
仕事の都合で、6月2週目から突如、東京の開発現場からはるばる山形・鶴岡市の工場へ長期出張となり、初めてのことだらけでバタバタした日々を送っております。
1人で飛行機に乗ったのは初めて。
工場の生産ライン業務をするのも初めて(コロナの影響で受注が下がっていたところからの急な受注回復で、生産ラインが逼迫状態につき、若い社員を中心に製造支援に回ることに)。
免許を取ってから1週間以上車のない生活は初めて。
一人暮らしも勿論初めて。
現地到着から1週間経って、ようやく色々落ち着いてきた感じがあります。

会社が契約したのはレオパレスの賃貸なので、家具家電付きはありがたいです。
が、部屋がいささか狭い…。
一軒家に住んでいると、慣れるまでの2、3日はすごく窮屈に感じました。
今は慣れてしまいましたけど。

自炊などした経験のない私は、まだ外食の頻度は高め。
加えて仕事から帰ってきて、作る気力は残っていません^^;
とある平日の夕食は、私の大好物であるラーメン屋さんに。
山形県は、現地に来る前の下調べでラーメン屋が多いことに驚きました。
後で知りましたが、ラーメン消費量日本一の県なんだとか。
そりゃラーメン屋さんも多いわけです。
というわけで、会社から比較的近めのラーメン屋さんで。

山形に来たのに、一番最初にすすった麺が燕三条系という始末でした^^;
燕三条系は聞いたことはあっても食べたのはこれが初めて。
スープ自体はあっさりめで、トッピングも含めて背脂とのバランスを取っているようです。
それでも食べ進めていくと、背脂が胃にずっしりときました。
美味しいと感じたのは半分くらいまで、それ以降は背脂との格闘。
食後1時間ほどでお腹がやられました(笑

別の日は鶴岡では珍しい家系をすすりました。
別の家系で修行した店主?のようですが(レビューで見ました)、本場の家系とは少し違い、クリーミー系のスープでした。
麺は平麺のツルッとしたストレートで、これも少し違う。
チャーシューが燻製が効いていたのがこれまた異端ですが、意外と美味しかったです。

休日になり、昨日今日と鶴岡市内を散策していますが、町行く車を見ていると、やたらホイールハウスのタイヤとのクリアランスが大きい車ばかりなのにビックリしています。アルトワークスでさえも。
もっとも、私のもタイヤ外径そのものは小さめになっていますが。
最初は平均所得による節約かと勝手に思っていましたが、いやいやそんなはずもなく、後に冬場のタイヤチェーン装着のことを考えての処置なんだと気付かされました。
こちらでは、賃貸の注意書きにも、冬季は凍結の恐れがあるので、水抜きをしてくださいとの記載があります。
寒冷地らしいですね。

もうひとつ気づいたのは、散歩で歩きながら流し撮りした右折のワゴンRですが、このように
歩行者に対する安全意識が高く、殆どのドライバーが横断歩道の有無関係なしに、かなりのゆとりをとって曲がっていきます。
これには感心させられました。
関東人、私含めせっかちな運転が出ることがあるので、気をつけねばなりませんね。
見習う必要がありそうです。
時に思わぬ距離感で道を先に譲ってもらうこともあり、こちらが逆に小走りになりがちです^^;

歩いて散歩できる範囲に幾つか観光スポットもあります。
代表に鶴岡公園がありまして、ここはかつてお城だったようで、公園を囲うように水堀があります。

公園内には神社や来賓館があり、来賓館は鶴岡にまつわる偉人の紹介がありました。
館内撮影は禁止されているので写真には収めていませんが、第47代横綱 柏戸、発明家の齋藤外市、庄内藩第2番隊隊長の酒井了恒、「夜の靴」著者の横光利一などが特に印象的でした。
その他の場所はいずれ訪れる予定なので、追ってブログにしたいと思います。

またラーメンに戻りますが、昨日行きました龍上海さん。
やっとご当地ラーメンです。
赤湯ラーメンを頂きました。
モッチリ系で中太縮れ麺
味噌は札幌に比べればあっさりしていて癖がないです。
赤いのが辛味噌で徐々に溶かしていくのがセオリーでしょうが、レンゲの中で溶かして、普通の味噌スープとの違いを最後まで楽しみました。
溶かすと深みが増します。
隠しにニンニクも効かせているせいか、中毒性がありました。
また行こうと思います。

こちらは今日行きました龍横健さん。
トッピングが豊富なのですが、今回はオーソドックスな肉そばを頂きました。
評判が高く、かなり素材にこだわっている感じが見ても分かります。
中太縮れ麺で、醤油はキレと言うよりはまろやかな味がしました。
出汁は品よく効かせてるって感じ。
バラチャーシューは少し下味があるかな?程度。
今度来た時はトッピングで魚の風味を効かせてみたいと思います。
肉よりは、魚介系の方があっているスープと感じました。

鶴岡に住んで早1週間。
最初は早く帰りたいことしか頭にありませんでしたが、たとえ地元から離れた場所でも
「住めば都」、これだと思いました。
確かに車に乗れない辛さはありますが、1ヶ月に1度は帰宅できますし、何より
人、環境、モノ、色々な発見があり、自分磨き、成長の糧になってくれそうです。

またネタが出来たらアップしようと思います。
まぁ、来週は一時帰宅してしまうわけですが(笑