MICHELIN PILOT SPORT 4S 225/40ZR18  

装着してから半年(5,000kmぐらい走行)がたち、ようやくサーキットにも行けたのでレビューです。本レビューにおけるPS4Sは、GRヤリスのOEタイヤを譲っていただいたものになります。なので一般流通のものとは多少違いがあるかもしれません。MADE IN U.S.A.とのこと(普通のはフランス製？ドイツ製？)。

何よりもとても乗り心地がいいです。40扁平ながら嫌な突き上げ等はなく、ロードノイズもスポーツタイヤであることを考慮すれば十分静かだと思います。アジアンタイヤにあるような変な唸り音は当然ありません。ここら辺は一流メーカーの高級タイヤということでしょうか。

乗り心地がソフトでありながら、タイヤがヨレるような感覚もなく、あくまでもスポーティなハンドリングを維持していると思います。街乗りにおいてはドライ・ウェットともにグリップで不安になることはありません。当たり前ですが。

サーキット走行は、本庄サーキット(初走行)のレビューとなります。今まで履いていたのがクムホPS71ということでお世辞にもグリップの良いタイヤではなく、そことの比較です。

当然ながらPS71より食います。ただ、絶対的なグリップがその辺のハイグリほどあるか？と言われたらないような気がします。横方向はすぐ鳴く割には結構食う、縦は思ったより食わないかな？といった感じ。サーキットバキバキ走るならミシュランにはCUP2がありますしね。誤解のないように補足すると、走っていてイライラするような食わなさではなく、あくまでもスポーツ走行をちゃんと楽しめる十分なグリップはあります。というか普通に食います。そこは世間の評判通りです。

その辺の安いUHPタイヤ(PS71とか)と圧倒的に違うのが、熱が入った後の変化かなと思います。当然、2周連続でアタックすると相応に熱ダレするんですが、その後にクールラップを取ると、しっかりグリップが復活するんですよね。これはPS71ではなかった感覚なのでびっくりしました。やはりコンパウンド自体のデキが違うんだなあと。

そして12分×5本ほど走った割には全然減ってない！ウ○コの付着もかなり大人しいです。この辺りもハイグリとは違うところでしょうか。

色々書きましたがこのタイヤで一番気に入ってるのはサイドウォールのかっこよさです。ワックスの塗り甲斐がありますよね。

というわけで、色々書きましたが現状全く不満はないです。強いていえばお代わりするときにお金が足りるのかな？というところ。今の減り方だと2年は使えそうなので将来の自分に決めてもらうことにします。