全ての予選が終わり、26日の一番の見所、JSB1000クラスのRace1の時間が近付いて来ました
さくらさんは鈴鹿最果ての地、スプーンコーナーからヘアピンへと移動しました
ヘアピンは立ち上がり側の方にスタンド席が設置されています
※進入側(正面の土手ですねw)は土手に土留めが設置されてる程度(笑

客席が空いていたので、スタンド中段辺りを陣取り機材の準備
因みにさくらさん、混んでいる時はスタンドの上の方で他のお客さんに邪魔にならないように撮影しております
でっかいレンズ振り回しても周りに迷惑ですからね(´ω`)b
6:JSB1000決勝 Race1
決勝レースの開始は13:30場内の空気はどんどん緊張が高まっていきます
スタート前進行で、13:05からコースオープン、ウォームアップラップが始まります
コースインして1周走ってスターティンググリッドに並ぶ・・・・って流れですね
予選では紹介出来なかった数少ないスズキの1台、津田拓也くん
彼、実は予選で他のライダーと接触、転倒して怪我してます(^^;;
1周終わってグリッドに着き、場内アナウンスで選手紹介の後、サイティングラップで更に1周、そしていよいよレーススタートです!
立体交差下から飛び出してくるトップグループ
そして中団グループが押し寄せて来ました

数周後、#1中須賀がチャンプの意地を見せ#2岡本くんに迫ります
#3水野くんは後ろから様子見、#32野左根くんはマシンスペックの問題で着いて行くのがちょっと辛い状態
それでも腐らず、’20のJSB1000チャンピオンの意地で喰らいつく野左根くん
超ベテランの柳川くん、中団より少し後ろの位置ですが頑張ってます
トップ10圏内を走るヨシムラの渥美くんと高橋匠くん
ヨシムラの車両はほぼ、世界耐久選手権仕様
鈴鹿レーシング先輩後輩のバトル(´ω`)
#5の亀井雄大くん、予選ネタでも書いた通り、鈴鹿レーシング出身のライダーです
50代バトル(マテ
全日本超ベテラン勢同士のバトル
コレはコレで面白いw
#7King Kiyoは何を思いながら走るのか・・・・
怪我の問題等々、色々で辛そうです

来季、現役続行かもまだ決まっていないんです
どうなるコトか・・・・
各々が出来る範囲で、最大限の力を出してレースをしています
#30の長嶋くんはタイヤ開発のデータ取りをしながら、現状最大限の力で少しでも上に行こうと必死、#12の太郎くんもプライベーターが使える範囲の道具を最大限活用して少しでも上に行けるようプッシュしています。彼、メーカーのサポートはほぼほぼ受けていません
※EUのBMWを使用しているチームのエンジニアがECUセットの助っ人に来てくれていました
#10岩田くんもキットパーツ(ホンダ(HRC)が出しているレース用改造パーツ)の評価も兼ねての走行
そしてレース終盤、ラスト3周くらいでそれぞれの思惑が一気に動き出しました
#3水野くんが満を持して一気に勝負に出ました
ソレを見て#1中須賀も反応、#2岡本くんを抜こうと動き出しました
しかしながら岡本くんも簡単には抜かせない&逃さない
次の周には水野くんを従えてヘアピンに戻って来ました
それぞれの意地のぶつかり合い
そしてファイナルラップ、トップでヘアピンに戻ってきたのは水野くんでした
そのままチェッカーを受けたのは水野くん、2位が#2岡本くん、3位が#1中須賀
結果・・・・
27日の決勝を前に、#1中須賀と#2岡本くんが同ポイントで並ぶ事になったのです
泣いても笑っても先にチェッカーを受けた方がチャンピオン
・・・・最終戦直前で同ポイントになったのは全日本史上初のコトだそうな
決勝Race2が楽しみになりました(´ω`)
チェッカー後のクールダウンラップでの様子
ファンサービスも兼ねて客席に手を振ったりウイリーしたり
お客さんも盛り上がってましたね(^^)
これで土曜日の主要な全日本のレースはコレで終了
メインのJSB1000も終わり、さて、これで今日の宿に・・・・・
向かいませんw
第壱夜で予選風景を紹介したJP250クラス
アレ、実は全日本格式のレースじゃ無いんですよ
全日本の併催イベント・・・・って扱いなのです
予選の紹介で参戦スタンスは人それぞれ的なコトを書きましたが、その辺りをもう少し色々突っ込んでおきます
国際ライセンスと国内ライセンスの混走・・と書きましたが、ここがちょっとミソになるポイント国内ライセンスでも若手選手にとっては純粋に腕試し、チャンスを得られる可能性のある場だったりします
※大手チームの目に留まってスカウト的な流れね
車両製作費用も安価で全日本併催で大勢の人に見てもらえるワケですよ
因みに車両本体の話をしてしまいますが
JSB1000ですと、普通に上位を走れる車両を製作するのに最低でも7桁後半万円掛かります
ホンダの有力チームのキットパーツ組み込み+オリジナルのノウハウ詰め込みまくり車両ですと限り無く8桁に近い額
ヤマハのワークスマシンですと、8桁越え
ST1000 もベースマシンで300万超、メンテナンス費用込で年間7桁後半は普通に掛かってしまいます
ST600は1000の2/3くらいかな?(まぁ、上のチームは当然もっと掛かっています)
因みにJP250ですが・・・
新車で100万以下、改造範囲も制限が大きく、タイヤ代も安いワケです
その気になれば、中古の街乗り車両を買ってきてオーバーホールして参戦・・・なんて事も可能
上のクラスに比べて圧倒的に安価に参加出来るクラスなのです
と、なりますと・・・・国際ライセンスを獲ったはいいけど高額な参戦費用のクラスには出るのは難しい、けどレースをしたい、とか昔取った杵柄でなんとやらでレースに復帰したいけど本格的なのは・・・と考えている人たちにも参加しやすいカテゴリなのです
因みに国際ライセンスを獲ると実は参加出来る競技も色々制限が出てしまうコトが多いのです
地区戦なんかだと賞典外の扱いになったりとか、耐久なんかのイベントレースだと国際ライセンス持ちがチームにいるとハンデ付けられたりとかね
まぁ、そんなこんなと色々な事情はありますが、今回のJP250のエントリー台数は46台と大盛況
バブル期はもっと激しかったんですけどね(^^;;
予選が3~5組(各組40台以上)で決勝に進めるのは36台とか(最盛期は鈴鹿4時間耐久で予選で10組以上あって(各組60台近く・・・・予選通過は1/10の確率)、決勝を走れるのは60台って頃もありました)
その頃に比べたら全然可愛いレベル
しかしながら、久々に46台フルグリッドを見て、ちょっとワクワクした気分になれました
さて、決勝の様子を・・・・
決勝は8周と周回数は少ないレース
故に、スタート直後から駆け引きなんて無しの勢いのあるレースです

ヘアピンは40台以上のバイクで大混戦
まぁ、そんなワケで、気合が入り過ぎてしまう人も多いわけで・・・・

因みにJP250クラス(その他、鈴鹿サーキットでの一般スポーツ走行時も)ではエアバッグ装着を推奨されています

この画像のように、ベスト形式だったりツナギ内蔵型だったり、有線だったりセンサー式だったりと色々ありますが万が一の転倒から参加者を守る為、2輪レースも進歩しているのです
※首~鎖骨、背骨周辺の体幹部の保護を最優先にしています
因みに、さくらさんも街乗り用にエアバッグベストを所有(使用)しております
近々画像をUPしますね
コースマーシャルさん達の迅速な作業でレースも中断されるコト無く続きます
そしてレース終盤・・・・更に混戦状態になり・・・・

無事、8周のレースは終了したのでした(´ω`)

この時点でこの日のイベントは全て終了
グラスタ前の広場を軽く覗いてから宿へと向かいます
この日は津のビジネス旅館を予約していたのでした
17時には宿に到着
荷物を整理してバッテリーを充電、一部SDのデータをPCに移動作業で放置してから夕食を摂る為に外に出ました・・・・
が
狙っていた宿の近くにあった食堂がこの4年の間に廃業されてまして・・・・・
更には近くにあったコンビニも廃業
さくらさん、ちょっと意地になってちょっと離れた所にあった料亭(定食もやってるリーズナブルな所)に行き、今回どうしても食べたかったトンテキをいただいて参りました

当然コイツもセットです(´ω`)b
カンパーイ(´ω`)ノ□
そして、いただきます♪

タレにニンニクがしっかり効いてて美味しゅうございました♪←岸朝子風味で読まれたし(笑
帰りはちょっと上機嫌でコンビニに寄ってビールを買い込み、宿に戻って風呂に入った後

更なるビールクズ♪
三重の夜は更けて行く・・・・・
続く