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2020年09月30日 イイね!

海外でも社外品でも在庫がない部品が壊れた その2

前回の記事の続きです。長いです。

冷却水漏れ自体はまぁ定番なわけで。
ラジエターから漏れていたわけではなく、インマニの下あたりから漏れていたので、おおかたこれまた定番のヒーターバルブだろうとたかをくくっていました。

主治医から告げられた壊れたパーツはヒーターバルブではなく以下の樹脂パイプで(細い管が折れました)、純正部品はないとのこと。



どこの部分かと言うと以下の3番の部品で、いかにも冷却系の取りまとめをやっている重要そうな部品です。
ちなみにOPEL品番は1336731、GM品番は90502423です。



冷却系の大事な部品なんだから何かあるだろうと思って海外ECサイトで社外品を検索したんですが、ないんですねこれが。
内心めちゃくちゃ焦っていましたが(だって治らなかったら廃車じゃん)、主治医さん曰くとりあえず現物の補修もできるよとのことなのでお願いしました。

しかし懸念として、
・折れた部分だけでなく部品自体が劣化していること
・冷却系が密閉式のため高い圧力がかかること
があるため、対策を検討します。

話はそれまして、この樹脂のクーラントパイプ、ポルシェ・カイエンでも同様の症状が多発したようです。
そして対策品では金属製に変更されました。
熱され加圧されるんだから、オペルも金属で作っといてくれよと真剣に思いました。
(実際は想定する製品寿命や、量産の容易さなどがあると理解はしています)

対策の検討に戻ります。
まず1つめは、金属で製作する方法ですね。
数ヶ月前にオペル アストラ  クーラントパイプ取り付けなる記事を拝見しました。
素人目ですがワンオフ製作できない部品ではなさそうです。
形状が少し異なり自分のほうが複雑で難しいかもしれないですが…

この方法のメリットはまず耐久性だと思います(鉄は論外でしょうけど)。
あとはまぁ冷えやすくなるとか?
デメリットは顧客としてはやはり価格、そして壊れた現物を外して渡す必要があります。
時間とお金がかかるため、今回は断念しましたがいずれ。
(リンク先の記事、以前拝見したときはまさか同じ部品が壊れて泣かされるとはつゆも思っていませんでした…)

2つめは似た部品の流用加工です。
色々調べていたところ、ドイツのカリブラのフォーラムにたどり着きました。
当該部品はカリブラでも使用されているようです。
そこの投稿者さん曰く、「当該部品はどこにもないけれど、(新品がある)Gアストラの部品がほぼ同じ形状だった」とのこと。
その品番を検索したところ、初期にマイナーチェンジがあったのか若干形状は違うものの、接続するホースの取り回しを見ると問題なさそうです。
径についても少なくとも写真上ではほぼ違いは見られません。
(比較画像のあるフォーラムはこちら

この方法のメリットは、とりあえずまだ新しくて部品があるという点。
(ヤナセには確認しておらず、eBayのお話ですが)
デメリットは、装着してみたら合わない、無理な取り回しになって別の部分が壊れる可能性がある等だと思います。

eBayで売っているのは以下の形状をしています。
形状が変わっても品番は同じなので、径も同じだと思います。



3つめとして少し考えた方法は、市販の塩ビ管を繋ぎ合わせて作る方法です。
径も含めてそんな都合の良い形状の継手があるのか?と疑問に思いながら現在調査中ですが、まず今は現物修理で進めており、採寸が困難なため参考程度とします。
(取り外しにはスロットルやインマニの脱着が必要になります。)

とりあえず次の手を3つくらい考えて、まずはeBayでGアス用の部品を注文してみました。
以前部品を購入したECサイトと比較するとヨドバシとヤフオクみたいな感じなので、適切に発送されるか、届くか心配になります。
日本も配送対象国に含まれていましたがどうでしょうか。

---

というわけで事の顛末を書いた前回の記事に続き、今回の記事は診断結果と今後の対策の検討でした。
目下の問題は現物補修がどの程度保つのかと、eBayは届くのかってところです。
補修が機能している間は、「その3」はないと思います。
「その3」書く機会が来なければいいですね…
次に水を入れてエンジンをかけるときかもしれないし、1年以上先かもしれません。
それでは。
Posted at 2020/09/30 23:39:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月30日 イイね!

海外でも社外品でも在庫がない部品が壊れた その1

タイトルに際してまず事の顛末を。

現在私のアストラは車検入庫中なのですが、実は入庫直前にトラブルが発生し、予定より1週間早い9月18日の入庫となっていました。
(ゼロ日目で出鼻を挫かれた4連休の話は別の記事で。)

トラブルというのは定番ですが冷却水漏れ。
漏れと言うかもはや穴が空いていたと言ってもいいくらいですが。

まず気付いた異変は、水温計が99度から下がらなかったこと。
もともと水温が高く95度くらいは平常なので、
「あれ、ちょっとおかしいな、まぁレッドゾーンは110度からだし…」
とポジティブに考えながら、温度を下げるためにヒーターを全開にします。
しかしここでヒーターから温風が出ませんでした。
これは確実に異常だと、コンビニに車を停車します。

ボンネットを開け圧力に注意しつつ、ラジエターキャップを開けます。
しかし、何の音もなくキャップが開きました。
見るまでもなかったですが、リザーブタンクはすっからかんでした。

自宅駐車場に漏れた形跡はなかったので、気付くまでの数キロの走行でかなり漏れたようです。
圧力がかかっていなかったため、99度を超えた冷却水が蒸発した量も多いでしょう。

減少量から無駄とわかっていながらコンビニで買った水を飲ませましたが、やはり車体下の水たまりが大きくなるだけです。
自走不可と断定してロードサービスを呼び、4連休を前に一週間早い入庫になりました。

アイドリングや吹けに問題はなく、積車に載せる際もエンジン一発始動だったのでオーバーヒートには至ってないと考えます。
とはいえ可能性がないわけではないので、歪みからのオイル漏れ等には注意しようと思います。
以前と変わらず6400rpmまで気持ちよく吹ければ良いのですが…

さてどこが壊れたのかは、その2に続きます。
Posted at 2020/09/30 22:17:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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26歳男性です。 オペルのアストラワゴン2台を所有しています。 最近はHアストラのほうでサーキット走行にハマっています。 Fアストラも引き続き現役で稼働中...
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