19日
06:00には起床し、軽く朝食を摂り、サクッと荷物をバイクに積み込みこの日のスタート地点へと向かうさくらさん

実は昨日の時点でちょっとバイクに小さなトラブルが発生していたのでした(ヲ
リヤブレーキを踏み込んだ際、何だかいつもより踏み込み量が増えてきたなぁ・・・・と思いチェックしてみたら
リヤブレーキパッド終了してました(´ω`;;
ま、フロント生きてるから大丈夫、札幌までリヤブレーキ使わなければOK
ってコトでそのまま続行です(笑
バイクは基本、前後ブレーキが別系統になっていますのでリヤだけトラブル・・・・と言っても大きな問題にはならないのです
※一部車種は覗きます
コレがフロントだったら足止め食らって新品パッドが届くのを待っている状況になるトコロでした
さて、出発前にやるコトが一つ(笑
前日の宿でこんなモノを入手しましたが・・・・・
※パニアケースを部屋に持ち込むのに下敷きにするのに貰った新聞w
毎日新聞なんて公序良俗に反するようなモノはどうしたらいい!!

なんて悪魔の囁きが聞こえて来ました(笑
何でそんなネタが降ってきたかと言いますとね??
ここ、網走駅にはその他の地方ではほぼ絶滅したコイツが未だに残っているのですよ

当然、悪魔の声に従い

悪書は追放させていただきました(笑
それでは本日のルートを(´ω`)

今回は単純にオホーツク海側を北上するルートです
まぁ、順調に行けば15時くらいには稚内入り出来るコトでしょう
そんなワケで出発です
まずは網走を出て能取湖を回るルートに入ります

このマップの右側にある湖ですね(´ω`)b

ここ、冬に来るととても綺麗な場所なんですよ
下の画像は20年前に撮ったモノですが、能取湖と海の境界の辺りから港を撮ったモノです
流氷に埋め尽くされて真っ白になり、流氷がぶつかる音が鳴り響く何とも言えない世界

今度の冬にまた行ってこよう(´ω`)
能取湖を出る辺りでちょっと変わった生物と遭遇しました

この辺りに営巣している丹頂鶴ですw
丹頂鶴といえば釧路界隈が有名ですが、この辺りにも生息しているんですよ
この時期は子育てシーズンで、この鶴の足元には2羽の雛が付いて歩いてました
能取湖から国道239号線に出た辺りで案内看板に表示されていた稚内までの距離
316km
本州で言ったら東京~名古屋くらいの距離??
サロマ湖に近付いた辺りでワッカ原生花園ってのがあるんで寄ってみました
ココに寄るのも20年以上ぶり・・・・・

更にサロマ湖畔を北上・・・・・

途中、見覚えのある景色が・・・・・

ここ、33年前ですが最初に買った中型のバイクで写真を撮った場所なんですよ・・・・・
その時の写真はもう残ってはいませんが、場所はしっかり覚えていたんですね(´ω`)
懐かしいなぁ・・・・・・
そしていよいよサロマ湖突端部分岐付近・・・

ここで一度休憩、水分補給です
俺たちのセイコーマート・・・・
では無く、ハマナスクラブなる謎のコンビニw

これ、セイコーマート系列のコンビニなのです
FC料がちょっと安価に設定されているジェネリックセイコーマート(笑
取り扱い商品はセイコーマートだったりします
地方の○○商店とかの個人商店と提携、その地域の買い物難民を救済する事セイコーマートの業理念の一つではあるんですが、その地方の個人商店もセイコーマートのFC料支払いが出来る程に売上が出せるなんて保証が無いワケです
そんなワケで、ワンランク落とした契約形態のFC店として運営しているのがこのハマナスクラブなのです
とりあえずココで水分買って10分程度休憩の後、いよいよサロマ湖の突端部へと向かいます
この突端部

龍宮街道と呼ばれております
左右幅が狭いんですけど、この狭い中に住んでいて、生計を立てている人がいるんですよね
どんな場所でも生活しようと思えば何とかなる・・・ってコトですよね(´ω`)

そしていよいよ車、バイクで行ける一番奥のポイントに到着です

奥はキャンプ場になっております
その手前の駐車場にはこんな展望台が設置されています

スタートレックのエンタープライズのような形をしていますね(笑
この展望台の奥には龍宮街道と呼ばれるようになったきっかけを説明している石碑が設置されています

周囲はハマナスの群生地

知床の岬に~♪ハマナスの咲く頃~♪(場所違いw
と、サロマ湖の奥を制覇したんで、来た道を引き返し、稚内へと向かいます
サロマ湖を出て、後はひたすら国道239号線を北上していく簡単なお仕事です(マテ
この界隈は元国鉄の興浜南線が走っていた地域です
雄武町(一時期オウム事件の際、全国から”オマエのトコロもオウムに関係しているのか?”なんて苦情電話が殺到して大迷惑を被った町だったりします)~興部間を国鉄が走っていたんですよね
その遺構が何箇所か残っております
北興部界隈では鉄橋が数多く残されています

解体する予算等々が厳しいんでしょうね
まぁ、何れ自然に崩落して土に還る日が来るんでしょうけど・・・
この手の鉄道遺構を見てると何か悲しくなりますね
国労やら何やらの組合が好き放題やりまくった末路ですからね
よく、Twitterなんかで国鉄時代を知らない若い子が
国鉄が残っていれば今みたいに鉄道はあちこち廃線になんてならなかった!
なんて寝言をホザいていますが・・・・
国鉄が、国労が残っていたらどんな大散財をしまくって国家予算に負担を掛けまくっていたコトかと思うと寒気がします
地方の過疎化なんかも流れが止まるワケも無く
悪く言ってしまうと
無駄に強かったけど腐りきった組織の腐った部分を知らず、栄光だけしか見ていない世代が過去に憧れて調子に乗っているだけ
としか思えないんですよね(暴言w
悪い意味での公務員天国になっていただけですよ
そんなコトも引っ括めて、鉄道遺構ってモノは過剰に権利ばかり要求した連中の末路を示しているモノだと思っています
(ヲイ
更に北上を続けると、枝幸町って町があります
道南にも”えさし”って地名はありますが、あちらは江差町
道内で同じ読みの町村があると、色々な意味で紛らわしいですよねww
その枝幸町には北緯45度線のモニュメントがあります

日本海側、幌延町にも45度線モニュメントが設置されておりますが、そちらは次の日記でUPします(´ω`)
更に北上を続けると、浜頓別町に入ります
この辺りの山の方では昔、砂金が捕れたらしく??
ウソタンナイ砂金採掘公園なるモノがあるそうです
http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/tourism/detail.php?content=245
ココに向かう道路の分岐にはこんな看板(と敢えて書く)が設置されています・・・・・

ここまでボロボロだと営業しているのかすら分からないレベル・・・・
観光利用しようってんなら、もうちょっと綺麗にしましょうよ・・・・(;´д`)
そして、稚内手前、最後の道の駅がある猿払村

ここに入る手前にちょっとだけ寄り道・・・ってか、海沿いを伝うルートを走るってコトで必ず通らなければ!と思っていたトコロがコチラです

猿払村にあるエヌサカ線です

この界隈の酪農の作業道なんですけどね(´ω`)
夏季(5月くらいから10月まで)は通行可能

アメリカ映画を彷彿とさせる直線に、多くのバイク乗りがホイホイされる場所だったりします
ここから再び国道239号線に戻ると稚内までの距離案内の看板が・・・・・

稚内駅まであと60km
宗谷岬まではあと30km程度です
あと一息!
因みにこの近くにはこんなライダーハウスがありまして

ヤマハでゼッケン45番・・・・モデルは芳賀ノリくんかな??
ここの御主人、恐らく熱狂的なヤマハファンなんだろうなぁ・・・・
今度彼に教えてあげよう(´ω`)
今でも営業しているかどうかは不明です
ライハ使わない人ですので・・・・・・
ここから走るコト30分くらいかな??
日本(本土)最北端の地、宗谷岬に到着しました

ちょっと曇っていたのが残念・・・・
宗谷岬の上にある公園からは樺太は見えませんでした

日本最北端の神社でお参り、ちょっと休憩をしてから稚内市内へと向かいます
稚内市内に入ったトコロで燃料計が点滅し始めましたので(残3リッター表示)、国道40号線とぶつかるトコロで給油します
ガソリンスタンドに入った時点での走行距離が394km

給油した量が・・・・・・

11.5リッター
燃費・・・34km/Lをマークしました(´ω`)
因みにNC700Xは満タンで14リッター入ります
今回のような条件(ダラダラ走る)ですと、満タンで軽く450kmは走れる計算に・・・・
因みに以前、最長燃費は38km/Lをマークしたコトもあったりします
NC700X 、恐ろしい子・・・・(;´д`)
この後、稚内駅に向かう途中でちょっと図書館で資料集めをしておりました
そして、この日のゴール地点の稚内駅に到着
この日の走行距離は
413km
になりました(´ω`)
稚内駅では職場への土産等々を買い込みました
この日の宿はちょっと離れたトコロなので、またまた
俺たちのセイコーマートで夕食&酒を買い、さて・・・・宿へ・・・とスタートしようとした瞬間
雨がパラパラ
またこのパターンですか(;´д`)
幸い、ホントにポツリポツリと降ってきた程度でしたので、宿に着くまでには殆ど濡れずに済みました
宿に付き、チェックイン後に荷物を下ろし、速攻で温泉に浸かりダラダラとリラックス
そして夕食を摂りながらカンパーイ(´ω`)ノ□
さて、次はいよいよ最終日
家に帰るまでが遠足です
事故に注意して頑張ります
続く