爪もキチンと作られています。
しか~し!
ブランクキーを固定する部品が接合されたままです。
ピンを抜くのは困難です。
とても重要な事に気づく。
このキーシェルは「キーカット専用」と説明書きにある。
キーカットとは、
鍵屋さんでキー溝を彫ってもらって下さいねという意味です。
工賃は3万円ほどかかるようです。
これでは意味がありません。
5
こうなったら自棄です。
ヤフオクで見つけたのがコレ。
商品説明には「元のキーを組み替え可能」と記載がある。
もっと調べとけよ>俺
賢明なみんカラの皆さん、くれぐれも気をつけましょう。
6
キーブレードを取り出しだす作業です。
キーシェルに孔を空けるのですが、
曲面にいきなりドリルを立てると滑って危険です。
まず、ヤスリで削って平面を作ります。
そして、精密ピンバイスにΦ3mmのドリルを取り付けて手作業で下孔を空けます。
写真の下部の孔を参照。
7
あとは、空けた下孔から2.5mmのマイナスドライバーでピンを押し出しました。
これで元のキーブレードが外れます。
8
イモビライザーのチップも移植して、シェルを合わせて嵌め込みます。
固いのでチカラが必要です。
キーブレードと固定部をピンで接合。
新しいピンは太めで嵌め込みづらかったので、元のピンを流用しました。
キーシェルとブレードを嵌め込んで完成です。
これもチカラが必要です。
シェルの合わせ目はピッタリで嬉しくなります。
今回は電池(CR2032)も交換したので、キーをクルマに登録します。
【登録手順】
ドアロック解除状態で、イグニッションキーを数秒ACC位置にしてからキーをOFF位置に戻す。
10秒以内にキーボタン(どちらでもOK)を続けて押せば完了。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク