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本宮さくらのブログ一覧

2013年04月18日 イイね!

ホンダコレクションホールに行ってきた(´ω`)4

続いては90年台のGPマシン

ホンダが’96に発売した500ccの市販レーサー、NSR500V
エントリー台数を稼ぐ&プライベーターでも維持費を何とか・・・・・って事情で開発されたこの車両、ユーザーに戦闘力を還元する為にワークスでも開発をしていたワケです
その最終型とも言える車両がコレ
’99スペック

この最終型が見たかったんです
’96にタディ・岡田、’97に青木拓磨が参戦したマシンの最終形態
当初は4気筒に対抗するべく車体の方向性をコーナリング重視にしていたんですが、結果的には4気筒勢の車体の熟成に伴いメリットが薄くなってきたんですよね
@ガソリンの無鉛化やタイヤの性能向上と言う要素がこの時期に一気に入ってきたコトも大きい

そして、コーナリングスピードが上がって行くにつれ、リヤ周りの剛性&安定性が足りなくなってきたんでしょう・・・・・・・リヤのスイングアームが延長&補強がかなり入っています

セテ・ジベルノーの名を一気に上げたマシンでもあります

続いて、間違い探し状態のマシンww

NSR500 ’95&’97


はい、どっちが’95でしょうか?笑

こっちから見たら、分かる人は簡単に分かりますwww


















え??分からない??


そしたらこの画像w


見た目でハッキリ区別できるポイントが、このスイングアームだったりします
上が’95、下が’97です
増大したパワーに対抗するために露骨に補強が入っています

事実上、’93年型以降のNSRは車体周りは見た目的には大きな変更はされていないんですよ
(まぁ、細かくは変わってますよ?ジオメトリーやら何やら、相当な範囲で)
それだけ基礎が素晴らしかった&大きな変更を望まなかったミック(マイケル・ドゥーハン)の意向もあり熟成方向で進んでいたそうです
’97は、ミック仕様それまで優位とされていたビッグバンエンジン(位相同爆)を止め、スクリーマー(180度等爆)に変更しました
このスクリーマー、パワーの出方&スライドが滑らかで、’91以前の500を体験しているミックにとっては優位に働いたそうです
ビッグバンエンジン登場以前は250やその他カテゴリからステップアップしてきたライダーにとってはピーキー過ぎて乗りこなせない化け物マシンと言われていた500ccですが(パワーに弄ばれてハイサイドを起こしまくって重傷者多数w)、’92に登場したビッグバンエンジンが主流になって以来、小排気量クラスからのステップアップが容易になり、その後、岡田やアレックス・クリビーレが活躍できたワケで・・・・・・
その混戦状態から少しでも前に行こうと、ミックが敢えて昔のようなピーキーな仕様の500を選んだのは、相手に対しての精神的優位を保つと言う理由もあったようですね

オマエらにはこのマシンは乗りこなせないだろ?俺だけのスペシャルだぜ??的なプレッシャーを与える為の有効な道具にもなったみたい
実際、コーナリング中のスライドコントロールが楽だった・・・・とは、ミックが何かのインタビューで答えていましたね

ビッグバンはスライドが起こり難い(とは言え180psのパワーで路面を掻き毟るワケですから、スライドは起こります)特性で、コーナリング中にスライドしての姿勢制御が大変だったみたいです
コーナリング中に意図的にスライドを起こしライン変更を容易にした事で、勝負所を増やすコトができたのは事実
代償として、タイヤのライフが・・・・・・と言う問題はありますが(^^;;
翌年’98シーズン、岡田忠之はミックにナメられたのにキレて、同じ条件で勝負したい!とスクリーマーを選択しています

個人的にはNSR500は’90年代GPマシンの傑作機だと思ってます(´ω`)~♪

続く
2013年04月17日 イイね!

ホンダコレクションホールに行ってきた(´ω`)3

続いては、ウチの憧れのマシンの一つ

elfシリーズですw
前回鈴鹿に行った時に最終型のelf-5を見て興奮したばかりですが、今回はelf-3を間近で見るコトが出来て更に(;´Д`)ハァハァww

elf-2までのWウィッシュボーンを捨て、マクファーソン・ストラットに変更したelf-3
従来のモノコックから、セミフレーム仕様になってしまって”elfらしさ”は薄まったような印象を受けますが、細部の作りは変態そのものwww

フロント片持ちが特徴のelf
何じゃこりゃ!!なんて思ってる方、4輪のストラットのレイアウトを車正面から見た所を連想してみて下さいw

ロアアームが前に伸びていると思えば簡単でしょ??

下から見た図

ロアアームとショックのジョイント、まんま4輪でしょw


ステアリングヘッドの位置も特殊な作りです


このマシン、高速コーナーの安定性はピカイチだったそうですが、低速での切り返しなんかでの反応の遅さが問題で、成績に結び付かなかったのが悲しいトコロ・・・・・
因みに、このelf-3はNS500のエンジン、elf-4、5はNSR500’87のエンジンが使用されていました

続きましては、アテクシ最もお気に入りのGPライダー、ワイン・ガードナーがタイトルを獲った年のNSR500、1987年モデル




この年、開発の方向がワインに向き、ワイン好みのマシンになったNSR
エンジンのVバンクも90度から112度に変更されました
(その後、最終型NSR500まで一貫して112度レイアウトでした)
チャンバーの取り回しもシンプルになり、キャブの熱害も減り、安定したパワーが出せるようになったこの’87モデルでワインは見事、タイトルを獲得したワケです

まぁ、翌年の’88仕様はとんでもない方向に進んでしまいましたが・・・・・・

そして’89、ヤマハから電撃移籍してきたエディ・ローソンが駆ったNSR500


コイツは先月散々撮りまくってきたので割合w

最大のライバル同士が駆ったNSR


コチラは’92にルカ・カダローラが250cc2連覇をした仕様のNSR250

それまでの90度V型2気筒から72度V型2気筒にレイアウトを変更、挙句にチェーンラインまで変更する徹底ぶり
シーズン序盤はセッティング等々で苦労したそうですが、無事、タイトルを連覇したのでした

’93、全日本3連覇をした岡田忠之(現・チーム・ホンダ・アジア監督)が駆ったNSR250


コレはシーズン終盤仕様です
NACAダクトの位置がゼッケン下になっているのが特徴です
序盤はスクリーン脇に振り分けられてましたが、安定した圧を掛けるのには正面からが都合が良い・・・と言う結論に達したんでしょうね

続くw
2013年04月17日 イイね!

ホンダコレクションホールに行ってきた(´ω`)2

てか、ワシにとってはこっからが本番w

2輪@レーシングマシンのコーナーが一番の楽しみでした♪
特にGPマシンなww

今回の特集展示はCBRだったんですが、そっちは割合
とりあえず、伊藤真一・辻村猛 優勝車両のCBRを(´ω`)


2006年仕様です
この翌年、伊藤さん大怪我しちゃったんですよねぇ;;´д`)
現在ウチが使ってるヘルメット、この年の辻村くんのレプリカだったりしますw

’60年代GPマシンのエンジン
RC115Eの50cc(笑)2気筒エンジン
ハイテクも何も無しで20000回転を達成したふざけたエンジンでしたねぇ(^^;;

サイズを自分の手で比較してみる(マテ
改めて、ホンダってふざけた会社だと思う

60年代GPマシン

タイヤの細さが時代を感じます(^^;;

続いて、ホンダ最大の迷作?楕円ピストンw
当時はUFOピストンとか呼ばれていたそうで・・・・・・
コレ、ホンダだからこそ出来た技術だと思いますww

そのエンジンを積んだGPマシン、NR500

コレは後期型になります
初期NR500は整備性云々なんて全く考えていなかったモノコックにサイドラジエーター仕様ww@後でUPしますが
当時の2ストに対抗するべく開発された楕円ピストン(V8相当のパワーを見込んで設計された)ですが、肝心の現場での整備性を全く考えていなかったと言う、F-1第一期の車両での反省を全くしていない構造に漢を感じましたwww

NRで勝てない現実を認め??急遽開発された2ストロークマシン、NS500’82仕様

他社のV4に対向するべく開発されたこのマシン、運動性を重視してってのがタテマエで、ホンダらしさを出すためのV型3気筒だったそうで・・・・真偽は定かではありませんが、軽量コンパクトな車体を果敢にコントロールして、翌’83、フレディ・スペンサーがケニーとの死闘の末、世界タイトルを獲得しましたね(^^)

ホンダらしさと言えば、このマシンも外せませんw
初代NSR500’84



何をどう血迷ったか知らないけど、ホンダもV4を開発、実戦投入をするに当たって”他社とは違うコトを”を悪い意味でやらかしてしまったのがこのマシンw
タンクとチャンバーの位置が逆転したレイアウトで、話題性は満点でしたが戦闘力は・・・・・・でしたね(笑
熱でフレディが火傷したり、タンク内の燃料移動で重心が定まらなかったりで、どうにもgdgdな状況になってしまい、シーズン終盤にはNS500を引っ張り出す始末・・・・・
(NS500は’84まで継続開発されてました)


そして翌’85シーズン、通常のレイアウトに戻されたNSR500でホンダの逆襲がw



’85NSR500 通常レイアウトに戻されたこの仕様で、フレディは見事500ccのタイトルを奪還しました
このマシン、90度V4でキャブがシート下の辺りにレイアウトされているんですよね
お陰でチャンバーの取り回し(現場での取り外し&組立)&キャブのセッティングが大変だったそうで・・・・・・・
そして、隣に並んでいるRS250W(実質NSR250ですがw)でのダブルエントリーで見事、250ccクラスのタイトルも獲得してしまったワケなんです

500のエンジンを半分に割っただけのような250のエンジン
車体構成も似ていて、フレディにとっては乗りやすいマシンだったそうで



フレディ全盛期のマシン達(RS125が混ざってますがw)


その後フレディは燃え尽き症候群になってしまい、何度か再起を果たそうとしますがパっとしないまま引退になってしまいました・・・・・・・・

バリ伝でも、梅井がボソっと”天才のキラメキは短いものだ・・・・・・・”なんてネタにしちゃってたくらいですし(^^;;;
2013年04月14日 イイね!

ホンダコレクションホールに行ってきた(´ω`)1

4月の5~8で関東に用事があって遠征に行って参りました

その合間に、冬退庁、Figterなべちゃんに遊んでもらいまして(´ω`)
ホンダコレクションホールに連れて行ってもらっちゃいました♪ありがとう!!

昔、鈴鹿にあった頃に行ったことはあったんですが、もてぎに移設されてからは初めての見学に・・・・・・・

念願のホンダコレクションホール♪

入って直ぐに、オヤジさんの書いた”夢”って文字のレリーフが

その横には、オヤジさんの勝負事への原点、カーチス号が展示されています

レリーフの裏には第一期F-1&2輪GPマシン(マン島仕様RC142)

RC142・・・・ウチが今乗ってるベンリィとタイヤサイズが変わらないのが怖いよね(´ω`;;


2Fの4輪レーシングマシンのコーナーを簡単に・・・・・
第一期F-1の車両



第二期F-1の車両

セナの駆ったMP4/7


搭載されていたV12


中嶋さんが最後に乗ったティレル020
重量配分&ピレリタイヤに足を引っ張られたような感じでしたね(´ω`;;



ホンダとしては初のタイトルを獲得したウィリアムズの車両

当時のV6ターボ


そして第三期F-1
この時代の末期の車両が一番カッコ悪かったと思いますよ;;´д`)

ワケ分からんサブウィングとか、ゴチャゴチャなのは正直嫌い

まだ、このくらいならギリギリ許容範囲だったりはする・・・・・




第三期、揃い踏みな図を・・・・・・


明日かそこらの2輪編をUPします
2013年04月07日 イイね!

ホンダコレクションホール

ホンダコレクションホール行って参りました♪

詳細は後日

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「[整備] #サンバーディアスバン 錆神様との戦いは続く・・・・マフラー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/327801/car/3419967/8075950/note.aspx
何シテル?   01/05 21:56
北海道で適当にあちこち徘徊したり走ったりして遊んでいます ちょっと前までヴィヴィオ(KK4)で草ジムカーナで遊んでました@2010年まで あちこちボロボ...
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