久々の投稿で生存報告です(マテ
10月25日~28日まで、4年ぶりに鈴鹿サーキットまで遠征して参りました(´ω`)b
前回が2020年の最終戦
以降、コロナ関連やらさくらさん自身の膝の故障等々、色々あり過ぎて遠征もままならない状態
挙句、現職場の余りのバタバタ状態でストレスがピークに達しておりました
コレは流石にそろそろ本気で遊びに行かなければ潰れてしまう・・・・・
と、強引に休みを取り、全日本ロードレース最終戦を観戦する事に決めたのでした
問題は移動手段
定石ならセントレアを使い、そこからレンタカーを・・・・って流れなんですけどねぇ・・・・
スケジュールに丁度良く使える便が無いんですよ
あっても料金がLCCの癖に2万円超
流石にやってられないわ・・・ってコトで、関空で検索してみたら関空行き最終便が半額以下
コレにレンタカー料金&追加荷物料金を加えてもセントレアを使うより安い状態
関空から鈴鹿までの移動が面倒臭い程度なんで、其処は目を瞑って料金優先で旅程を組みました
ま、その旅程も馬鹿丸出しの旅程なワケですが(笑
さてそれでは頭悪いツアーの始まりです
25日
この日は出勤日で早番
勤務終了が16時でした
そして飛行機の出発時間が19時25分
職場から新千歳空港までの移動時間が大体1時間くらいなんですよ
本来なら一旦戻って風呂にでも入って・・・・なんて時間があるワケ無い(笑
職場でシャワーをこっそり借りてサッパリしてから新千歳空港へと向かったのでした
ちな、出発の時点の札幌の天気
因みに気温は10℃程度・・・・
新千歳空港に着いたのが18時ちょい
保安検査を通り搭乗です(´ω`)
今回利用したのは貧民の翼、ジェットスターです(笑

飛行機は定刻に離陸、一路関空へと向かったのでした
途中、見事に寝落ちしておりました(笑
そして21時45分、無事関空到着

ここから急いでJRの関空快速に乗り換え、レンタカーを受領すべくあべのハルカス(天王寺)に向かいます

この区間に乗るの、初めてです(´ω`)
本来なら関空でレンタカーを借りて・・・なんて考えてたのですが、運悪く空港レンタカーの営業時間は終了だったんですよ
で、仕方無く天王寺まで移動、0:30まで営業しているレンタカー業者から車両を受領しに行く事にしたのです
23:00に天王寺着

因みに今回、不慣れな区間に乗るってコトで、お試しでKitaca(北海道版Suica)に3000円分チャージして乗ってみるコトにしました
関空駅の券売機が混んでる可能性があるのと、帰りもレンタカー返却後に同じ区間に乗るからね
まぁ、地元に帰ったら全く使わなくなるんだけどね(笑
天王寺からレンタカー営業所に向かい、無事、車両を受領
今回のレンタカーはワゴンR

・・・・つい最近、従姉が買ったのもワゴンR
今年の春先に宇都宮に行った時に借りたのもワゴンR・・・・
何かここ最近、さくらさん、ワゴンRに取り憑かれて無い??
って言いたくなるレベル(;´д`)しかしまぁ、良くも悪くも乗り慣れている車両ってコトで色々気にせず乗れるのは楽ですわ
実験してみたいコトもあったし
車両受領後、23:30に営業所を出発
一路鈴鹿サーキットへと向かったのでした
今回は名阪国道を使って一気に移動です

途中、天理辺りの区間までは下道を使っています
天理の辺りから名阪国道に入る前にちょっと腹ごしらえ

沿線で開いていたお店に飛び込みました
注文したのは味噌ラーメン(笑

と、ライス(笑
まぁ、細麺なのは仕方無いですね(´ω`;;

お腹を満たした所で再スタート
名阪国道をいいペースですっ飛ばし、3時くらいに鈴鹿サーキット駐車場に到着しました
※大きなイベントの日は予約しておけば(ちょっと高価いけど)深夜でも駐車場に入れるのです
途中のコンビニでコイツを購入(笑
車中でカンパーイ(´ω`)ノ□

今回、ワゴンRが借りられたってコトで即興で実験したのがコレ

身長180cmのさくらさんがワゴンRで足を伸ばして寝られるのか?
結果は・・・・・
可能でした(´ω`)b
助手席を前までスライド&リクライニング、リヤシートを倒せば足を伸ばして寝られるベッドスペースが出来上がります(笑
コレ、近い内に従姉車で実験してみようと思ってたんですよ
労せずしてこんな所で実験出来るとは(笑
今回、寝具は一切無しな状況でしたが外気温が16~7℃ありましたんで追加装備は一切不要で快適に寝るコトが出来ました
26日(土曜日)
起きたのは6時半
何だかんだで7時ちょいまでウダウダと横になってました
写真に映っている建物、昔はホンダコレクションホール&ボーリング場でした
現在はレストランになっているのかな?

洗顔したり機材の準備をしたりして、正面ゲートに移動
8時のゲートオープンを待ちます
8時の定刻にメインゲートが開きまして、場内へと移動開始です
4年ぶりの鈴鹿サーキット
もうね、ワクワクが止まらないのです(´ω`)
途中の連絡通路を抜けると見えるのは有名な大観覧車

この日は各クラスの予選がメインでございました
ゲートオープン後、レーシングコースに入場
真っ先に向かったのがコチラ

鈴鹿の最終コーナー手前、旧名カシオトライアングル
現在は日立アステモシケイン・・・と呼ばれております
そのコーナー進入直前の場所で21年前に残念な事故が起こりました・・・・

2001年、当時2ストローク車両で開催されていたMotoGP(当時の呼称はWGP)、その中間クラスのGP250(250cc)でタイトルを獲り、その後2002年に最高峰クラス(2002~3年は移行期間で2スト、4スト混走)に参戦、活躍を期待されていた加藤大治郎くん
最高峰参戦2年目の2003年開幕戦、鈴鹿のこの場所で不慮の事故で亡くなってしまったんですよ
以降、当時からのファンは鈴鹿に来る度、ここに来て手を合わせて行くようになりました
さくらさんも’80年代からのGPファンでして、大ちゃんの活躍を期待していた1人
全日本デビュー当初から注目していた子でした
※全日本デビューは’94年
戦績等々はWikiで紹介されておりますのでそちらを参考にされたし(´ω`)b
4年ぶりに大ちゃんにお参りした後に向かったのは逆バンクコーナー

コーナーそのものはフラット(イン側への傾き=カントが無い)なのですが、1つ前のコーナーから切り返しの際、視覚的に外側に傾いているように見えるせいで”逆バンク”と呼ばれるようになったコーナーです
ここ、撮影リハビリには丁度良い場所なんです
客席から見た全景はこんな感じ

1つ前のS字コーナー立ち上がりから右に倒して行くんですが、見通しが良くタイミングが合わせ易いのです
4年ぶりの撮影ってコトで、先ずは勘を取り戻さなければ(^^;;
以下、各クラス毎にUPして行きます
26日AM分
1:JP250クラス
JP250クラスは正式には全日本開催としてのクラスには入っておらず、併催の扱いになっております
使われている車両は市販の250ccクラスが中心となっていて(一部300cc超もあり)ホンダのCBR250RRやヤマハのR25、カワサキのZX-25Rが多数参加しています
現状、ホンダのCBRが優勢となっております
タイヤもスリック(溝無し)では無く、市販公道タイヤが使われています
ベース車両も改造範囲が厳しく制限されています故、参戦費用も比較的安価となってます
また、ちょっと扱いが面倒なクラスでして国際ライセンスと国内ライセンスの混走になっています
ナショナルクラス=国内ライセンスでゼッケンが白地に黒文字
インタークラス=国際ライセンスでゼッケンが赤地に白文字
に区分されております
大昔、全日本は国内と国際のライセンスが混走だった時代もありまして(漫画のバリバリ伝説時代w)、そこで国内が国際に勝って名を上げる・・・って事もあったんですよ
そんな状況に近く、活気があるクラスでもあります
国内ライセンス勢に取っては腕試し、国際勢に取っては気軽に出場出来るカテゴリって感じですね
その予選風景がコチラ(´ω`)

逆バンク、頑張り過ぎるとこうなります・・・
フロントの荷重が抜けやすい場所なんですよ
2:J-GP3クラス
ある意味世界に一番近いクラス
(建前)
現在の全日本の車両の中で唯一、レース専用車両でのクラスになっています
大多数がホンダのNSF250って車両を使ってまして、タイヤはスリック(溝無し)が使えるクラス
数年前まではオリジナルフレームを使っていたチームもありましたが、現在は前述のNSF250か今をときめくKTM(破産問題)のRC250(確か1チームのみ)になっております
何故に世界に近い
(建前)か?と言いますと、世界選手権のMotoGP、その中の下位カテゴリのMoto3クラスのホンダ系のベースマシンになっているのがNSF250なんですよ
しかしながらMoto3で使われているNSF250は改造されまくってて、まぁ、現実には全く別の車両ですがw
世界に近いと言いながら実質遠いのは其処だったりします
日本ラウンド開催の際、スポット参戦(ワイルドカードでランキング上位者が出場出来る)する際、共通ECU(エンジン制御のコンピューター)やタイヤが全日本で使われているモノと全く違うので、まず、そこからアジャストしなければならない状態
全日本仕様をマトモに走らせるコトすら難しい状態
また、資金がギリギリのチームなんかは日本ラウンド(その他アジアラウンド)はチーム資金を圧縮する為に現地のライダーを代役に立てて走らせる事も・・・・
しかしながら、そのケースも普段使ってる車両との差が大き過ぎて満足な成績を残せない・・・って状況だったりします
2000年代中盤まで使われていた2ストローク125ccだと車両差も少なくて何とかなったんですけどね(^^;;
で・・・・Moto3クラスは250cc単気筒エンジンを使うクラス
そのクラスのレース専用車を作っているのが現状ホンダとKTMだけなんです
え?じゃ、Moto3で出ているハスクバーナ、CFMOTO、GASGAS(その他数チームあり)って何なの?って疑問を持たれる方も出てくるでしょう
はい、ホンダ、KTM以外のメーカー名を名乗っているチームの車両は全部
KTM製
なのです(笑
要はOEMですね(´ω`)b
KTM本体がその辺りのメーカーを傘下に収めている絡みで傘下チームにメーカー名称を使っている状態
その本体が現在ドタバタしているので来季以降はどうなるコトやら
蛇足ですが、Moto3の車両規定を見直そう・・・・って話も出ております
上のクラス(Moto2)にステップアップするのに車両のサイズ、排気量(出力)の差が大き過ぎるのです(;´д`)
さて、これ以上説明すると更に2~3倍のテキストになるんでこの辺りで予選風景の画像をUPする事にします
前年のチャンピオン、尾野くん
そして、最終戦で3ポイント差で追っかけてるランキング2位の若松くん

最終戦決勝で勝った方が’24の全日本チャンピオンになります
因みに予選は若松くんが尾野くんに対して1秒近くの差を着けてポールポジションを獲得しました
他の方々の画像もUP
そして上でもチラっと書いたKTM
全日本では唯一の参戦みたいですな(´ω`)

因みにライダーは高杉奈緒子さん
何度かTVでも紹介されておりますが、難聴のハンデを抱えながらも全日本で頑張っております
4年前の観戦時も走ってました
今シーズンは足回りのセッティングに難があって不調なシーズンでしたが、最終戦で良いセットアップが見つかったみたいで好調でした
・・・・決勝でちょっとした事件がありましたが
と、先ずは予選2クラスの紹介でした(´ω`)b
続く