実家には親父が遺した30プリウスが居ます。
主を失って久しいのですが、あると便利なので保守しています。
それでも北国での使用は自動車には厳しく、下回りが激しく腐食しています。
新車購入後約15年ですが今回車検を取ったら次の車検迄が限界かなと思います。
塩カルの威力もさることながら、防錆面では甘いんじゃないかと思うんですよね
ギャラン軍団も錆は進行してますが、そこまで酷くはありません。
環境面の配慮で様々な規制がありますが、そのためタフネスは低下してるのかもです
ユーザーにできる事は錆をみつけたら転換剤をマメに塗布する事くらいです。
今年も実家に戻り、ちまちま車検前整備とレストア作業をやってます。
しかしながら、近代化改修大好きマンの悪い癖がここでも全開に
30プリウスともなれば、アフターパーツは百花繚乱
E3でのドレスアップ欲のはけ口?となるのでした(笑)
前々から気になっていたドアスタビライザーを買ってみました
これが結構お高い。流石にドア4枚分は買えなかったのでフロントドアに装着
ドアをボディと一体化させ、剛性を上げるというのがうたい文句です。
本来ドアを溶接でもしない限りその目的を達成できないと思うのですが
実力のほどはどんなものでしょうか?
ドア側のトルクスボルト2本外します
樹脂プレートを装着する為の金具を取り付けます
樹脂プレート上下を装着し、ドア側は完了
ストライカーの交換
純正ストライカーを外します
交換用ストライカーに換装
完了
ストライカーの調整は不要なんですね。
ボルトを締め付ければ勝手に位置が決まるみたいです。進歩を感じます
ギャランはストライカーの微調整が大事ですね。
ちなみに私の車両は納得いく調整が出来ていません。
ショーモデルの車両は専門のスタッフが数時間かけて調整するみたいです。
素人がちょいちょい弄ってできる世界では無いみたいです。
効果のほど
ドアの開け閉めは純正と相違はありません。
開け閉めに高級感が増すとかも感じられません
ちなみに純正ストライカーはアイシン製
ドアスタビライザーもアイシン製
少なくともおかしなものでは無さそうです。
走った感じ
特にサスの動きが感じられるとか剛性感が上がったように思うとか
私には感じられませんでした。
ところが
なぜか運転が楽しいんです
何が楽しいかって、車が思ったように動く。ただそれだけなんです。
プリウスで感じていたのはちょっと気を許すと車が何処かに行くんですよ
危険とかじゃないんですが、微舵修正にちょっとだけ神経を使う。
ほんの些細な事なんですけどね。
それが無くなってハンドルを支えてるだけで思った方向に走ってくれる
言い換えれば、ハンドリングがギャランに寄ったとでも言いましょうか。
ギャランは少々余所見をしても(マネしないでください)
車線逸脱などはしないんですが、プリウスはそれを許さない(当たり前)
でも許してくれるようになりました(ちょっと何言ってるか分かんない)
ギャランのハンドリングも決して上質とは言えませんが
私には合ってますし、35年も乗り続けられた所以の一つかと自負してます
その世界にプリウス君も近づき「運転楽しー」となったのかなと思います
数値に現れない官能的な部分って結構大事ですよね。それが自分にマッチすると
それだけで楽しくなります。このドアスタビライザーってパーツは
人や車によっては効果ありだと思います。しかし些細ではあるので
費用対効果があるか、他人に勧められるかというと微妙です。
プラシーボ効果も否定できないのでもう少し乗って判断しようと思います。
もしかすると、ウチのプリウスにはほかにも剛性アップパーツを盛ってるので
その相乗効果があるのかもしれません。(結局俺インプレ、アテになんねーのか?)
おまけ
20年前 2005GW Viento君で2度目来道 (コテコテ仕様)
その2
2007年GW箱根にて
付き合いの長い相棒ですね
Posted at 2025/05/02 21:00:33 | |
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