ペンキ刷毛塗り

　相変わりません。ここ二年ほどキャビンだけは頑張ってガラスコート塗ったりして艶出ししてきましたが、荷台は洗うだけで様子見してきました。その理由がコレ。この年式の軽トラでもともと雪国（島根県）に居たという条件が揃えばこんなもんでしょうか。もっとひどい所もあちこちにありますが、とはいえあまり大規模な投資は…。ということで応急処置としてペンキ塗りを施工することにしたのです。しかし旧車あるあるの色で悩みました。この車、マツダのカラーコードではフオミュラーホワイト（WT）となっていますが、現在一般には流通していません（注文生産はしてくれるらしいですけどね）。かなり悩んでいましたが、旧車仲間から色味が合わず余ったペンキを分けてもらいました。ボデーの下で待機しているのがソレ。何なら水性ペンキです…。やって置いてなんですが、なんとバチアタリな事をやってるんでしょう…。

バンパー裏で錆びて大穴が生じた部分はアルミテープで応急処置をしています。この際ついでということで少しモディファイしようと思い、バンパー下の黒い部分も塗ってしまいます。

こんな感じ。いろいろ酷いですね（）。。。。ヘッドライト脇に飛び散った様に見えるのは、キャビンの目立つ補修にはせめて自動車用タッチアップを、ということでセドリックのタッチアップ（621ホワイト）を登用したため。近くで見なければわからないです…。腐食するよりはマシかと…。

荷台はバタ板や床板を塗装しましたが、購入以前の保管状況も悪かったために腐食が激しく、作業日以降もチマチマワイヤーブラシでこすってから塗装して、という作業を繰り返しましたが、それでもまだ要補修の所が後からぽろぽろ出てきます。そしていくらワイヤブラシでこすっても錆は出て来るし、最後には鉄板に穴開くし…。とそんな調子だったので適度な所で切り上げて塗装。実はこの画像、すでにペンキを塗った状態なんですが、色味が割と同じです。今度からキャビン以外の補修はこれで誤魔化そう。。。、

バンパーを組んだ状態。バンパーから上は割とちゃんとした塗装（でも雑）、バンパーから下は刷毛塗りなんですが、色味もあってかさほど違和感がありません。本来、この年式ですとバンパー下は黒いはず、なんですが、前期型（PC4D）は下も青いのです。それに憧れてこうしてみました。

参考画像。前期型PC4D。銀塗装バンパーバンパー下が青いのです（※オーナー様の撮影許可を頂いて撮影しております）

参考画像その2。自分と同じ中期型PC56Tで、フオミュラーホワイトを維持しているであろう個体。バンパーが黒塗装ですが、バンパーから下のボデーも黒塗装です。（※オーナー様の撮影許可を頂いて撮影しております）

参考画像その3。左がみん友でもあるデル他さんの後期PC56T、右が私の中期PC56T。中期フオミュラーホワイトと後期ドーバーホワイトが並ぶと全く色が違いますね。そういえば私のはまだバンパーが銀色の頃…。後期はバンパーも含めて黒になります（とはいえ、オールペンされる車も多いのでこのあたりはあまり識別ポイントにはなりません。。。）。とキリ良くまとまったのでここいらで…。しかし、床板にも大穴が空いてアルミテープで塞いだ状態だし、本格補修はいつになるやら…。