瞬断対策
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
リアシートエンターテイメントシステム(自作)の続きの覚え書き。
アイドリングストップからのエンジン再始動時にシガー電源の瞬断(瞬低?)があるため、これに接続しているDVDプレーヤーが再起動してしまう。
このため、赤→青信号のたびにお子様たちからブーイングが・・・。
ということで、DVDプレーヤーの電源にコンデンサをぶら下げて電圧低下を遅らせることを試みた。
2
DVDプレーヤーDVH-570の消費電流は取説を見ると10.0Aとのこと。そんなに消費してないでしょーとイマイチ信用できんので、トライアンドエラー作戦でとりあえず適当なコンデンサをぶら下げてみた。
お守りとしてダイオードをシガー電源とDVDプレーヤーの電源の間に追加、カソード側とプレーヤー電源端子の間にコンデンサをぶら下げる。
まず3300uFをぶら下げたところ、アイドリングストップからのエンジン再始動でもDVDプレーヤーの電源が落ちなくなりました。
その代わりにエンジンを切ってからもしばらくDVDプレーヤーが再生を続けちょっと焦りましたが、約8秒後に電源が落ちるように。
3
とりあえず目的は達成しましたが、ちょっと充電しすぎなので、DVDプレーヤー電源の持続時間をコンデンサの放電時間の式から調整。
C = 3300uFの場合
t = C x R x ln(V1/V2)
8 = 0.0033 x R x ln(12 / 10.8)
R = 23088Ω
1~2秒間、DVDプレーヤーの電源電圧の下限10.8Vをキープできればよいので、
C = 1000uFに変更。
t = 0.001 x 23088 x ln(12 / 10.8)
=2.42s
4
実際もエンジンOFFから約2秒ちょいでDVDプレーヤーもOFFするようになりました。
もちろん、アイドリングストップからのエンジン再始動時もDVDプレーヤーの電源は落ちず、お子様たちからの苦情も無くなりました(笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]ヤフオク
関連整備ピックアップ
関連リンク