2024年07月22日
先週金曜日、待ちに待った納車日。
これまでの人生で納車と言えば馴染みの車屋さんが大安吉日の午前中に我が家まで持ってきてくれる…これが当たり前の光景。
が、今回はちょっと訳あって車はやってこない。
その馴染みの車屋さんで8年前に買った新車のN-BOXカスタムが10万7千キロで突然ミッションの不具合で壊れたときの会話。
「もし、この車を次の新車の下取りに出したらいくらぐらいで引き取ってくれる?」
「う~ん、この状態だと15万くらいですかね。20万はおそらく無理ですね…。」
と言われ、内心
「あんたとこが売った車やのにもっと気分を高揚させるような言い方ないんかい!」
と思う気持ちと
「このミッションに関しては一度うちからもホンダに交渉してみます。」
とか、結果はどうであれ、少なくとも客側の視点でメーカーに電話してみるとか怒りを共有するとか何か前向きな対応してほしかったなぁ…と思うわけで。
結局自分でホンダお客様相談センターに電話をして状況を言って「7年、10万キロ以内です」と何度も言われ、「それはおかしい」と文句を言ってやっぱりそれで終わり。相手は「二度とホンダは買いません。」と言わせて電話を切ってほしそう。案の定「二度とホンダは買いません!」って言って電話を切る。
そう言った手前、N-BOXもN-VANも買ってはいけない。自分が言ったんだから。
以前もこうやってスバルを選択肢から外した。
馴染み店ではその後一応スペーシアベースの新車見積もりやってもらおうと
「もう少し何とかならんの。この車きっと売れてないはずやけど…。だって世の中にほとんど走ってないし。日本中のあちこちの空き地に在庫があるはずやけど。」
「いや、スズキのセールスに聞くと今も新車で造ってるらしいですよ。」
「いやいや、この顔前の型のスペーシアカスタムの売れ残りやん。黒塗りして安売りしてるんやないの?」
「車本体からの値引きは3万っすね。」
そう聞いたとたん、幽体離脱のように馴染み店からは気持ちが離れて行ってしまう。何十年と言うつきあいやけど、社長が半ば引退していると社員の空気はこれまでと全然違う。
「わかった。悪いけど新車なら日数がかかるから、すぐ乗れるような新古車とか展示車とか自分で探させてもらうわ。」
ってやりとりの結果、県外のスズキで展示車か試乗車かわからんスペーシアベースを買ってしまったというわけ。
前置きが長くなったけど、そのため納車日には夫婦で1台のアルファードに乗って、帰りは妻がデニムブルーのスペーシアベースを運転、私はアルファードを運転して家に着く。
車庫に入れてしげしげ眺める。なんかダサかっこいい。正面から見たらサムライみたいで、後ろから見るとパンツ破れてる~みたいな。
昼食後いそいでヤフーショッピングで買っておいたお似合いの安物のしょぼいフロアマットとラゲッジマットを敷く。うん、こんなもんでしょ。
アマゾンで買っておいた『スズキのロゴ入り』サイドステップガードをカッターで切りながら貼り付ける。おそらく中国製みたいで、何か月かで剝げるかなぁ。
でも、知らない人が初めて見たら純正だと思うかも。
「うん、60点の車がルーフエンドスポイラーのおかげで65点になったし、フロアマットとサイドステップガードで68点ぐらいになったかな。」
翌日7月20日は超PayPay祭。MONZAのアルミホイールと訳のわからん中国製のタイヤのセットをここ最近の最安値で注文。
「あ~楽しみ。これで一気に78点になるかも…」
その夜、息子がわざわざ友人とゴルフをするために新幹線代片道1万数千円かけて帰省するとのこと。夜に40分ほどかけて駅まで迎えに行く。
「ようやく95%新車に乗れる~🎵」 エンジン ブーン
「うわっ、くらっ!」
「ナビついてなかったら、軽トラ並みやなぁ…」
「でも、N-BOXカスタムノンターボより走りはいいかも~」
「燃費も間違いなくいい感じ」
「エアコン寒いぐらい効く~」
とか思いながら、往復60㎞ほど快適に走る。
新型N-BOXカスタムとかとは違って、みかけはあか抜けてないダサいデザインやけど、なかなかマニアにはウケる味がある。
あ~、でもメーター周り寂しいわぁ。
どことなくスズキらしさを感じるわぁ。バンバン75と何か共通点が見える。
昔、マークⅡからエスティマエミーナに乗り換えた時もメーター周りが急に暗くなって気持ちが凹んだことがあったけど、なんかそのころが懐かしい。
でもまぁ、今週半ばにはその馴染みの車屋さんに、めっちゃ気を遣って、値段が高くつくことも重々承知で、スズキの純正ナビを取り付けてもらうことになっている。
「何でこっちが気を遣わなあかんねん…」
都会人間やったら親戚や知り合いなどのしがらみもなく自由にクルマが買えるのに…、ちょっとそこだけ悔しい。
超PayPay祭に最安値で買えて喜んでいるけど、その分ナビがどっさり持って行ってくれる…。
Posted at 2024/07/22 15:11:45 | |
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2024年07月21日
前々回だったろうか、スペーシアベースの純正ホイールが超ダサい…的なことを書いた。
そこは間違ってはいない。
きっとスズキの人はホンダがN-VANで話題をかっさらっていくのが悔しくて
思い付きでスペーシアベースを造って、詰めの段階で
「ホイールはどうする?」
「専用のホイールにした方がいいと思いますけど…。」
「ううん。いい、いい。スペーシアギアのが余ってるし、人気がないから次モデルチ ェンジしてからは使えないから、スペーシアギアもそれはめとこ。」
「本当にそんな安易なことでいいんですか?」
「いい、いい。どうせそんなこだわりのある人、この車買わないんだから。」
「・・・・」
「大丈夫。アルミって言っとけばこの真っ黒のホイールで大丈夫だって。」
そんなやりとりがおこなわれたかどうかはわからないけど、そんな感じ。
きっときっちりとそういう車にしようかというコンセプトが共通理解されてなかったのでしょう。
その話はさておき(どうせ勝手な妄想ですし)、
少し前に「ホイールはMLJのエクストリームJ 14インチに決定!!」
と勝手に一人喜んでいましたが、
一応念のため
よく夫婦の間で妻が夫に「今日着ていく服どっちがいいと思う?」って心の中では決めているくせに、一応同じ意見になるかどうか確認のために聞いてみる…的に
「MLJ エクストリームJ のややシンプルな黒のホイールとモンツァのHI-BLOCK バレックスの黒ホイールのどっちがいい?」
と尋ねたところ、内心MLJに決めていたけど、まさかの
「モンツァがいいわ…。」
って言われて、ややがっくり。
自分でも最後まで迷っていた2種類だけにどっちでもいいという気持ちもあり、
MLJはJEEPに代表されるような4駆の山の岩だらけの道を乗り越えるようなワイルドでタフなイメージ。
片やMONZAはハイエースに代表されるような四角い車に似合う壁のようなホイールでちょっと都会的。
タフでワイルドを取るか壁ホイールでちょいおしゃれ感演出か、
もう一度迷いに迷って7月20日21日超PayPay祭。それなら値段で決めようか。
安い方はどっち?
「うわぁ。この前はMONZAの方がわずかに安かったような気がするけど、今はMLJの方がやや安い。MLJならグッドイヤーのタイヤをセットにして62000円くらい。(ポイント分差し引く)MONZAなら中国製のタイヤセットで62000円。(ポイント差し引く)
でも、ここでMLJを選ぶと妻に尋ねた意味がないし・・・・。あ~もうMONZAにしよう。人生初の中国製タイヤ。ミレバ―ハーモニックMP270。何じゃそれ。」
中国製を買うなんてなんかちょっと日本のメーカーに申し訳ないけど、どれだけあかんタイヤかということを次のネタにもしたいので、初体験してみよう…と自分に言い聞かせて注文。
さて、先頭車両1両だけの新幹線みたいなスペーシアベースやけど、MONZA HI-BLOCK バレックス に替えることでちょっとおしゃれになるかどうかが楽しみ。
なお、MLJとかMONZAとかをネットで調べると、MLJはタフさが売りのアメリカのホイールメーカー、MONZAはQ&Aでだれかが中か中の下のホイールメーカーとか書いてた。ほんま失礼やわ。
そうじしやすいかどうかがちょっと気になるけど。楽しみです。
Posted at 2024/07/21 08:19:54 | |
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2024年07月21日
N-VANは運転手だけがそれなりのシートに座れるが後は人間用ではない。スペーシアベースは前2人は人間用の普通に乗り心地のいいシートなので、いつも2人で乗るような家族や夫婦の場合選択肢として大いにありだと思う。我が家はもう1台がアルファードなので、軽は2人乗れたらばっちり。
Posted at 2024/07/21 07:03:59 | | クルマレビュー
2024年07月17日
2016年当時先代のバモスが10万2千キロくらいでエンジンが壊れて急遽次の車を買うことになり、なけなしの金をかき集め急いでN-BOXカスタムを買った。7年目でアイドリングストップが壊れリコールでもなく自費で修理。あちこちで壊れているらしいのにリコールしないホンダ。8年目でミッションからかすかな異音。まだ10万7千キロなのに…。日本中あちこちで10万キロあたりでミッションから異音が続出しているN-BOX。いくらそのことをお客様相談センターに言っても「10万キロ以内、7年以内でないと保障できません」の一点張り。
きっと満足そうな表情でN-BOXに乗っている人たちの多くがこの先ミッション不調に陥り40万円近い修理費を出すか乗り換えるかになるでしょう。
「二度とホンダは買いません。」
Posted at 2024/07/17 17:02:12 | | クルマレビュー
2024年07月16日
デニムブルーのスペーシアベース。
まだ、走っている現物は見たことがない。
けど、カタログのデニムブルーのスペーシアベースを眺めていると
スペーシアベースの顔はギラギラしてなくていい感じ。
一つ前のスペーシアベースカスタムはまぁまぁ気に入ってたけど、どうしても選ぼうという気にはなれない。
当時最高潮ともいえるアルファードやヴェルファイアの影響を受けすぎて軽の分際で思いっきりメッキのギラギラ感をまねてしまった。
まだ、ダイハツは多少ギラギラ感には踏みとどまったけど、スズキはN-BOXに負けてなるもんか。タントをぶっちぎるぞと。
で、調子に乗りすぎたことに気づいて、ホンダは一気にメッキを辞めたし。タントはちょうどいい感じになったし。じゃぁ、新型スペーシアカスタムはというと…。
新型スペーシアカスタムにはちょっと期待していたけど、・・・何か思っていた顔と違う。もちろん中身はいろんな工夫がなされてすばらしいけど。
ってことで、N-BOXはホンダなので論外。タントカスタムは結構いいと思うけど、センターメーターがどうも好きになれない。スペーシアカスタムは…惜しい。
結局消去法で勝ち残ったのがマニアックなスペーシアベース。ものすごくマイナーなため、人にその車の話をしてもおそらく20人に一人も知らないみたい。
顔にはちょっとワイルド感を残しつつも、お尻は安物のおばちゃんのスペーシアみたい。何か新幹線が先頭車両1両だけで走っている感じ。すれ違うのはいいけど、後姿は見んといて的な感じ。どうもしょぼいお尻が気になる。
ってことで、年金生活者の癖にかつ60代半ばのじいちゃんの癖に妻の横で
「一生のお願いやけどリアエンドスポイラーだけはどうしてもつけさせてほしい」って頼んだ。
スズキのセールスの人も「えっ。新古車的な安いベースを探してはるばる隣の県から来たのにわざわざスポイラーつける?」という驚きの表情になった。
きっと内心「新車が買えないから新古車を探してうちに来たはずやのに、そこで今度はリアエンドスポイラーなんてどうでもいいもんつけてほしがってる。何を目指してるのこのじいさん。」って思ったやろうなぁ。
でも、羽根はほしいんですよ。一両の新幹線には。
あと、あの鉄チンをまねた純正アルミホイールはダサすぎる。
ってことで、ここ1週間ほどどういうブラックホイールがいいか思案中で、ついに決めました。MLJ EXTREAM-J 14インチ!(もちろん値段も考慮して)
スペーシアベースの外回りにはほぼメッキが使われていない。ということは安易に光りもんを混ぜると残念な結果になる。基本は全黒。しかし、100%まっくろくろすけだと何も考えていないように思われそう。つまり、おしゃれ感がない。できればホイール周囲のボルトの頭だけは点線で円を描くように光らせたい。
モンツァのHIーBLOCK バレックスと最後まで悩んだけど、やっぱりMLJ。
これに決定。
タイヤは少々犠牲にしても60000円ぐらいで買いたい。
5のつく日に楽天ショッピングで64000円くらいでついポチりそうになったけど、待て待て。
20日21日のヤフーショッピングの超P祭の方が安いかも…。
楽天ほど安くなかったらすごいショックやけど、そこは運次第。
ちなみに本日までにキーケース(デニムブルー)とナンバーフレーム枠(黒)と
フロアマット&荷台マットは届いた。あとはアルミ&タイヤは買うし、サイドストライプは入れるかどうか検討中。
ほんと納車前って楽しいねぇ。
でも、わたくし、人間の器が小さいので未だに見ず知らずの星の数ほど走っているN-BOXとすれ違う度に
「この人かわいそう…。今は喜んで乗ってるけど、あと数万キロ走ったらミッションから異音がして壊れるのに…。あ~お気の毒!」と思って走っています。
Posted at 2024/07/16 14:10:56 | |
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