本宮さくらのブログ一覧

いっそメーカー毎に２５０のカップレースを始めてくれるのが一番初心者を引き摺り込めると思う次第（´ω｀）

ホンダさんがシングルCBRでお客さんを取り込んだように

タイヤはワンメイク(ストリート用限定）マフラー、ECU、ステップ、マフラーはノーマルの完全ストック状態に限るって条件だったらソコソコに面白いと思います

ウィンカー、ライトは外しただけで、５～８周くらいの短いレースだったらソコソコにやってみたいって人が出て来るんじゃないのかなぁ？？

まぁ、賛否両論色々とありますでしょうが（安全面とかで）、２輪のレースの場合、４輪と違って「そのまま街乗りで使えないから別にもう一台用意しないといけない」ってのが敷居が高いと思われる最大の要因でしょう

で、ココからが追加

参加者にはツナギの上からエアバッグベスト着用を義務にするのも必要ですね（´ω｀）ｂ
後は、転倒しても（よっぽど酷い転倒でも無い限り）何とか自走で帰れるように、各種スライダーを義務化する

これだけでもソコソコに楽しめると思いますよ

・最初に書いたのがコレ

リッターSSがどんどんハイテク化してきて、挙句価格が高騰してきて・・・・・

レースやってる方々も初期投資が半端無い状況になってきてますよね（－－；；

ヤマハのR1が車両代が３００万近く（レースベースはちょっと安いでしょうが）
そこから色々と競技用の装備をしていくと・・・・・

考えたく無いですね

今回のCBR＆GSX-Rも価格がどのくらいになる事やら・・・・想像するだけでおっかないです（－－；；；
ZX-10Rも２００万超だし

SBKプロモーターもベースマシンの価格上限設定とかしないと色々と肝心のベースマシンが売れなくなってくるんじゃないですかねぇ
参戦台数もキープできなくなるし


まぁ、３～４００万をポンポン買い替えられるオカネモチが買ってくれればソレでOKってんだったらソレまでですが・・・・・・
電制が無いとコントロールし切れない市販車ってのも、個人的にはどうかと思っているのです
排気量縮小も考えた方がいいんじゃないかねぇ？？なんて思ったりもするのです



・続き

さてさて、さっきのリッターSSのオハナシですが・・・・・

現実的なオハナシで・・・（あくまで個人的に外から見た感想です）

２ストがレースのメインストリームから外れて、もう１０年近くになりますよね
４スト化が進んで以降、レース人口は不況も重なった影響もあり、減少の一途を辿って行きました

ブームが去ったから？？

いやいや、レースが好きな層は一定数存在するんですよ
レースに興味がある子もいるんです

が・・・・・・


レースをしたいけど○○が・・・・・


その○○って、単純に資金ですよね
私の世代は（昭和４０年代生まれ）ミニバイクからでもSPからでも、どちらからでもスタートできました
NSR50やTZR125、ステップアップするにはSP250 辺りがお手頃でした
メンテナンスコストもそんなに掛かりませんでしたよね

が・・・今はミニバイクも４スト化が進み、OHの費用もまぁそれなりに・・・・・って状態
一時期はミニバイクを卒業してステップアップしようと思ったら、いきなり６００ｃｃｃなんて状況に（今はJP250 やら地区戦の250があるから何とかなりますけど）

ミニバイクより上に行きたいけど600なんて買ってられない、とか、いきなり600なんておっかない・・・・・って声も多かったですね

それで離れた人が、ホンダさんがCBRカップを始めてくれたお陰で戻って来て、今の盛り上がりがあるんだと思います

600とか1000の4発よりコストも圧倒的に低いですし、趣味の延長線上で遊ぶ事もできます

今の250って、私世代の頃のSP125くらいの感覚ですよね、車体的にも（エンジン関連のコストはちょっと大変ですが、まぁ、4ストのメンテサイクルを考えたらシングルやツインまでは許容範囲ってコトで。2ストの走行毎にアタマを開ける手間に比べたら楽・・・ってコトで考えてます）

来年、ホンダさんからツインの250が出ますが、そうなったらコスト等々がどうなるかはちょっと心配ですけどね

・・・・脱線脱線

で・・・・・ですね
一つ前の投稿でも書きましたが、高騰しているもので気になるのが、ベースマシンの高性能化と高価格化なんですよ
250でも、レースを始めるとなると最低でも５～６0万近く（ホンダの新型はどうなるか分かりませんが）
600で最低120万近く
スーパーバイククラスになると250万超（ZX-10RRや旧CBR辺りで最低限のスペアパーツとか含む）
気軽に始められるモノじゃありませんよね・・・・・・

現行の全日本スーパーバイクって、そもそもがコストが掛かり過ぎるTT-F1のエントラント減少が問題になって、当時流行し始めていたスーパーバイクを取り込んだ形でスタートしたんですよね
海外でもTT-F1は廃止になり、市販車最高峰レースはSBKが食ってしまった形になりました

当時は4発が750cc、ツインが1000ccでスタートして、性能調整やらとあるワークスからのクレームやら泥臭いコトが色々とあって、今の排気量に落ち着いた流れ
私が乗ってるVTR1000SP1なんかも、性能調整の機構が上手く働かなかった時代（赤い鉄フレームの会社（笑）が強かった頃、プロモーターの都合で4発相手に調整してくれなかったからホンダがキレた状態で登場した）に真っ当な”レース”をする為に作ったモデルでした
最終的に4発が今の1000ccに落ち着き、ツインを出してる会社が性能調整ルールを盾に1200cc（確かそうだったよね？？）まで拡大したんですよね

そんなこんなで排気量拡大合戦が始まり、パワー競争が始まり、電子制御合戦が始まり・・・・・

RC45当時の価格200万もスゲェなぁ・・・・・なんて思いましたけど、今はソレを更に上回る300万・・・・・（R1-M＆パニガーレね）
ZX10RRも240万、次に出て来るGSX-Rや’17CBRも250万近くになるでしょうね

これからレースを始めるとなると、タイヤやら何やら、その他必要なモノを揃えて最低でも3～400万（真ん中辺を走るレベル）

勝ちを狙うレベルになると、７～800万が最低ラインですよね
4輪のちょっと前のラリーカーを制作するのと変わらんレベル
エンジンのOHなんかも考えたら、上のクラスを走るのなんて正直、相当なスポンサーさんが付かなかったらやってられないレベルのオハナシですよね（－－；；

結局、速くなって行くとそれ相応にコストも跳ね上がっていくのは自然な流れ・・・ではあるんですよ
コレばっかりは仕方ない
その部分を度外視して純然たる速さだけを追求していたのが昔の（ほぼ）何でもアリだったTT-Fのワークスだったワケで

今のJSB（SBKも）って、その時代に近付きつつありますよね

ヤマハもワークス体制だし、全日本のトップチームは実質ワークス仕様貸与だし

ワークスが悪いとは言わんです
レースやってる連中皆の憧れだしね

ただ、当初の目的（低コストで開催できる市販車ベースのレース）を忘れてエスカレートし過ぎた今のスーパーバイクって、正直恐ろしいです

電制が無ければ扱い切れないパワー
ソレを安定して稼働させる為のコスト

そんなモノをホモロゲ対策の為に一定数売らなくてはいけない
（誰もが高性能を手に入れられるってのは嬉しくもありますが危険でもありますね）
そして、そのベースマシンを買える層は一定以上の年齢層で、体力的にも大排気量を扱うには辛い年代・・・・・・

若い子が買ったとしても、電制だらけの車両で安定しているモンだから無茶をして激しい自爆事故を起こしたり・・・・

よく、この手の話をしたら、何人かの方から「電制が入って安全になるならいいじゃない」とか「誰でも楽しめるようになるからいいじゃない」・・・なんて意見も聞きますけ

が、個人的には過剰な電制を使わなきゃいけない市販車って反対派なんですよ、私

・その日の調子によって人間が自分で抑えるようにする

・無理な日は乗らない（基本ですね）

どうしても乗らなくちゃいけない状態だったり、偶然悪天候や悪路なんかを走らなくちゃいけない場合に電制に助けられる・・・・って程度だったらいいと思うんですよ

上手くなったと勘違いさせるような車両は駄目

ってのが、あくまでも私の個人的な感想です
（2輪4輪問わず）
甘やかすような制御は要らない

おっと、脱線脱線（＾＾；；

って程にするのと、今のエンジンコントロール技術なら排気量を下げてもそれなりのパワーは出るし、車体もバランスが良くなっているので相応のペースで走るコトも出来ますよね
4輪の最高峰も、何だかんだで排気量を下げましたし、2輪も最大排気量はMotoGPに任せて、市販車レースは4気筒で750、2気筒で800～900くらいで良いんじゃないでしょうか？
で、市販車はECUは自由で、レース車両はMotoGP同様に共通ECUで過剰な開発競争にならないように調整する
タイヤも”市販車クラス”なんだから、市販タイヤのみ（きちんと販売店からの販売証明を提出してレース車検を通す）
時々グレーなタイヤもあるようですし（ｦ

ってのは如何でしょうかね？？（ｦｲ

下のクラス（SS600）なんかは、Moto2なんかの例に倣ってエンジンワンメイク・・・・なんて無理ですから、吸気制限を掛けて後軸出力を揃えてしまうとかね（Max100psで止める）
あぁ、一番上のクラスも、きちんとJAFさんなりFIMなりでシャシダイ掛けて計測して吸気制限（150psくらい)で止めてしまうのもアリかも（笑
純然たる車体セッティング＆テクニックのみの勝負になりそう

最大の問題のワークスマシンの存在

別にあっても構わないと思います

が

あくまでも、ワークスが「市販品で組んだ車両」をワークスが完璧にメンテナンスする程度に抑えるのがよろしいかと・・・・・・
ワークスじゃなくちゃ満足に管理できない車両ってのは本来ならスーパーバイクの理念から外れるモノだと思うんですよ

今の御時世、ワークスはプライベーターのお手本的な車両を制作して、純粋に腕が立つ子を契約して走らせる＆車両に関しては一切費用はワークス持ち・・・・的な方が、色々とプラスの方向に向かっていくのでは無いでしょうか？？

と、素人考えながらダラダラと長文を書いてしまいました

結局のトコロ、どんな素晴らしいマシンを出したトコロで金が続かなきゃ誰もレースなんてやらないんですよ

最近、メーカーさんや海外プロモーターさんは其処を忘れているのではないか？？と思えてならないんですよ・・・・・・

って、排気量云々に関しては、あっちのメーカーやら御国事情があるから、はいそうですか、簡単に変えられないのも分かりますけどね（＾＾；；