カルマンギアのレストアを始めた当初、オークションで出ていた「中古パーツ色々一式」を格安で入手できました。その中に、新品と思われる燃料ポンプが入っていました。ずっと使いませんでしたが、「予防保全」ということで交換してみることにしました。新品を死蔵していても仕方ないし、出先で動かなくなる原因の一つに燃料ポンプ不具合があるようですので。
まずは、デスビを取り外します。ちょっと前にBosch 034デスビに交換したときに燃料ポンプも交換しておけばいいのに、その辺は段取りの悪い私ならではですね。
デスビを外す前にプーリーを回して上死点に合わせます。デスビを外す前にデスビホルダーとの合いマークを付け、さらに点火時期がストロボで見えやすいようホワイトマーカーで印をつけておきました。
デスビキャップを外すと、明らかにキャップと同じ色の粉がいっぱいついていました。???と思ってよく見ると、なんとポイントレスのセンサーとデスビローターの下がこすれています(白矢印部分)。粉の正体はこれでした!
Bosch 034デスビに交換するときに、ポイントレスのセンサーとシャフトについている黒い部品との隙間を名刺一枚分に調節したまでは良いのですが、その後でローターを取り付けたら微妙に当たってしまっていたようです。センサーがちょっと削れていますが、とりあえず点火トリガーにはなっているようです。
デスビローターと隙間ができるようにセンサーをもう少し外側にずらして解決です。ふぇ~~~まさかこんなことになっているとは!
このようなハプニングがありましたが、デスビを外して穴にウエスを詰めてゴミ防止をしてから燃料ポンプを止めているナットを緩めます。
ここで以前にキャブ着脱用に購入した特殊スパナ(下写真)が役に立ちました。ラチェットが使えない位置にナットがあるんですよね。
ナットを取ると燃料ポンプはすぐに取れましたが、そのベースになっている黒いプラ土台(?)がなかなか取れなくて苦労しました。左右に揺らしながら上に引っ張って徐々に抜きました。10分くらいは格闘したと思います。意外な所で手こずりますね~
で、黒いプラ土台上下のパッキンを新しくして、新品ポンプをサクサクとつけたのがこちら。この写真を見て、わかる人は「おやっ?」って思うはずです・・・
デスビも戻してエンジンをかけて、フィルター部分を見るとガソリンが上がってきません。そのうちにエンジンは止まりました。”やっちまったなあ~”ってかんじですね。
空冷VWの燃料ポンプは2種類あるというのはわかっていたんですが、この新しいポンプは長い(107mm)ロッドが必要なもので、前から付いているものは短いロッド(100mm)用なのでした。ロッドがプッシュレバーに届いてないので燃料は送られず・・・当たり前ですね(あたりまえ体操)。ポンプを裏から見るとこうなります↓ 新しい方のプッシュレバー(ロッドが押すところ、赤矢印部分)は奥に引っ込んでいるのがわかりますよね。
う~ん、お勉強させていただきました!ということで、そそくさと元々付いていたポンプに戻したのでした。とほほ・・・ まさに骨折り損の・・・ですねえ。
ポンプを元に戻す前に汚れをふき取ったので、ちょっときれいになったかな。ポイントレスセンサーの接触も判明して解決できたし、黒いプラ土台のガスケットも新しくなったし・・・負け惜しみです!
とりあえず、予防保全は悪くないことなので適合する燃料ポンプ(または長いロッド)を買って近々にも交換します!
まだまだ修理は続く~(ガックリ・・・)
Posted at 2026/09/12 14:27:27 | |
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カルマンギア | 日記