
外装変更で車を町の整備屋さんに出しました。
3回目の依頼で、このショップに置いてある代車はどれも軽ですが、今回貸して貰った代車は三菱のアイ。
何とも面白いのが来ました。
ボンネットらしい形がない。
そう、三菱が世に送り出したのはMR方式の軽でした。
電気自動車モデルにi-MiEVがありますが、端からこちらの市販化を想定し、MRレイアウトが採用されていたのかと思います。
詳しくは関係者では無いので分かりませんが(笑
2006年1月〜生産され´13年7月に生産終了しているみたいですが、好みが別れそうな外観は未だ独創性溢れるデザインで個人的に好感が持てます。(ちなみに母はダ〇いと言ってました(^^;)
グッドデザイン賞の受賞歴もありますね。

MR車なので荷物スペースの下がこの通りカバーで覆われ、遮熱、吸音材が間に入っています。
室内に入ってくる音はこの時代の軽と比べても勝るとも劣らない感じでした。

室内は必要にして十分な広さ。
ステアリングの調整機構はありませんが、軽自動車にしては珍しくシートリフターがあることに驚き。
ローポジと表現出来る低さには出来ませんが、前方が見えやすい最下部がしっくり来ます。
ウィンドウの傾斜が強く、普通の軽に乗ってる人には圧迫感があるかもしれませんが、私は全く感じませんね。
エアコンがガンガンに効くのでこれまた驚き。。。
唯一感じた不満は、シート形状がエビゾっていること。肩甲骨から上がシートにフィットしません。

リアシートも居住性はなかなか。

エンジンは完全に隠されていて見えません。
私的に1番肝心な走行性能ですが、ステアリング中立付近の重さは少し癖があるものの、切り足して行った時の安定感はピカイチ。
そこそこ曲率のあるカーブを曲がる時も、ウチの弄ってあるアクセラスポーツと比べても遜色ないくらいのスピードで曲がり、これには驚きました。
ちなみに前後重量配分は車検証記載で前400kg:後500kg でした。
リアエンジンなので、仮にリアがブレークした時はどこへ吹っ飛ぶかは分かりませんが、意外と限界は高そうです。
純正サスペンションでも、少しグリップが高めのタイヤの方が相性が合っているような気さえしました。
加速性能においても、eKが評価できるレベルでもなかったのに対し、キックダウンは0.5秒程度で完了。
現行フレア(=WagonR)を借りた時のク〇みたいなラバーバンドフィールはとても乗れたものじゃありませんでしたが、これならメリハリがありストレスを感じませんね。
MR車らしく、背中をグッと押される感覚もとても気持ち良いです。

S6ほどではないにせよ、高速安定性も優れ、カーブでの姿勢もいい。
背の高い車でここまで気持ちいいと思える車が、こんなところにあったのかと驚きました。
ダメダメだったeK wagonでの反省点から学んで改善されていますね。
仮に2台持ちの環境にならざるを得なければ、維持費も安く、尚且つ楽しめるアイは非常に魅力的なクルマですね。しかも人と被らない。
今なら中古価格も50万あれば程度のいい個体が買えますし。
週末、ちょっとワインディングに持ち込んでみようと思います。
これでMTがあったら尚楽しそう。。
Posted at 2022/02/20 19:21:49 | |
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