
Traffic Assistの大ファンになり、この機能のことを完全理解しようと思っています。そこで、実証実験などという大それた表現をしてしまいましたが、なんちゃって実証実験ですから、それなりに読んでいただければと思います。自分の運転を、映像とコメントで記録し、自分なりに検証しただけです。
さて、Traffic Assistですが、だいたい上のように説明をされています。この説明文の中で、私は少し疑問をもっていた事があったので、そこの検証からしたいと思います。そして、体験から学びえた優れた点や気をつけることなど、「Traffic Assistあるある」としてまとめたいと思います。
①ですが、私はこの意味がよくわかりませんでした。30km/hを越えないと設定ができないととらえていました。ネットで調べても、「30km/h超えていなくても、一度こえていれば設定できる」と自信たっぷりに表現している方もいます。でも、これらは間違っていたのですね。
エンジンをかけました。ガレージから出ました。道を走り始めました。30km/hに達する前の20km/hでTraffic Assistを起動させようとしました。そしたら・・・・何の問題もなくACCとLane Assistのマークは緑に輝きました。「あんたやればできるじゃん!!」とは言わないまでも、トゥーラン君を褒めたかったです。じゃあ、30km/h以上が起動速度とは? 次の瞬間、すぐにわかりました。設定速度が30km/hになっていたのです。つまり、
Traffic Assistを起動させるときには、ACCの設定速度が必ず30km/h以上になりますよ、という意味でした。ジャンジャン!! スッキリ!!
どんどん②にいきます。これは、長距離のドライブで経験した時のことを、「そんなにしっかり運転してたかなぁ」と、疑問に思いました。そこで実験してみました。


右手・左手の片手運転で、Traffic Assistを起動させました。この時、ハンドルはしっかり握りいくらか操作もしていました。結果は、何の問題もなく半自動運転を続けました。
それでは、両手だけど、ハンドルには触れるだけで力を入れない場合と、両手を離した場合にどうなるかという実験を、他に車の走っていない状況で十分に注意しながらやってみました。結果は、約20秒間半自動運転を続け、最後にトゥーラン君に怒られました。「ステアリングを操作してください!」だって。

ということで、検証結果はフォルクスワーゲンの説明するほど厳しくないなということです。しかし、これは
安全第一に考えることを訴えるメーカーの良心だととらえるべきでしょうね。
Traffic Assistあるある
その1 Traffic Assist起動中、突然「ブレーキ!」の緊急メッセージとともに止められる。ビックリ!!でした。
これは、前の車を追従している先行車だと思っていたらそうじゃなくて、だんだん車間距離が縮まってやばくなったからでした。
その2 いきなり無理な割り込みあり。追従していた先行車は1台前になってしまった。この時は、最初、車間距離が短くなるから焦りました。しかし、トゥーラン君は先ほどまでの車への追従はあきらめ、すぐに割り込んだ車に追従を始めました。さっぱりした性格です。でも、スピードが出ていなかったから良かったのです。
その3 追従していた先行車が、わき道にそれてしまった。あるいは、角を曲がってしまった。その前には、先行車になるような車はいません。この時、トゥーラン君は、一瞬困った様子でした。スピードを急いで緩めて(5km以下)考え、次の瞬間ACCの設定速度に向かって加速し始めました。
その4 バイクが先行車になると、ちょっとビビります。
上のイラストのように、レーダースキャンにより追従車両を決めますが、バイクが道の端にいるとそれから外れることがあり、急に車間距離が短くなって焦ります。バイクを見たら「右足ブレーキ準備!!」です。
その5 追従したまま小さなコーナー、コーナーになった曲がり角に差し掛かるとこれもビビります。バイクの場合と同じように、レーダースキャンから外れ気味になり、トゥーラン君はコーナーであるにもかかわらず猛加速を始めます。これはやばいです。
その6 追従したまま踏切に差し掛かる。これは、お巡りさんがいなくてよかったです。先行車は、踏切の手前で一旦停止しますね。そのとき、トゥーラン君もずっと手前になるけれど停止します。ご丁寧に。しかし、先行車が踏切を渡っていくと、トゥーラン君も停止線に関係なく走っていこうとします。あわててブレーキング。でも間に合わず・・・。となってしまいそうです。
ということで、私が地元の幹線道路約10kmを往復し、Traffic Assistを使いながら出会った様々な状況をお伝えしました。メーカーでは、市街地走行では使わないよう注意を促しています。確かに、ヒヤッとする場面はないとは言えませんでした。ですから、皆さんも高速道路や自動車道路、曲がり角等の少ない舗装道路を中心に利用していった方が良いと思います。お互いに気をつけましょう。
素晴らしい機能、使いこなしていきましょう!!
長文になってしまいすみませんでした。
Posted at 2021/11/26 15:26:58 | |
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