日産(純正) R33純正エアコンコンプレッサー  

HCR32（2号機）でもやった、純正コンプレッサー流用エセR134a化を、8年ぶり（！）に1号機でも実施することになりました（笑）
途中で気付いたけど、今回のはBCNR33のコンプレッサーでした！

コンプレッサー単体は、RB系であれば付くんですが（NEOエンジン系はブラケットが違っててコンプレッサーの形も大きく違います、ブラケットごと移植すれば付くんでしょうけど）、問題はホース。
低圧ホースは、コンプレッサーと同じ車種のものを流用で解決（→なので、出来ればコンプレッサーとセットで購入するのが間違いが無い）。
問題は高圧ホースで、コンデンサーへの取り付けを考えるとR32のホースをそのまま使わざるをえないのですが（そうしないとコンデンサーに付かない）、コンプレッサー側のチューブの取り回しが絶妙に干渉する（GT-R以外のR32は、コンプレッサー後端に接続部が寄っているのに対し、R33系はコンプレッサー中央にベタ付け状態）ので、コンプレッサー側の金具部分はR33用を使わざるをえず、結果的にR32+R33のハイブリッドホースを作成する必要があります。

うちは車屋さんで溶接で作成してもらいましたが、伝手が無い場合は両車の高圧ホースを準備して、ワンオフホースを作ってくれるところでニコイチホースを作ってもらうのがいいと思います。
（予備として作っておこうかと思っていたりする）

正しいやり方であれば、エキパンやら何やらも全部R134a用にせねばならないわけですが、何が違うかってガス自体に潤滑性があるかどうか程度の違いで作動原理は一緒なので、冷えるか否かと言われれば冷えます、程度には動きます。
（R32がガッツリ効きすぎるので、そういう意味では人体にやさしくなるかも・・・）

メイン写真の、上がR32のコンプレッサー、下がR33のコンプレッサー。