
冬になると、車に対する心配はバッテリーに集中してきます。
2019年製のバッテリーを積んだマイトゥーランは、始動時から症状を呈してくれます。
一日の最初の始動時に、ブレーキを踏み込めなくなり、始動ボタンを押してからセルが回るまでの時間が伸びてきたり…。走行時にやや低速トルクが細いと感じてみたり…。
今のところ、そんな感じですが、アイドリングストップは効かない(もともと使用していませんが)し、やはりバッテリーが気になります。
一年前には、ディーラーの点検でバッテリーは交換を勧められています。しかし、交換せずに延命のためのメンテナンスをしようとバッテリー診断機とパルス充電機を購入して取り組んできました。
秋ごろまで、バッテリーはどんどん元気になっていき、メンテナンスも適当にさぼり始め、最近は低温による影響で、また元気を失ってきているという状況です。
バッテリーメンテナンスの再開により、充電に対する疑問を大自工業さんに問い合わせると、危機的なアドバイスが…
1.バッテリーは劣化していると思われます。
2.電圧が12.5Vを下回ったら、交換時期です。
3.充電直後に出た良い値は、本当の値ではないので1時間くらい経過して落ち着い
たところで診断してください。
これまでの良い結果については、やや疑問点もありそうです。
そこで、大好きな実証実験を

充電から1日後、2日後に、バッテリー診断を行いました。
1日後は、診断機のバッテリークリップを適当にはめたりがっちりはめたりして、データの妥当性について確かめてみました。
これについては、以前から感じてはいましたが、クリップの取り付け方によってデータが大きく変わることが実証されました。やはり、バッテリー端子のボルトナットだけを挟むのでなく、端子全体をがっちり挟まないとだめだということです。
また、同じ取り付けのまま複数回計測すると、CCA値や内部抵抗値が変わってくるということがわかりました。計測するたびに次第に値が落ち着いてくる感じなので、最低3回ぐらい測定してみることが大切なようです。
なお、電圧や充電容量については、常に安定した値が出ているので信頼できそうです。
まとめ
気温の低下は、バッテリーの調子にダイレクトに影響します。特に、ヘッドライトの照射時間が増えることや、シートヒーターを常に使用することなども、余計にバッテリーには酷な状況を作り出しそうですね。
しかし、パルス充電を定期的に行いながら、電圧を12.5Vを下回らないようにメンテナンスしてていけば、延命措置としては有効なのではないかと思います。
最後に、データのとり方はクリップの挟み方・データをとる回数など、より信頼性の高い値を求めて判断していくことが大切かと思いました。

この状態で走ると、低速トルクが太くなり、とても気持ちがよいです😘
スタート・ストップスイッチをオフにし忘れていると、信号待ちでエンジンがストップし、びっくりします😮
Posted at 2023/01/14 10:54:25 | |
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