エアフロメーター修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
朝始動時のアイドリングは普通に安定しているのに、完全に温まってから信号で停止する寸前から停車時に500回転ぐらいまで回転が落ち込み800回転ぐらいまでの間をハンチングする症状が出てきました。エンジンチェック非点灯、エンジンもストールしそうでしません。Dにて診断器にかけてもらうとエアフロの痕跡が。約14万キロぐらいのときにリビルドに交換しましたが、あれから約13万キロ走行・・新品は約5マン(T_T)・・思い切ってエアフロを開いてみることにしました!!
2
「gc8エアフロ」で検索すると非常に役立つ修理情報が2件あります。写真を撮る余裕がありませんでしたが、コネクターに繋がる基盤の半田が接触不良を起こしている場合が多いそうです。使用していたリビルドも半田を強化したものでしたのでやってみることに。最初はコネクターに繋がる三極端子部分のみに熱を加えて溶かし直して装着してみましたが、症状は同じ。二度目は三極端子部分に新たに半田を溶かして盛ってみましたが装着後はやはり同じ症状が・・(T_T)三度目は三極端子以外の基盤の半田部分約19箇所に慎重に熱を加えて、半田と半田が繋がったりしないように細心の注意を払いながら溶かし直します。
半田付けに関してネットで調べて役に立ったのが私はダイソーで420円の半田ごてを用意しましたがこて先のクリーニングをまめにしないと細かい部分に熱を加えにくいのです。そこで洗車スポンジに水を含ませてこて先を拭うとキレイになって熱を加えやすくなるんです。
さて、三度目の正直ですが・・信号停車時にビタッと800回転付近でアイドリングが安定します!!それからクラッチを繋いだ瞬間の感覚が以前より街乗りしやすい感じです。エアクリーナーエレメントも交換したせいかエンジン自体の吹け上がりもめちゃスムーズですね!!新品交換したら5マン以上がエアクリ合わせて5千円以下の出費で済みました(笑)何よりそろそろこのGCもヤバいかなぁと感じていた今日この頃に、ヤッタ!!このクルマが帰ってきた~♪♪という悦びでいっぱいです(^o^)
何事もやってみるもんですね(*^_^*)
3
純正のエアクリーナーエレメント
4
2年以上使ったエアクリ表側
5
2年以上使ったエアクリ裏側
新品は綺麗な赤に近いオレンジなのにこんなにドロドロ(^_^;)
私のように年間2マンキロ以上走る方は1年毎にエレメント交換したほうが良さそうですね。
6
センサー部分は特に汚れているように見えませんでしたが、エレクトロニッククリーナーでさっと洗浄。
コネクターもエアフロ、車体側両方ともエレクトロニッククリーナーで洗浄してみました。
7
最後に27マンキロ目前(爆)
(後日談)
以前調子が悪くなって保管していたエアフロも今回と全く同じ修理方法で半田付けして3日間走って見た感想を・・
アイドルリングも安定しているしこれといった不具合は無かったのですが、この前修理したエアフロに比べると少しトルクが無いように感じるのと、テクトムMDMに表示されるエアフロ電圧も若干違うようなのです。3日間試走した後、すぐに最初に修理したエアフロに交換すると2500回転以下の低回転域での乗りやすい感が明らかにあります!!
ここで私なりに考えたのですが、半田付けで修理できる部分も間違いなくあるわけですが、長年の使用によりセンサー部自体がボケちゃうのが根本的な原因があるんだと思います。
正直、もし今度このエアフロに不具合が発生した場合はやはり新品を手配した方が良いかもしれないと思っています。
それからオクとかで中古を入手して半田付けしても必ずしも本来の性能を発揮するとは限らないかもしれないなぁ?とも思いました。
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