メーカー/モデル名 | トヨタ / クラウン(スポーツ) スポーツ Z_E-Four(CVT_2.5) (2023年) |
---|---|
乗車人数 | 1人 |
使用目的 | 通勤通学 |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
|
---|---|
満足している点 |
ソフトだが接地感がスポイルされていない乗り心地でとてもよい。 車高が低めで全長も短いから、ワインディングでも不要に揺さぶられることがなく快適 ハンドリングもシャープではないが、リニアだし感触がとても良くいい意味で適度なルーズさ 丸っこい車体の割に、狭い路地ではカローラなんかよりよっぽど見通しがよく扱いやすい リアステア搭載で車格の割に曲がり角もFRみたいにスイスイ曲がれるのは◎ 趣味でウィンタースポーツに行くため、あえてのHEVを選択 細かい点では ・外装 言わずと知れたデザイン性 日差しでも夜景の中の街灯でも曲面と工夫された塗装色で本当に素晴らしい仕上がり オススメは赤、つぎにカッパー 信号待ちなどでヘッドライト消灯時、フワッと消える演出がカッコいい 屋根をムーンルーフにすると、洗車時にはデリケートな塗装面と違い研磨前提でざっくり洗えて割と便利 ・運転席周り 横に広いナビは中身はカローラと一緒でも使いやすさがだいぶ向上 タンカラーの革がベストな見た目 エアコン操作パネルも操作しやすくてgood ・エンジン 昔のクラウンに乗っていた2ARとは音の演出が違う 昔はひたすら音を抑え込んでいたので変な唸りの残響が入ってきたのが、 回している感じをドライバーに感じさせるような排気音の入れ方に変わった 絶対的音量は昔のクラウンの方が小さいが、聞こえる音の質はスポーツの方が好きだな ・ハイブリッドユニット エンジンの始動時の振動やトルク変動はもはや感じないほど、この辺の制御は格段に進歩している ・足回り 大径ホイールと薄いタイヤだが快適性に心配なし 変な振動や突き上げもなく滑らかそのもの またHEVを選んだのはキャリパーサイズも関係していて テンパータイヤ設定があり、なおかつ17インチがフィットする これは冬タイヤ勢にはありがたい限り(PHEVは20インチキャリパーでタイヤセットが高い!) |
不満な点 |
・外装 フェルト様のインナーフェンダーは掃除が大変すぎて...遮音性が高いのかもしれないが フェンダーアーチの美しいピアノブラックは同じく巻き上げる汚れが付着すると目立つことこの上なし クラウンパッケージを付けたが、下のほうにつく再度エンブレム周りの汚れが掃除しにくすぎるのでオススメしない 文字の隙間にタイヤの巻き上げた汚れがすぐに貯まるのだが、ピアノブラック樹脂だから汚れが目立つし、頻繁に掃除して洗車傷が入っても逆に目立つというジレンマ ・運転席まわり デジタルメーターはカローラと全く同じ仕様で特別感ゼロ 地図表示もシンプルすぎ、小さすぎで実用性無し ナビがちょっとだけ遠いかな...運転席に座った状態で操作するのに手が届きにくい またシャンパンゴールドのパーツは剛性が無さすぎて触るとフニャフニャだし、目に見えるところにバリが... ムーンルーフはNXのように外にスライドして開いて欲しかったし、ガラスの遮熱性が皆無なので社外の遮熱フィルムを貼った。 OHコンソールがカローラと全く一緒...サングラスホルダーくらい付けてよ ルームランプも明るさや光の拡散が不十分で使いにくいし色味も安っぽい シート座面が高い上に、前のルーフが下がり気味で高身長の人は注意 当方身長177センチ、座面一番下げてもルーフが上半分の視界を遮るように感じて圧迫感がキツい シート座面はもう少し長くてもいいかも? 必ず試乗してシートポジションが合うか念入りに確認してほしい ・ハイブリッドユニット タンクが小さくて意外とワンタンクで走らない 市街地でストップアンドゴーを繰り返すとハイブリッドとは思えぬほど燃費が向上しない モーターは1.8tの車体に対して低すぎるかも...なんでNX350hからワンランク下のモーターにしたのか 0-60くらいまでのトルク感はかなり感じる一方で、上り坂のキックダウンや高速の追い越しになると途端に最大馬力の低さが露呈する スポーツなんだからもう少し欲しかったなあ ・足回り ブレーキホールドがかなりガサツ 新車だからローターとパッドの当たりが出ていないのが原因だろうけれど、アクセルをかなり踏み込まないとホールドが解除されない 解除されるとゴゴッという音とともに急に飛び出るような感じ カローラから変わってないので改善希望 ・後部座席 元から使うつもりがないのでいいが、やはり少し狭い 特にドアの開口角度が小さいのが狭く感じさせられる理由かも ・ラゲッジ 容量はこんなもんかな DOPのラゲッジマット、やけに肉厚でフニャフニャだし手触りも微妙すぎ... なんでこんなの採用したし リアハッチのガラスが小さすぎて、バックミラーで見える範囲が小さい デジタルミラーがあるが、慣れてない人にはつらいかもね |
総評 |
よくこんなのはクラウンじゃないというネットの書き込みを見るが、実際に所有してみてこれもまた一つのクラウンだと思うようになった 確かに突っ込みどころは沢山あるが、それは歴代車も同じはずだ むしろ今までのクラウンは見えるところにだけ金をかけ、見えないところは手抜きだとかなんだとか言われていたことの方が多かった 今回のスポーツはごまかしではなく、コンパクト化した車体に合うようにシャシー全体を最適化して作っており、とても好感度の高い車に仕上がっていると思う むしろ限られた予算でここまで仕上げてきたことは、方向性こそ少し違うもののクラウンの精神に他ならないだろう |
デザイン |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
走行性能 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
乗り心地 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
積載性 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
燃費 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
イイね!0件
![]() |
トヨタ ランドクルーザー100 ランドクルーザー100、最終型、ガソリン車 |
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!