【青森市】 八甲田大岳 2009
日本百名山の一つ 八甲田大岳を登る!!
2009年11月12日

【概 要】
■以下、「みちのく名山探訪」より抜粋
八甲田大岳(はっこうだおおだけ) 青森県・標高1,585m
■青森県の上北郡、南津軽郡、青森市、および黒石市に広がる山塊を八甲田山とよび、荒川を境に、北八甲田連峰と南八甲田連峰とからなっており、十和田八幡平(はちまんたい)国立公園の一角にあります。八甲田大岳は、北八甲田連峰の主峰です。たんに八甲田山といえば、通常は北八甲田連峰のことを指します。
■北八甲田連峰は、八甲田大岳(標高1,585m)を主峰に、高田大岳(1,552m)、井戸岳(1,550m)、赤倉岳(1,548m)などの10峰が連なっています。南八甲田連峰には、櫛ケ峰(くしがみね、1,517m。上岳ともいう)、下岳(しただけ・1,342m)、駒ケ峯(1,416m)などがそびえています。これらの山の姿は円錐形、または屋根形で、那須火山帯に属しています。
■広大な山域にはいくつもの川が流れ、奥入瀬川(おいらせがわ)、七戸川(しちのへがわ)が東へ、荒川、駒込川が北へ、そして浅瀬石川(あせいしがわ)などが西へ流れています。
■それほど急峻な山ではなく、むしろ歩きやすい山ですが、明治35年(1902)1月24日におきた日本陸軍第8師団青森歩兵第5連隊の210名の遭難が語るように、厳冬期には大変厳しい気候条件となります。この遭難事故は新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』に大変ドラマチックに描かれています。
■その恐ろしい雪は、同時に美しい樹氷をつくりだし、自然の芸術を満喫することができます。
【感 想】
■2009年秋に八甲田山大岳を登ってきました。目的は八甲田の紅葉の写真を撮ることでした。しかし、当日は生憎の雨で、山頂は既に雪でした。風が強く山頂から引き返すことなりましたが、厳しい八甲田の風景も撮ることができましたので、それはそれでよかったと思っています。
■八甲田に秋に登るのであれば、9月下旬から10月の初旬がいいですね。中旬ではもう遅いです。
【その他】
①駐車場
八甲田山大岳に登るコースは酸ヶ湯温泉のところに大きな駐車場がある ので、そこに車を停めて登るのがいいでしょう。駐車料金は無料です。コ ースについては、駐車場にビジターセンターもあるので聞いてください。 ただし、紅葉時期のあまり遅い時間帯にここに車を停めようとしても混雑 していて停めることはできませんので、早朝出発を心がけてください。
②温泉
登山を終えたら、あるいは前泊するのであれば、ぜひ近くの酸ヶ湯温泉に入ってください。乳白色の温泉で、とても肌に優しくしばらく体がほかほかしています。一応、混浴になっています。一応というところがミソデス。男性の方は過度な期待をしないで入ってください。女性の方は混浴になっていても、仕切りがありますので、男性に見られないで入るエリアもあります。でも、皆さんあまり気にしていないようでした。
③登山の所要時間
酸ヶ湯-仙人岱-八甲田清水-八甲田大岳-上毛岱-下毛岱-酸ヶ湯のコースでほぼ5時間程度と思われますが、ゆっくり撮影などしているともっと時間がかかりますので余裕を見てください。
ちなみに、私の場合は、当日は強風と雪が山頂に待っていたので、大岳に上ってそのまま来た道を引き返しましたが、所要時間は4時間半程度でした。途中写真撮影時間が入っています。
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