18日
年寄りの朝は早い・・・・(ヲイ
前日に引き続き、またまた05:30に目覚めてしまったさくらさん(笑
何でこんなに早く目が覚めてしまうんだか・・・・って、ココは根室市
日本で一番早く朝が来る町なんですよね(´ω`;
この時期、03:40には既に日が昇っているんですよ
そら、明るくて目も覚めるわなぁ・・・・
昨夜のヤニ臭さでイラっと来ているモンで&吸うヤツの目覚めの一服?ってヤツで気分を害されるのもアレですのでさっさと退散する事にします
まずはバイクに荷物を積み、身支度をしてから朝食です
朝食はコレ

え?焼き鳥弁当?
ソレって函館のハセガワストアのヤツでしょ?持ってきたの??
なんて思っちゃう方もいると思います
が
ここ、根室のローカルコンビニ、タイエーでも取り扱っているのです

何故かと言いますと・・・・・
ハセストとタイエーの提携先が
俺たちのセイコーマート
だからだったりします(笑
その関連でタイエーでも取り扱うようになったのですよ
※一時期札幌のセイコーマート数点でも取り扱いがあったけど今はやってません
ま、細かいコトは気にせず、函館で食べ残った焼き鳥弁当を消化出来てさくらさんは満足ですw
ヤニ吸い迷惑客が起きて来る前に宿を出て今日のスタート地点へと向かいました
さて、この日のルートはこんな感じ

今回のツーリングで一番期待していた部分だったりします
昨夜の時点での天気予報では、13:00以降天気が崩れるかも・・・・とのコトでした
ソレもあり、ちょっと早く出て天気が良いうちに知床峠周辺をクリアしてしまおう・・・・って腹だったりします
根室を出て旧道を使い、最初の目的地である風蓮湖の突端部を目指します
根室の市街地を出た所で大きな橋があり、そこから見える景色が素敵なんです

さて、最初の目的地である風蓮湖と野付半島がどんな所にありますかと言うと・・・・・・

こんな位置関係ですね(´ω`)
ここ、よっぽど決め打ちして行かないと普通は行かない所です
まずは風蓮湖の行き止まりを目指します

港の辺りで狐を発見
港からちょっと戻って分岐点を突端部方面に向かいます

そして突端部・・・・・
途中、ダートと舗装が混在していて滑りやすい路面になっています

一番奥は案外とあっさりしたモノで、通行止めのゲートは小ぢんまりとしたモノがw
引き換えして次は野付半島へと向かいます
途中、尾岱沼(おだいとう)という所にある道の駅にはこんな像があります

北方四島に住んでいた方々の島を奪われた怒り、悲しみを表現しております

ココに来たの、20年ぶりくらいになりますが、像は綺麗な状態で維持されていますね
ここから少し行った所に野付半島の分岐があり、左折します

向こうに見えるのは国後島

約10km程走ると、野付灯台手前の駐車場に到着です

奥に小さく灯台が見えますね(´ω`)

此処から先は車両侵入禁止となっておりますので気合で歩いて行くしかありません(´ω`;;
今回は時間の都合もあり割合しましたw
さて、いよいよ今日の本丸(笑
知床に入ります
知床にバイクで来たのって、ほぼ25年以上ぶり
最近は友人が北海道に来た際に車で案内するのに来ていた程度です
足腰がガタガタなさくらさん、走れるうちに走っておきたかったんですよ(;´д`)
まず目指すのは最北東突端地

ここは知床で一般人が行けるギリギリの場所だったりします
ここから先は基本、道がありません
直近で話題になった知床クルーズ船沈没事故
あの事故の際
何で早く助けに行かないんだ!
なんて声もありましたが、物理的に無理なんですよ
だって、作業車、救援車両を通す道が無いんですから
ウトロ、羅臼どちらかから船を出す以外現場にはアクセス出来ないんです
ま、騒ぐ連中はそんなコトも理解出来ないような安全な場所で吠えて正義感に酔っているだけ・・・・ってコトですわ
さて、この突端地までの移動途中、熊岩ってのがありまして

クマがちょこんと座っているように見えるコトから熊岩・・・って呼ばれているワケです
道路横にずっとフェンスが張られていますが、何の為かと言いますと
熊避け
だったりします
漁業者の安全を守る為・・・ではあるんですが、隙間から出てきたりするんで大して意味は・・・・・
あるんだよなぁ(´ω`;;
出てくる所が限られて来るだけでも
少しは
違うんですよね
ま、極力熊とは遭遇したくありませんが(^^;;
この熊岩を少し進むとセセキの滝があります

ここまで来ればあと少し・・・・・
道の駅羅臼から走るコト24km
ここが最北東端突端地です

この横には通行止めのゲートがあります

ここから先はホントに危険な野生の王国です
熊の王国
行きたければ行けばいいと思いますよ?
全てが自己責任の世界です
熊のご飯にだけはならないように注意して下さいませ・・・・としか言い様が無いくらいに危険なエリアです(´ω`)
この周囲には海沿いに有名な露天の温泉があるんです
相泊温泉って言うんですけどね

・・・・温泉があるんですよ

・・・・・・温泉があるんですよ・・・・
凄く眺めの良い、国後島を見ながらゆっくりできる温泉があるんですよ・・・・・・・
温泉が・・・・・・・

あるんですよ・・・・・
残念ながら時化で打ち上げられた石で湯船が埋まってしまって入れない状況になっておりますが(笑

いつになったら復旧するんでしょうかねぇ??(;´д`)
海を見ると漁船が何やら獲っています

これ、ウニ漁なんです
ゴーグル使って海の底を覗き、ウニを獲っているんですよね
ここで捕れたウニが周辺の食堂やら何やらで素晴らしくお高価い価格で我々の口の中に入るワケなのです(;´д`)
のんびりウニ漁を眺めた後、知床峠の登り口になる羅臼町へと戻ります
途中、こんな宿があります

熊の入った家という宿
※上の写真は入られた家で、実際の宿は下の写真ですw
民宿兼ライダーハウスでして、昔、熊に入られた事をネタにするという商魂逞しい宿だったりします

ライダーハウス(雑魚寝)と食堂が一つの建物(黄色)で、民宿は別の建物になっています
敷地をよく見ると、奥の方にブルーシートで作られたテント臭いモノが見えます

この簡易テントも宿泊スペースなんですよ・・・・・

ガオーハウスなんて名前付けてますけどね・・・・
こんな熊の出る地域で三匹の小豚に出てくる藁の家のようなテントに泊まる度胸はさくらさんにはありません(笑
ちょっと前にとあるYoutuberがココに泊まった動画をUPしておりましたので、興味があれば検索してみて下さいませ
一泊3000円だそうです(笑
さて、それではいよいよ知床峠に入ります
登り口に熊湯って温泉があるんですが、今回は割合
ま、こんな感じの温泉です・・・・と、過去画像をUPしときます

硫黄臭が結構強い温泉です(´ω`)
さて、この熊湯を過ぎ、知床横断道に入り少し上った所のトンネルの出口・・・・・
さくらさんが走っていたライン上ど真ん中ににニョロニョロしたヤツが寝ていました(;´д`)

ヘビ、分かります??
バイクを寝かし始めた所で視界に入ったもんで素で慌てましたわ(;´д`)
知床峠、朝の時点では天候に関しては全く期待なしていませんでした
が・・・・現地に着いてみると快晴♪
日頃の行いだな♪
と、鼻歌交じりで眼前の素晴らしい景色を眺めながら走っておりました
峠の頂上に着くと羅臼岳がお出迎えしてくれました♪

う~ん、ちょっと雲がかかっているなぁ・・・・仕方無いか・・・・
なんて思っていたら、ちょっとばかり強い風が海側に向かって吹きまして
それから数分後
頂上にかかっていた雲は綺麗に流れて行ってくれたのです♪

日頃の行いが良いからだ♪
と更に天狗になるさくらさん(笑
慢心イクナイ

と、赤城さんに叱られそうです(笑
ちな、さくらさん、赤城さんに叱られ隊の隊員です(コラ
天気が良いうちにNCと一緒に撮影(´ω`)

知床峠の石碑と一緒に取るのも20年以上ぶり

海側も撮ってみたのですが、あちら側は霞んで見えませんでした(´ω`;;

※ガチで天気が良ければ国後島が見えます
ホクホクしながらウトロ側へと下るさくらさん
そういや、大昔に行ったカムイワッカの湯の方面も通れるんだよな・・・・・と、下の分岐点から知床五湖方面へと曲がります
そこから数キロ舗装路を走り、五湖手前の分岐点を右に曲がります
すっかり忘れてましたよ
此処から先、約10kmのダートだってコトを(笑

パニアボックスフル装備、オンロードタイヤのNC700X
総重量200kgを超えたバイクで10kmに及ぶダートを走る
帰るコトを考えたら20km・・・・・・
しかしながらさくらさんはアホな子ですから
ま、いっか(笑
ココまで来たんだから行っちゃえ♪
と、そのまま何も考えずにダートに突入したのでした(笑
そこから走るコト25分くらい
30年ぶりに到着しました
カムイワッカの湯の滝

昔はもうちょっと離れた場所までしか入れなくて、そこから数km、沢伝いに歩いて行ったような場所だったんですよ
観光地化されて再整備が入った影響からか、湯の滝の目の前まで行けるようになっていたんですね(´ω`;;
秘境、秘湯の有難みは何処へ・・・・・(笑
肝心の湯の滝はこんな感じ

上から小さい滝壺毎に1の湯2の湯3の湯4の湯・・・・って番号が振られていて、確か一番上が女湯扱いされていたんですよ
今はどうなってるか知らんけど
今回は何も道具も何も持って行ってないんで眺めるだけで終了しました
入った後の後始末も大変ですしね(´ω`)
ついでに湯の滝って言ったって温水プールに毛が生えた程度の温度ですから風邪引きますww
因みに7月からは入山規制入りますのでシャトルバスでのアクセスのみとなります(´ω`)b
ウトロ側に降り、そこからはこの日の宿のある網走を目指します
途中、有名な滝、オシンコシンの滝があります

雨降りの翌日の影響なのか、今年の冬は雪が多かったコトからの影響なのか、やたらと水量が多かったです(;´д`)

・・・・世界遺産指定される前は、この滝の河口に古タイヤやら何やらが捨てられていたんですけどね
すっかり綺麗になっておりました(´ω`)
知床を出て斜里町に入ったらこんな看板を発見

あぁ、そういやこの道ココにあったんだった・・・・・
と思い出しまして、ちょっとだけ寄り道してみました(´ω`)

この道、上っているように見えますが、実際には下りですw
気分はSFなんかで出てくるマスドライバーですねww
ここまで来れば網走まではあと少し
北海道のローカルTVの天気予報によく出てくる小清水原生花園を通り・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
何で雷の音が聞こえて来るんですか・・・・(;´д`)
あんなに天気が良かったのに・・・・
ここから今日のゴール地点まであと10分も掛からん所なのに・・・・

はい、見事に雨に降られました(;´д`)
さくらさん、日頃あんなに良い子にしてるじゃありませんか(;´д`)
何で前日同様にゴール直前に雨に降られますか・・・・(怒
諦めてレインウェアも使わずそのまま半分腐った状態で今日のゴールに到着です

この日の走行距離は
417kmです
駅裏の宿に向かい、荷物を下ろして着替えて、さて夕食・・・・と網走駅前に向かったのです
が
網走駅周辺で食事可能なトコロって
すき家とビクトリアステーション以外全部無くなってるのね(乾笑
駅横にあったコンビニも無くなってるし、宿の近くにあった回転寿司も無くなってる・・・・・
繁華街まではタクシー使わないと辛い距離
何のイジメですか(;´д`)
仕方無いんで、ちょっと歩いて近くにあったセイコーマートで夕食を調達
宿で呑んだくれながら夕食を摂りましたとさ・・・・
これから網走に行こうと思っている方々
メシ食えるところはしっかりリサーチしないと酷い目に遭いますよ(;´д`)
続く