
最近の、電動式パーキングブレーキ搭載車に付いている、坂道発進を支援するヒルスタートアシスト機能(説明は「参考」欄で)。
これが搭載されているMT車で実際に有効になった際、少々コツがあるのではと考えています。
それは、2秒間ブレーキがかかる状況が続くので、あたかも手動のサイドブレーキを引いているときのように、ブレーキが解除されるまで半クラッチを続けつつ、解除されたら加速していくようにする必要がある、ということです。
また、ブレーキは強く踏み込みすぎず、必要十分な踏力に留めておくこともまた大切です。
なんでこんなことを書いたかというと、ヒルスタートアシストがない昔ながらのMT車で手動のサイドブレーキを使わないでスタートする場合、ブレーキを離せば通常はバックしてしまうので、離す直前に半クラにしておいて均衡を保ちつつ、スタートしていく感じになるかと思います。
しかし、ヒルスタートアシスト付きのMT車だと、それをやろうとすると、最初車が前に進まないで「?」となってしまったからです。ここで、誤ってアクセルをより踏み込むとガクガクしたり、クラッチを繋げに行ってしまうとエンストしてしまいます。
特に、強すぎる踏力で止まってしまうと、ヒルスタートアシストが機能中にブレーキホールド状態もそのまま強い状況が続いてしまい、解除された瞬間にスコーンとブレーキが抜ける感じが出かねません。
ちなみに、この話は僕のカローラツーリング(NRE210)での話で、他の車は違うかもしれません。
余談ですが、今日の写真は箱根から伊豆に向かっていくとある十国峠のドライブインでの1枚です。出発前に、大型オートバイの人が坂道発進が伴う駐車場から出る時に立ちゴケ、それも谷側にこけてしまい、後ろにいた2人乗りのオートバイ乗りの人に起こしてもらっている一幕を見ていました。自動車は立ちゴケすることはない点はマシかもしれません。ちなみに僕はオートバイは乗ったことがないので、倒れた大型オートバイは一人では起こせないと思います。
参考 -
トヨタの安全技術発進・停車をするとき:ヒルスタートアシストコントロール
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Posted at
2020/11/15 22:02:28