ドア内張外し

純正オーディオは音質がモノラルAMラジオ並みなので、DIYでスピーカー交換とデッドニングをやってみようかと。

その前にドア内部構造の確認と採寸のためドアの内張りを外してみました。海外のYouTubeを参考にしました。

13年落ちのクルマの内張外し記事を見る方はレアと思いますが、今後の自分の作業用にメモしておきます。

作業の前に、サイドエアバッグが起動しない様にバッテリーを外す方が良いようです。私はつなぎっ放しで作業してしまいました。

作業は、黄色矢印5箇所の裏手にあるトルクスT30のネジを外して、内張を剥がして、コネクター類を外す、という流れ。

1. ドアミラー内側パネル内
2. ドア後端カバー内
3. ドアポケット前方カバー
4. ドアスピーカーの横
5. インナードアハンドル裏

1.ドアミラー内側パネル内

三角のパネルを外します。
パネル爪は底辺に2箇所、頂点に1箇所爪。カバーを内張剥がしで下から引き上げて…。
なかなか外れず、チカラ任せに頂点から外そうとしたら頂点の爪が割れましたので慎重に…。
パネルを外すと、黄色矢印のネジが現れますので外します。

2.ドア後端カバー内

カバーは軽くハマっているだけなのでチカラは要らないです。

3.ドアポケット前方カバー

ここが厄介。
ポケットの蓋を開いて、矢印の方からトリム外しを差し込んで、エイっと上にあげるとカバーの後方2つの爪が抜けます。ここまでは問題無いですが、ドアグリップ裏手にある爪は、トリム外しを差し込んでも外れなくて、結局、指で押し上げながら、奥に潜むネジを外しました。完全に外れなくてもネジは届きます。

4.ドアスピーカーの横

ここは緩いので、直ぐに外れます。

5.インナードアハンドル裏

青矢印のT20を外して、ドアハンドルを引っこ抜きます。
黄色矢印の丸プラグの裏にあるネジを外します。

あとは内張をベリベリ引き剥がす。
黄色丸の9箇所にグリップがあるので、その辺りに内張剥がしを差し込むと良いですが、テコの要領で抜こうとすると、ボディを傷つける可能性があるのでお気をつけて。内張剥がしかボディ側を養生すると良いかも。前のクルマでは傷つけました…。
指が入る隙間を作ったら、軍手をはめてパワープレーが良さげです。

ドアの下に台を敷いて、内張りを仮置きすると次の作業がし易いと思います。

ドアハンドルのワイヤーと、コネクター２つを抜きます。

臓物はこんな感じ。
サービスホールが無くて驚きました。デッドニングは楽そう。

基本的な造りは前車アバルト595と同じなので、そこそこ経験が活きました。
外すだけなら片側30分かな。

追記。3の作業で、カバーが抜けず指でカバーを押し上げながら奥のネジを外す場合、ネジまでが遠いので長めのドライバーが必要です。

ウーハーの奥は、斜めにメンバーが通っているので、奥行きあるスピーカーは入らないかも。開口部からメンバーまで約55mm。サブバッフルで上げ底にして避けたいと思います。