一夜明けて22日

21日は23時には沈没しておりました
お疲れモードだった故、7時くらいまでのんびり寝ていようと思ったのですが、何故か5時半に目覚めてしまいまして(汗
もう歳ですからね(´ω`;;
その後も寝る事が出来ず・・・・
仕方無いんで、色々片付けとか荷物をまとめたりしながらウダウダしておりました
この日はレンタカーを8時に受領しに行く予定
その前に朝食を何か腹に入れておこう、血圧の薬(笑)も飲まないといけないしって事で、とりあえず駅に向かいました

今回は用事の無い西側(笑

西側に通学系のバスターミナルが集中しているんで、ちょっとだけ制服見学(´ω`)
ココ最近で一気にMCが進んでいるみたいで、もう、何処が何処の制服だか全く分からないのね
個人的に好きだった宇都宮中央女子も変わっちゃってるみたいだし
近いうちにあの界隈を調べ直してみましょうかね
7:30くらいに構内に戻り立ち食い蕎麦屋さんを覗いてみましたらこんな素敵なモノが(´ω`)

冷蕎麦と明太子ご飯のセット
バテ気味のさくらさんには素敵なメニューでした(笑
食べた後、レンタカー業者に車を受領しに行ったのですがそこまでの移動でも汗ダラダラ・・・・
業者の人から体調を心配されるレベルの汗のかき方だったようです
昔体調崩した時に飲んでた薬が合わなかったのか、代謝異常っぽくなってしまって発汗の調整が上手く出来なくなったみたい
暑い時期は下手したら”何処で泳いできたの?”って言われる寸前くらいまで汗ダラダラになる事もあったりします
さて、無事に受領しまして目指すはモビリティリゾートもてぎ
今回使ったのが県道64号~69号線をひたすら芳賀町に向かうルートです
ライトレールが設置された区間
駅方向に向かう側の車線が1車線削られたそうでして、朝夕の混雑が酷い事になっているそうです
その絡みで車関係の方面からは相当に不評との事
現在は試験運行中で、行く途中横に居たので撮ってみました

芳賀町方面の工業地帯へ、そして宇都宮都心部への通勤需要を狙ってはいるみたいですが・・・・・
後は遠征中にも書きましたが沿線の通学需要
車通勤界隈が素直に利用しますかねぇ?
これから入ってくる方は使うかもですが、既存の界隈は恐らくは使わないと思います
とりあえずは26日の営業開始以降の同行次第ですね
因みにライトレール運行区間の地上を走る部分は交差点以外は殆の区間を中央線の所に柵を付けているそうです
Uターン事故の防止って事ですね
駅前で職員から話を聞かせてもらったのですが、全く新規の敷設って事で色々自由にやらせてもらえました・・・・との事
ま、確かに一番問題になるのは乗用車とのバトルですからね(笑
札幌なんかはその辺りで現実に色々とトラブルになってますから(笑
そんな試運転を横目に、エアコンをガンガン回して携帯繋いで音楽流しながらリラックスして目的地へと順調に進撃しておりました(´ω`)v
09:10くらいに現着

ここ、車、バイク以外のアクセスは大変なんですよね
バスは週末しか運行していないし、最寄りの交通機関から・・・だと、タクシーを使わなくちゃいけない
因みにさくらさん、タクシーも大嫌いだったりするもんで(運転手の態度等々が酷い所が多過ぎ)よっぽどの事が無い限りは使わない人です ←どんだけ偏屈だよw
09:30にゲートオープン、4年ぶりにここ、ホンダコレクションホールに到着しました

さくらさんの心のオアシス、ホンダコレクションホール
今回は休館前の特別展って事で、’80年代~直近までに活躍したホンダのGPマシンの一挙大量展示だったんですよね
大昔、社会に出たばかりで銭も無く、北海道在住だと観戦に行くなんて遠い遠い夢物語、飛行機片道3~4万、宿泊含めて1度の観戦で15万以上かかる時代でした
雑誌や中継を見てはGPマシンに憧れ、実物が見たくて見たくて堪らなかったワケですよ
地方在住が損だと本気で思うのはこんな時なんですよね・・・・・・・
その当時に憧れていた車両の大量展示、行かない理由が無いワケです
そして、今回、今まで出していなかった車両も展示されるとの話を聞いていました
Twitter界隈のフォロワーさんの画像を見ても、確かに今まで表に出していなかった車両が数台・・・・
しかしながらちょっと違和感があったりするモノもチラホラと・・・・
もしかして、海外コレクターとかの手に渡っちゃったモノも展示しているの?なんて思っちゃいました
その真偽を確認したかったんですね
コレクションホールのエントランスを入り、特別展のフロアへ一直線に向かいました

眼前に広がる憧れのGPマシン達
もうね、この時点でさくらさんの脳内は怪しい汁で溢れている状態(笑
がぶり寄って撮影しまくりです(笑
今回、真偽不明の車両があると書きましたが、コレなんです
ココからちょっとGPマシンヲタの話になります(笑

GPを知っている人は、コレを見たら’92型のNSR500って即答すると思います
が・・・・’92だったらホイールは白のハズなんですよ(スポンサーカラーの都合上)
それに、ステッカーの貼り方も雑、カウルも割れたまま・・・・
確かに今までコレクションホールの展示では’92の車両の展示はされていなかったし、収蔵の話しも聞いてないし・・・・
とりあえず展示車両のラベルを見てみるか・・・とチェックしてみましたら
’91NSR500
との表記
そうです、コレ、’91型に’92のカウル(外装)を載せた仕様だったんです
微妙に感じていた違和感の正体が分かりました(笑
職員さんに話を聞いてみましたら、この車両、とりあえずホンダの倉庫内にあった部品をかき集めて形にした段階で、これからレストア作業に入るんだそうです・・・・
ホイールも’94型の黒のホイール(サイズは一緒)を使っているとの事でした
もう1台、今まで出して来なかった車両がありました
’90NSR500

コチラも今まで表に出してこなかった車両で、このマシンが走っていた当時、このマシンに乗っていたライダーのレプリカヘルメットを被っているくらいにファンだったんですよねぇ(遠い目
こちらもこれから本格的なレストア作業に入るそうで
この手の車両って、鉄の車両と一緒で知らん人にとっては一緒やん(笑)で片付けられちゃうんですよねw
しかしながら、年度毎にどう進化しているか、とか、技術的にどう進化していったのか等々の勉強にもなるわけで
※因みにウチは乗るのはもう懲りたからいいけど、電車以外の車両に関してはそれなりには興味は持ってるクチだったりします(笑
この’90の外装に開いてる無数の穴も、当時は空力的なモノやら冷却性能やら色々な面で有利になるかも・・・・と試されたモノだったりします
コレを見て他のメーカー、チームが一斉に真似をしたって歴史があったりします
因みにこの穴、全部手作業で開けていたそうです
他にも、今まで何度か展示されていたけど見られなかった’85のelf2、’88年のelf5、常設で置かれている’86のelf3
先ずはelf2
エンジンはホンダのRS500
既存のバイクのフロントフォーク以外にも進化の道は無いものかとの発想で作られた車両で、4輪のダブルウィッシュボーンを2輪に取り入れました

後ろは片持ちのモノアーム
ホンダがパテントを取得、プロアームって名称で商品化したんですよね
まぁ、結果としては・・・・従来型のフォークには勝てませんでした(操縦性等々の問題で)
’86にはこのelf2の開発エンジニアが大人の事情で離脱
現場が悩んだ末に生み出されたのがelf3でした
エンジンはNS500のV型3気筒

ダブルウィッシュボーンは操安性剛性面等々でも問題になったりした事もあり、4輪の思想を持ち込むなら・・・と、一般的なマクファーソンストラット方式に切り替えたモデル
本当は色々と事情があったりするワケなんですけどね

しかしまぁ、フロントの接地感やら全体の重量と剛性バランス等々で思うような成績が出せるワケも無く
そして、’87にはelf4に進化したワケですが、このモデルは収蔵されておらず
そして’88に最終型のelf5に進化したワケなのです
エンジンは’87NSR500(V型4気筒)

このelfシリーズ、最初に出たelf-eって耐久レーサーから始まり10年、残念ながら’88の5で終了となりました
続く
elfの初期の耐久レーサーの頃のモデルを見て当時のオヤジさん(宗一郎)が惚れ込み、共同プロジェクト状態になったって経緯があったんですよね
この車両が見られただけでもさくらさん、お腹一杯でした(笑
他にも常設展示車両も色々ありまして
ホンダが世界中から大人気無い、と言われた車両
VTR1000SPW’00

画像の車両は8耐仕様
この車両、当時のレース事情が色々ありまして、ホンダが怒りに任せて開発したような車両なんですよね
ワールドスーパーバイクってレースがありまして、当時は市販車の750cc4気筒モデルで各社が凌ぎを削っていた時代
イタリアのドゥカティが自社ラインナップで4気筒を持っていない&2気筒だと回転数やらピークパワーやらの問題があるからハンデで1000ccOKって事になったんですよね
最初は弱かったんですけど、力をそれなりに付けてきたのが’90年代後半
このスーパーバイクってクラスはレースを盛り上げる為に、性能格差が大きくなってきたらレギュレーションの見直しやら性能調整やらを入れる事になっているんですけどね
今も昔も変わらずで、日本メーカーが強くなると即調整、EUメーカーが強いとそのまま・・・的な状態になっちゃったんですよね
ソレにホンダがキレちゃいまして
じゃ、ドゥカティと同じ1000cc2気筒ならいいんだろ?
と開発したのがこの車両だったりします
因みにさくらさんの所有している車両がコレのベースマシンだったりします(笑

2000年~2003年までの4年間で、スーパーバイク世界選手権で2度タイトル獲得、鈴鹿8耐では4年連続優勝と、通った後は草すら生えない状況にしたワケです
その後、やっと性能調整が入りまして、4気筒は1000ccまで、2気筒は1200ccまでと性能差は小さくなったワケです
※2気筒は排気量デカくすると高回転化するのが大変で色々大変
そしてコチラが’03モデルの8耐優勝車

この車両、ホンダが掛けていた保険なんですよね(笑
メインのメーカー直系車両がトラブルでリタイヤ
有力チームに貸与していたコレが無事優勝したワケなのです
乗っていたのは北海道出身のライダーで、生前、サーキットでは良くしていただいた方
昔、テスト中の事故で亡くなられたのです
思い出を回収して来ました
※コレも今回行く気になった理由の一つ
他にも常設展示の2輪側を色々見て(;゚∀゚)=3ハァハァしておりまして

なんだかんだで5時間くらい滞在しておりました
現地ではFighterなべちゃんとン年ぶりに再会、色々とオハナシなんぞもしていたり(´ω`)~♪
駅周辺の渋滞に巻き込まれるのも嫌なので、15:30くらいにコレクションホールを離れ、宇都宮駅へと戻りました
17:00くらいにはレンタカー返却
ついでにライトレールの宇都宮駅周辺を見物
駅を出て芳賀町方面へ・・・・

駅構内への引込部分

ライトレールの宇都宮駅はこんな感じ

何かこのカラーリング、スズメバチみたいだよなぁ(´ω`;;
この後、一旦宿に帰り余計な荷物を置き、他の用事を足しに回っておりました
夕食は宇都宮に戻り、駅で佐野ラーメン+餃子をいただきました

いただきます(´ω`)v

そして、宿に戻り風呂に入って
カンパーイ(´ω`)ノ□

そして、今回の遠征中、本州の方々の余りのノーガードっぷりが恐ろしくて抗原チェックしておりました
※きちんとした医療用です
(ー)で一安心
この日も23時には撃沈しておりました
続く