
洗浄というほど大層なことはしていません。
この車にはエアコンフィルターが無く、外気内気の空気が直接エアコンに入っていきます。
本音を言えばエアコン系の通路を全てきれいにしたいところですが、かなり大掛かりな作業が予想されるので、短時間でできる掃除をすることにしました。
内容としてはブロアファンとエバポレーターをできる範囲で軽く掃除した程度です。
本当ならば整備手帳に上げるつもりでしたが、写真の撮り忘れが多くて(特にブロアファン本体)そちらで紹介するには手順が雑過ぎてしまうので、自分の備忘も兼ねてこちらで紹介します。
まずはグローブボックスを外します。

赤丸4カ所のネジを外すだけです。
なのですが・・・下側2か所のネジがかなり奥まったところにあります。

下側のネジは軸の長いドライバーを使って外しました。
グローブボックスを外すとブロアファンが現れます。

手前に見えるカプラーと、ファンモーターの裏側にあるカプラー(黄丸)を外します。
内気・外気を切り替えるワイヤーをブロアファンから外します。(白丸付近)
ブロアファンとエバポレーターとの境にある黒い留め具のようなもののネジ(赤丸)を緩め、ダッシュボードの固定ボルト(青丸)を緩め、最後にブロアファン本体を留めるボルト3か所(緑丸)を緩めて、ファン本体を動かしながら引き抜きます。
ブロアファンを留めるボルトはかなり奥まったところにあるので、長めのエクステンションを使わないと届かないかもしれません。
引き抜き方は完全に適当です、外れればヨシ。
この時ダッシュボードとブロアファンが引っかかるので、ダッシュボードを広げながら作業を行いました、青丸のボルトを外したのはそのためです。
ここからブロアファン本体の分解に入りますが、写真撮り忘れのため文字だけで説明します。
外したブロアファンはクリップ6カ所くらいで止まっているだけなので、それらを外すと2つに分離します。
ファン中心のナットを外すことで、ファンを引き抜くことができます。
ファンモーターはネジ3本で止まっているだけなので、それらを外せば取り外しできます。
モーターの尻にある蓋を外したところ、かなり汚れていました。

蓋をパーツクリーナーで洗浄し、モーター側はエアーを吹いて汚れを飛ばしました。
蓋のメタル軸受け部にグリスを塗布してから組み戻しました。
モーターのブラシはまだ残量があるので心配無さそうです、恐らく。
ファン本体についている謎の部品。

温度センサーの類かと思いましたが、これはファンモーターの回転速度(風量)を調節するための抵抗器でした、部品名もレジスター。
風量4(最大)以外はここで無駄に電気を食わせてモーターの回転を落とすという力業。
そして抵抗器=発熱するので、ブロアの中にセットして強制的に風を当てて冷やしていると・・・。
備忘のため各抵抗値を。
入力はHiの刻印のある端子、風量1の時はLOの刻印のある端子が出口で2.7Ω。
風量2はM1の刻印の端子で2Ω、風量3はM2刻印の端子で1Ω。
風量4(最大)時はここは通らず直接モーターに行くもよう。
何かの参考になれば幸いです。
分解したブロアファン一式や、エバポレーター、吹き出し口はエアコン洗浄剤をぶっかけて洗浄しました。

エバポレーターに使用するときは、ドレンが詰まっていないことを確認してから行いましょう。
洗浄剤は市販品の、たまたま目に留まったやつです、こだわりはありません。
洗ったブロアファンを組立て、臭い消しを軽く吹いて車両に組み戻し、エアコン吹き出し口にも臭い消しを吹いておきました。
臭い消しはカーメイトのDr.DEOです、これも目についたものを・・・なのでこだわり無しです。
最後にヒーター全開でしばらくエアコンを動作させて、問題が無ければ完了です。