
GWの家族旅行5〜6日目。
いよいよラスト。
4日目はこちら。
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前日夜まさかの心霊険道を何とか無事通り越え、道の駅いたので朝を迎えました。

折角の四国なので、本番の讃岐うどんをと、まず腹ごしらえにこちらのさぬき手打ちうどん 丸亀さんへ。
「讃岐市」でも「香川県」でも食べていないというところがツッコミどころですが😂
"あの"地名が名前になっていますが評判は上々のお店です。
開店直後に入店したものの、店内はほどなく満席に。

讃岐の定番"ぶっかけうどん"も考えましたが、某チェーンへ行くとほぼ毎回それですので、たまにはと思い肉うどんにしました。
焼きうどんが特に評判のようです。
優しめの味付けで汁まで飲み干しました。
元々「丸亀製麺」が兵庫発の資本系であり、本場の地域からあまり良い目で見られていないことは知っていましたが、やはり昔からこういった美味しい店があるならわざわざこちらを利用する必要性もないなといった印象を受けました。
混んだにもかかわらず、着丼までの流れもスムーズそのものでした。
事実、丸亀製麺は四国においては他より圧倒的に店舗数が少ないですし、香川県に至っては1店舗のみという始末(笑
資本系は歴史と伝統を背負っている老舗には叶わないということです。

お腹も満たされ、鳴門ウチノ海総合公園で小休憩。
整備の行き届いた大規模な公園で、園内にBBQ場まであります。それでいて無料開放、太っ腹ですね。
こういう遊具が瀬戸内海に来たんだとひしひし感じさせてくれます。

四国を離れ、鳴門大橋を経て淡路島に足を踏み入れました。
この日のメインは渦潮クルーズ船に乗って鳴門海峡探検へ。

観光船は日本丸と咸臨丸(かんりんまる)の2隻が用意されており、今回は初めて太平洋を横断した蒸気帆船 咸臨丸(本物をモデルにして造られた船)に乗船。
元は鎖国中の江戸時代末期、日本に訪れる諸外国の軍艦に対抗する抑止力として長崎で導入したオランダ製の軍艦だったそうです。
元は蒸気機関が備わっていたものの、度重なる故障により導入から9年でエンジンを下ろし帆船になりました。
その後は紆余曲折を経て北海道への物資運搬としての役割で新政府が所有しましたが、最後は暴風雨の影響で沈没したという歴史があります。

太陽!海!橋!そして渦潮も目前に。

デカイ渦を捉えました☺️👀!!

もう1つの名物!最大1.5mの高さに及ぶ海面段差。

太平洋側(紀伊水道)から押し寄せた潮が①で2つに分断。
ここでこの地形故の症状が発生。
鳴門海峡のゲートはあまりにも狭い為ぶつかり、先ずは②の大阪湾側に流れ込みます。
続いて次に広い明石海峡を越えて同②の播磨灘へ到達します。
鳴門海峡到達まで約6時間かかり、その時既に太平洋側は逆位相となっているため、満潮と干潮の差でこのような光景になるそうです。
因みにここは公式HPから予め乗船予約をしておくことで、今回のような大きな渦が見られるので(渦の大きさが◎、〇、△表記されている)、興味のある方は予約をオススメします。
尚鳴門大橋の遊歩道からも眺めることができるそうで、また訪れる機会があれば行ってみたいものです。
ここもその他の写真はフォトギャラリーにてw

観光船を下りて、近くの食事処へ。
立地が立地なので観光客が当たり前に入ることから、基本どの店も値段設定は強気(笑

父は海鮮丼でしたが、母と私は観光地に来たら地産のものが食べたい性分(魚も地産ですが、ここでなくても食べられる(爆)。
淡路牛というブランドがあるらしく、そのステーキ丼を頂きました。それぞれ味付け違いで注文。
サーロインもメニューにありますが売り切れだったらしくモモの部位のステーキでしたが、コレがビックリ、筋が皆無に等しいくらい無く、久々に赤身で美味しいと思ったステーキ丼でした。
思い出す度に舌がじわ〜っとなります(笑

メインイベントを終え、淡路島をふらふらしながら北上します。
鮎屋(あいや)ゆめ大橋からダムをバックに来た証として撮影。
特に何かが凄い場所ではなかった(笑
この道は「オニオンロード」なる名前がつけられた道ですが、特にこの付近で栽培されているのかもしれませんね。
渦潮クルーズの土産物売り場にも玉ねぎを使った乾物なんかが沢山売られていましたねぇ。
試食で飲んだオニオンスープがコンソメに似ていてとても美味しかったです。

これより車両後ろ方向、急勾配等により、シャコタン、FF車進入不可(爆
少し上の方ジムニーがいましたね。
こんなところまで来たのは折角だからハイドラ緑化も目的だったというのに…。

ちょ、ちょ待てよ!!(キムタク
圏外になって緑化出来ず…。
そんなところにCP設置するなよ〜(怒
終いには起動し直したかと思えば走行中コメが入れ替わる始末。
次元の歪みかな?(爆

本州が近づくほどに渋滞に絡まれ、眠気疲労もピークに近くなってきたので、美湯松帆の郷にて温泉に浸かりました。
明石海峡大橋が目の前に広がるかなり眺めのいい温泉でしたね。

風呂から上がれば珈琲牛乳とソフ活という馬鹿な一つ覚え(爆
ソフトはびわソフトです。

ここでは母も必死に明石海峡大橋を撮っていました。
しかもスマホで。
一体誰に似たのやら…(汗
時間でライトアップのカラーが変化していましたね。
この後橋を渡って夕飯を食べ、再度神戸フルーツフラワーパークで車中泊でした。
翌朝、まさかCTのフォロワーさんが居られたらしく、身バレしていたとは知らず、最終日突入です。

帰り道で大阪を経由するので、何も見ないのもつまらないので、大阪と言えば点在する古墳群。
高槻市にある今城塚古墳に来ました。
有名な仁徳天皇の大仙古墳なんかに比べると控えめですが、それでも淀川流域では最大の前方後円墳らしいです。

大量の埴輪の模倣品が。

兵馬俑みたい?(小並感

この規模の古墳でも、使われた埴輪の総数は推定6000本との事。
かなりの重量物ですし、建設当時はさぞかし重労働だったんでしょうね。

隣り合わせに歴史館があるので入ってみました。

今城塚古墳をはじめ、付近の古墳群から出土した生活道具や装飾品が多数展示されていました。

大きい埴輪なんかはどうしても割れた状態での発掘な為、くっつけ合わせた状態で固定して展示されています。

大きいものだと、全高1.7mほどあるものも。
見応えがありますね☺️
ちなみに土器や埴輪は「古地磁気年代測定法」に基づいて、それがいつ作られたものであるかを調査しているそうです。
これらを焼く窯が火山岩や堆積岩の成分を含んでおり、できた時の地磁気が記憶されているため、その磁性を利用して年代が分かる仕組みです。(発見された土器窯や埴輪窯の付近で出土した物は、その窯の磁性を調査することで年代が決められるという理屈)
興味深い見学でした。

最後のご飯ははこちら、西の百名店となっているラーメン屋さんへ。
中々評判のようで、到着時店の外に数人の列を成していました。
「座銀」って…銀座を逆読みしているみたいな(爆

店の名前に恥じぬ品の良さそうなメニューですね。
盛り付け方にも品を感じます。

地鶏醤油sobaをチャーシュー増しで注文。
トッピングは結構お得感があります。
さて味は…あっさりの中に鶏の風味が優しく出ています。
ただ、家族3人とも感じたのは「薄くね?w」
ちょっと関東人には薄めに感じられるかもしれません。
真っ白いスープのとりsobaだったらどうだったんでしょうかね。
チャーシューは低温調理された鶏、豚、あと鴨肉だったかと。
想像つく風味ですが、これは美味しかった。
全体的に、☆3.5とします(笑
同じような類のラーメン屋で以前食べた、大田区大森のHomemade Ramen青麦は超えられませんでした(笑

途中SAで休憩しながら約7時間かけて帰ってきました。
遠方へ旅に出かけるとただ楽しいだけでなく、その地方の風土 歴史 人々と触れることによって、また新たな世界を知り、発見の連続でした。
でも一番の収穫は……
カメラの撮影テクニックUPでした(爆
恐らく6日間でカメラを振った時間を足し合わせれば半日近くになっていたかと思います🤣
次はまたお盆休みに家族で出かけようかと。
あぁ、でもまた鶴岡に行きたいですね。
心洗われた街であり虎の穴でもある(爆